汗でべたつく肌を回避!美肌研究家が教える「夏用スキンケア」3STEP
夏の肌に合わせたスキンケアをできていますか? 美肌研究家の杉本由美さんいわく、夏は特に間違ったスキンケアをしてしまうと、皮脂崩れやベタつきなどを加速してしまう可能性が高まるそう。
そこで今回は杉本さんに、夏のベタつき肌回避を目指す、簡単3ステップのスキンケア法を教えていただきます。
STEP1:「ぬるま湯」洗顔
スキンケアの基本は洗顔。蒸し暑いベタつく日は、洗顔は冷水ですませているという方も多いはず。
ですが、夏こそ“ぬるま湯”で洗顔していきましょう。なぜなら、寝ている間に肌表面を覆ってしまう汗と皮脂が混ざった汚れをオフするため。
皮脂のすべて洗い流すと、乾燥などの肌トラブルにつながってしまうことがあります。ベタつきが気になる日は、洗顔料をあわせて使うといいでしょう。
STEP2:手のひらで化粧心を重ねづけ
洗顔の次は保湿。ベタつきやすい夏は乾燥しないと思っていたら大間違い! 夏も紫外線やエアコンなど、乾燥を引き起こす要因がたくさんあります。
過剰な皮脂分泌を引き起こす原因のひとつは乾燥だといわれているので、肌へ水分をしっかり届けてベタつき肌の回避を目指しましょう。
化粧水を手に取りなじませたら、そのまま顔を覆います。パッティングはせずに、手のひらを使ってギュッと肌に押し込むように、やさしくうるおいを与えましょう。
ここでのポイントは肌がツヤっとうるおいサインを出すまで重ねづけすることです。
STEP3:乳液orクリームは肌状態で選ぶ
化粧水→乳液→クリームと、必ずしもフルアイテムを使用する必要はありません。特に夏はベタつきやすいため、水分は多め、油分を少なめにしたスキンケアがおすすめ。
そのため化粧水でしっかり水分を与えたあとは、クリームよりも油分が少ない乳液でフタをするくらいでもOKです。乾燥が気になる日はクリームを選んで、バランスのよい保湿ケアを。
その日の肌状態をチェックして、スキンケアアイテムをセレクトしていきましょう。
何もしなくてもベタつきやすい夏の肌。間違ったスキンケアが皮脂分泌を加速させ、メイク崩れにつながることも。
今回ご紹介した3ステップのスキンケア法を参考に、皮脂崩れに悩まない夏肌を育んでくださいね。
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※ TORWAISTUDIO、Yuriy Maksymiv / Shutterstock