パッチリアイを叶える!プロが教える「まつげメイク」の簡単3ステップ
メイクをするときに、顔の印象を決めるにもかかわらず難易度が高いパーツはまつげではないでしょうか。ビューラーで上げるのに苦戦したのに、時間がたつと下がってしまう……など、悩んでいる方も多いと思います。
そんなお悩みを解決するべく、ビューティープロデューサーの小笠原彩さんに、まつげをしっかりあげる方法と、そのカールを長時間キープするコツを聞きました。簡単3ステップなので、ぜひ参考にしてくださいね。
ステップ1:自分の目に合わせてビューラーを選ぶ
“パッチリアイ”をつくるためには不可欠なビューラー。自分の目にあった種類を選ぶことが大切です。
まつげをあげるときにまぶたを挟んでしまいがちという方は、ビューラーのカーブが合っていない可能性が大。眼球が大きく、目元がもともと大きめの方はビューラーのカーブがしっかりめのものを使いましょう。
逆に眼球が小さく、凹凸があまりない方は、カーブがフラットなタイプのビューラーがおすすめです。
目のカーブの形は個人差があるので一概には言えませんが、筆者のおすすめビューラーをご紹介します。
カーブが深いタイプ:エクセル 『スプリングパワーカーラー N』
カーブが浅いタイプ:シュウ ウエムラ『アイラッシュカーラー』
また資生堂の『アイラッシュカーラー』も、日本人の目の形に合わせてつくられていて、使いやすい設計です。
ビューラーは汚れたまま使用したり、ゴムが劣化したまま使用したりしていると、余計な負荷がかかり、まつげが抜けてしまうこともあるので、使用する前にはチェックを欠かさずに。
【商品詳細】
エクセル 『スプリングパワーカーラー』 / 800 円(税抜)
ステップ2:3段階にわけてまつげを挟む
最適なビューラーを選んだら、次に大切なのはまつげの挟み方。
まず根元を一度ビューラーでぐっとあげたら、あまり角度を変えずそのまま中央、毛先と3段階を目安に移行して、まつげをあげましょう。
角度をあげてぐいぐい引っ張りあげている方もいるかもしれません。この方法、しっかりまつげはあがりますが、まつげが抜けてしまうことが多いのです! 全体にカーブがつくように、引っ張らず毛先に向かって優しくすべらせるイメージでビューラーを使ってみてください。
よりパッチリあげたいときは、事前にビューラーをドライヤーで温めておくのがおすすめですよ。ビューラーが熱くなりすぎないように注意してくださいね。
ステップ3:マスカラでパッチリまつげをしっかりキープ
最後にしっかりあげたまつ毛をキープさせる方法です。
しっかりキープするためおすすめの方法はこの3つ。
(1)カールが持続するタイプのマスカラを使う
(2)マスカラの重さで下がらないようにつけすぎない
(3)マスカラを塗ってから、ホットカーラーで5秒間キープ
まず、マスカラはしっかりとカールがキープできるような商品を選びましょう。
カールが持続するタイプのマスカラは、画像のようにブラシに少しカーブがついているもの。このようなタイプは、根元に入れたときにそのまま自然にカールを付けていくことができます。カールがつきやすいマスカラを使うと、下がりづらくなりますよ。
筆者のおすすめはDIORの『マスカラ ディオールショウ アイコニック オーバーカール』。しっかりカールをキープしつつ、細かい毛もキャッチしてくれるので、パッチリまつげに仕上がります。
ただ、カールがキープできる商品を選んで付けても、マスカラの重さで下がることもあるので付け過ぎには注意が必要。一度全体につけて、それでもまだボリュームが足りないと思うときには、毛先に少しだけの量を2度付けしてあげるとよいですよ。
マスカラを付けたあと、お持ちの方はホットビューラーで5秒、根元と中間辺りに当ててキープすると、よりカールが長持ちします。試してみてくださいね。
【商品詳細】
DIORの『マスカラ ディオールショウ アイコニック オーバーカール』 / 4,536 円(税込)
カールが落ちやすくなる一因に、まつげの傷みもあります。パッチリアイをキープさせるためには、美容液などを使い、まつげの状態を良くしておくこともとても大切。まつ毛を優しくいたわりながら、パッチリまつげを目指しましょう。
【画像】
Ushico / PIXTA(ピクスタ)