-5歳も夢じゃない!「頬のたるみ&二重あご」すっきりヨガポーズ
友人が下を向いているときについ見てしまった、“二重あご”や“頬のたるみ”。「私も気をつけなくちゃ!」なんてドキッとしてしまうことってありませんか?
あごや頬のたるみは、姿勢が大きく影響しています。ケアをするなら上半身全部でケアしましょう。というわけで今回は、ヨガインストラクターである筆者が、小顔へと導く“上半身ケア”の方法をご紹介します。
あご、上がっていませんか?
街を歩いている人の歩き方や姿勢を見てしまうのは、筆者の職業病。多く見受けられるのが、歩いているときにあごが上がってしまっている残念な姿勢です。あごが上がった歩き方をしていると、顔のラインからあご周りがたるみがちに。
まぶたも、力を入れることが弱くなるので伏し目がちなまぶたになりやすいです。これではまぶたがたるみ、目が小さく見えてしまう恐れもあります。
あごに緊張感がない、顔周りがたるむ、目が小さく見える、一方で顔は大きく見える……と、あごが上がった歩き方をするだけで顔周りに良くない影響を及ぼしやすいのです。
あごを引くときは、下ではなく後ろへ
あごが上がっていることに気がついたら、その度にあごを引く癖をつけましょう。「アゴを引いてください」というと、あごを喉の方へ引いて上目使いの姿勢になる方が多いですが、これではおでこのシワも気になりますし、首周りに余計な緊張感を与えてしまいます。
あごを引くときは、下にではなく、頭ごと後ろへ引くことを意識しましょう。前に突き出た頭ごと、体の真上に乗せるために後ろへ引くのです。これだけでもあごのラインは整い、たるみ予防につながります。
コブラのポーズでスッキリ
頬からあご周りがたるんでいるということは、胸周りも縮んでしまっているということ。体はそれぞれが独立しているわけではなく、つながっているので、顔のケアをしたいときは、その周りのデコルテやお腹、肩と首のラインなど、上半身全体をケアすることが必要です。
そこで、これからご紹介する“コブラのポーズ”で、上半身全体をケアしてみましょう。
(1)うつ伏せに寝ます。両手は胸の横へ下ろし、脇は閉じておきましょう。
(2)あごを引き伸ばして、肩とあごの距離を遠ざけるようにして床に下ろします。
(3)息を吸いながらあごを遠くへ引き伸ばすイメージで、上体を持ち上げていきます。
(4)両手で床を押し込みながら、起せるところまで上体を起こしていきましょう。この時肩が上がらないように注意します。
(5)5呼吸キープしたら、うつ伏せの姿勢に戻ります。
(6)3セット行いましょう。
あごから首、デコルテまで気持ち良く伸ばしながらポーズをキープしてくださいね。縮こまった胸周りがスッキリと伸び、美しいあごのラインが期待できるでしょう。