TOP ビューティ リンスの後にトリートメントは間違い!? 美容師に聞いた「NGヘアケア」10選

リンスの後にトリートメントは間違い!? 美容師に聞いた「NGヘアケア」10選

2019.06.19

夏になると、髪の毛の“べたつき”、“乾燥”がいつも以上に気になりますよね。だからといって、ヘアケアにいいも悪いもないだろうと、なんとなくケアしてしまっていませんか? 実はケア方法次第で、ツヤ髪になるか、ゴワゴワ髪になるかが左右されることも。

そこで今回は、勘違いされがちな“NGヘアケア”をご紹介します。どれも美容師さんに聞いたNG習慣なので、もし同じケアをしてしまっていたら、今日からすぐに見直しましょう!

NG1:リンスのあとにトリートメントをする

出典: puhhha / shutterstock

シャンプーをしたあと、リンスやトリートメントをする方が多いはず。どのような順番で使っていますか? 実は間違っている人も多いので要注意。

どんな順番が良いかを把握するには、それぞれの役割について知っておくと良いでしょう。

リンスは髪の表面に皮膜をつくり手触りを良くしてくれます。トリートメントは髪の内部に栄養を運び、傷んだ髪を修復してくれるといわれています。

これを把握すると、トリートメントのあとにリンスをするのが良さそうだということがお分かりになるはず。使う順番にはお気をつけください。

NG2:1日にシャンプーを何回もする

出典: progressman /Shutterstock

朝と夜、両方シャンプーしていませんか? 1日に2回シャンプーしているほうが「きれいを保てる」「清潔」というイメージをもっている人もいますが、基本的には1回で大丈夫!

何回もシャンプーしてしまうと、そのぶん頭皮が乾燥しやすくなるんです。

NG3:オイルタイプのトリートメントだけ使う

髪を乾かす前に“洗い流さないトリートメント”をつける方は多いですよね。その中でも好まれているのは“オイルタイプのトリートメント”。

オイルタイプのトリートメントは保湿力が高く、髪に潤いを与え手触りも良くなると実感できるので人気のヘアケアアイテムです。

出典: New Africa / shutterstock

しかし、オイルタイプは粒子が大きいので髪の内部に栄養を運ぶことがむずかしいともいわれています。

まずは、粒子が細かいミストタイプのトリートメントで髪の内部に栄養を運び、オイルタイプで髪をコーティングする方法が、よりよいヘアケアといえますのでぜひお試しください。

NG4:洗い流さないトリートメントを使わない

出典: Maryna Pleshkun /Shutterstock

普段髪を乾かす前に“洗い流さないトリートメント”は使っていますか?

洗い流さないトリートメントを使うと「重くなる」「ぺったりする」と言って何も使わない人も多いですが、洗い流さないトリートメントを使わずに髪を乾かすとドライヤーの熱を直接受けるので乾燥しやすくなったり、ダメージを受けやすくなったりすることも……。

洗い流さないトリートメントには大きく分けて、オイルタイプとクリームタイプの2種類があります。

どちらも軽いタイプから重たいタイプまであるので、自分の髪質にあわせたトリートメントを選ぶことで、重たくなったりべったりしたりすることを避けられるはずですよ。

NG5:ダメージ毛以外へのトリートメント

シャンプーをしたら、トリートメントも当たり前のようにしている方が多いですよね。もちろん髪のダメージが進んでいる方はしっかりとすることで、きれいな髪質へ導くことが期待できます。しかしダメージの進んでいない髪へのトリートメントは逆効果になることも。

もともと潤いのある髪にトリートメントをつけてしまうと、髪の質感が必要以上に重たくなってしまったり、べたついてしまったりと質感を損なう場合があります。自分の髪にトリートメントが必要かどうかを確かめてから使うようにしましょう!

NG6:トリートメントの塗布量が多過ぎる

髪の乾燥やダメージを早く改善したいと思って、髪の毛に大量のトリートメントを塗布していませんか? トリートメントを適量以上に塗布すると、髪の毛が吸収できなかった分は頭皮などに付着してしまいます。

頭皮にトリートメントが付着すると毛穴に詰まるなど、頭皮トラブルの原因にもなりやすいのです。トリートメントは各製品に表示されている適量を守ってくださいね。

NG7:髪の水分はゴシゴシ拭き取る

出典: YakobchukOlena / PIXTA(ピクスタ)

濡れている髪は、とても繊細です。ゴシゴシ拭いてしまうと、それだけでキューティクルは傷ついてしまう可能性が。そのため、優しく叩きながら、水分をタオルに吸わせるように拭き取ることが大切です。

NG8:熱い風を当てたまま終わる

ドライヤーを下から上に当てるのはNGです。上から下に、根元から毛先にかけて乾かすことにより、キューティクルがきれいに整いやすいです。

乾かし終わったら、最後にドライヤーの冷風を髪全体に当てましょう。そうすることで、キューティクルをくっつけて、髪にハリやコシを出すことが期待できますよ。

NG9:自然乾燥させる

出典: Zynatis / shutterstock

ドライヤーで髪の毛を乾かすと熱でダメージを受けそうだと自然乾燥していませんか?

自然乾燥は髪の毛にとっても、頭皮にとっても、良いことはありません。髪の毛が濡れている状態はキューティクルが開きやすく、ダメージを受けやすくなっています。自然乾燥を繰り返していると、髪の毛がごわついてパサパサ乾燥する原因となってしまうことが。

ドライヤーを使えばキューティクルをきれいに整えることができますし、キューティクルを整えるとツヤも出やすくなります。

ドライヤーをかけるときのポイントは髪の根元〜毛先に向かって乾かすこと! 毛先から乾かすと髪の毛全体が乾く頃には毛先にドライヤーの熱が当たり過ぎてパサパサになるので気をつけてください。

NG10:ドライヤーをするとき、一緒にブローもする

出典: GATTA(ガッタ)

ドライヤーを使う際、より髪にツヤを出そうとブラシを使って髪を整えながらかけていませんか? たしかにブローをすれば一時的に髪にツヤが出たり、手触りがよくなったりします。しかし髪にブローをするということは、髪に摩擦を加えることになるので、毎日行うことはおすすめしません。

髪を乾かす際はなるべくテンションを加えないように風の力だけで髪を乾かし、本当に必要なときだけブラシやアイロンを使ってツヤを出すようにしましょう。

 

美髪へ近づくためには、日々の習慣を見直して、髪の毛にやさしいケアを心掛けましょう。今年の夏は、サラツヤ髪をなびかせてみては?

【画像】
※puhhha、progressman、New Africa、 Maryna Pleshkun、Zynatis / shutterstock、YakobchukOlena / PIXTA(ピクスタ)

※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。
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