
annaアンバサダーのウラリエさんと行く、自然と共に楽しむ新しいシンガポール
きらびやかな夜景に巨大モールでのショッピング、どこか都会的なイメージのシンガポールですが、実は“自然との共生”をテーマに植樹などの国土緑地化計画に力を入れるサステナブル大国であることをご存じですか? 今回は、annaアンバサダーのウラリエさんと一緒にシンガポールを訪れて、自然を感じながらリフレッシュできる新しいシンガポールの楽しみ方をご紹介。自然と野生動物の聖地「マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ」にオープンした最新スポットや緑と調和したすてきなホテルをはじめ、まだ日本ではあまり知られていない魅力が盛りだくさん。予約をするなら、旅先でのひと時がもっと充実するJTBの海外ツアー「ルックJTBMySTYLE」がおすすめです♡気になる方はぜひチェックして!
「マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ」で雄大な自然を満喫

シンガポール北部に位置する「マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ」は、東京ドーム約25個分の広大な土地に、「シンガポール動物園」や「ナイトサファリ」をはじめとした5つの施設を有する自然保護地区。その敷地内に2025年3月にオープンした「レインフォレスト・ワイルド・アジア」は、シンガポールで今最も注目を集める体験型動物園です。

これまで何度かシンガポールを訪れているウラリエさんですが、街歩きやショッピングを楽しむことが多く、自然を意識した旅は今回が初めてだそう。
「普段は街中で遊ぶことが多くて、『マンダイ』に来るのは高校の修学旅行で『ナイトサファリ』に訪れて以来です。現地でも話題とのことなので、どんなスポットなのかすごく楽しみ! 」と期待に胸を膨らませます。

2025年オープンの最旬スポット「レインフォレスト・ワイルド・アジア」

アジアの熱帯雨林をテーマにした「レインフォレスト・ワイルド・アジア」は、自然に溶け込むさまざまなアクティビティを体験しながら野生に近い環境に展示された36種類の動物に出会える冒険型動物園。園内のトレッキングエリアには10通りのルートが用意され、自分に合ったコースを選んで散策することができます。
トレッキング初心者のウラリエさんは、スタンダードなレベルの「Log Crossing Trek」をチョイス。熱帯雨林を再現したトレッキングコースを歩きつつ、「これが施設の中っていうのが不思議。ほんまに森の中に迷い込んだみたい! 日本では見られない植物も多くて、花や草木を観察しながら歩くだけでもワクワクします」と声を弾ませていました。

ベビーカーや年配の方も安心して楽しめる高架遊歩道もスタンバイ。大きな樹木が横たわる道はインパクト満点です。「キャノピージャンプ」というバンジージャンプのようなアクティビティや空中散歩コースも設置され、まるで大自然の中を冒険しているような気分を味わえます。
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“世界一美しいサル”と称されるアカアシドゥクラングール。「毛並みがすごくきれい」とウラリエさん -
石灰岩の山がそびえ立ち、ロッククライミングなどができるカルストエリアに生息する絶滅危惧種のフランソワ・ルトン -
別名“アカオオカミ”とも呼ばれるドール。「オオカミと付きますが、イヌの仲間だそうです」 -
あいにくお昼寝中ですが、生息地に近い環境でイキイキと過ごすトラが見られることも
園内を散策していると、さまざまな動物に出会えるのがこちらの魅力。思いがけない場所(しかも結構近く! )に隠れていることも多いので、じっくり目を凝らしながら歩きましょう。
ロッククライミングや洞窟探検など刺激的なアクティビティもあるので、大自然の中で体験してみたい方はチャレンジしてみて。

\ ウラリエさんComment /
「至近距離でいろんな動物が見られて臨場感たっぷり! 特に、アカアシドゥクラングールが今にも触れられそうな距離感まで迫ってきたことに驚きました。シンガポールは1年を通して高温多湿な熱帯気候なので、散策の際は水分補給を忘れずに。山道のトレッキングができるので、履き慣れたスニーカーがおすすめですよ」。
レインフォレスト・ワイルド・アジア
▼もっと楽しみたいあなたは、洞窟レストラン「キャバーンレストラン」へ

たくさん歩いてお腹が空いたら、「レインフォレスト・ワイルド・アジア」内にあるシンガポール初にして唯一の洞窟レストランへ。こちらは東南アジア最大かつ最も複雑な洞窟群の一つであり、ユネスコ世界遺産にも登録されているマレーシア・サラワク州のムル洞窟をイメージして作られた洞窟の一部。シンガポールを代表するタンロックグループが運営を手がけており、ろうそくが照らす幻想的な空間で国際色豊かなウエスタン料理を味わえます。洞窟の散策と併せて楽しむのがおすすめです。

プルドポークタコスやマスタード入りのクリームソースで味わうグリルポーク、丸揚げしたカリフラワーのチーズソース添えなど、さまざまな国の食文化をミックスした料理がずらり。
「日本ではなかなか味わえない料理を楽しめたし、何より洞窟で食事をする非日常体験ができて大満足。洞窟内はひんやりしていてとっても快適でした。ガイドさん曰く、実際の洞窟を3Dスキャンし、それをモデルに作られたそうで、そのお話にもびっくりしました!」
キャバーンレストラン 〜隠石(いんせき)〜
美しい鳥に思わず見惚れる「バードパラダイス」

1971年にシンガポール西部で開園し、長年親しまれてきた「ジュロン・バードパーク」が2023年1月に閉園し「マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ」の一角にお引越し。同年5月に「バードパラダイス」としてリニューアルオープンしました。

「バードパラダイス」は、世界中から集めた珍しい鳥たちが生息するアジア最大級のバードパーク。アフリカやアマゾン、オーストラリアの奥地など、さまざまな地域の生態系を反映した展示エリアに分かれ、400種類・3,500羽以上が悠々と暮らしています。
高さ20mから流れ落ちる人工の滝をバックに、湿地帯の環境を再現した「ホンリョン・ファウンデーション・クリムゾン湿地帯」。色鮮やかなオウムやフラミンゴ、ショウジョウトキなどが目の前を行き交い、「めちゃくちゃきれいですね」とウラリエさんも夢中で写真を撮っていました。

そのほか、「プレゼンテーション」と呼ばれるバードショーや餌やり体験など、間近で鳥を観察できるアクティビティも充実。シロハラウミワシ、ヒメコンドル、ハリスタカといった食物連鎖の頂点に立つ猛禽類が繰り広げるショーもあり、スピーディな飛行や捕食シーンは迫力満点です。

\ ウラリエさんComment /
「私のお気に入りはレインボーカラーのコンゴウインコ。レインボー好きにはたまりません。カラフルな鳥を眺めているだけでテンションが上がったし、すてきな写真もいっぱい撮れました」。
▼もっと楽しみたいあなたは、「クリムゾンレストラン」でハイティー体験

「クリムゾン湿地帯」エリアに併設する「クリムゾンレストラン」では、大きなガラス窓を備えた窓際の席から、鳥たちが自由に飛び回る様子を眺めながら食事やアフタヌーンティーを楽しむことができます。店内の一角で野菜やハーブを栽培し、料理に使用するサステナブルな取り組みも。

華やかなルックスにも心が躍るハイティーセットは女子旅にぴったり。フラミンゴを模ったシュークリームや濃厚なチョコケーキ、さっぱりした甘さのマンゴープリンなどのスイーツに、“バクワ”と呼ばれる甘辛いチキンジャーキーや甘い揚げパンを使ったシンガポールらしいセイボリーがセットになっています。
「鳥を眺めながらハイティー体験ができるってとってもぜいたく。シンガポールのローカルフードが味わえるのも良かったです」とウラリエさん。

「シンガポール動物園」でビュッフェ形式のモーニング

“オープン・ズー”をコンセプトに檻や柵を最小限に抑え、自然の生息環境をできるだけ再現した開放的な展示が魅力の「シンガポール動物園」。約300種・4,200頭もの動物が暮らしており、動物の姿を至近距離から眺められます。
こちらの意外な人気コンテンツが、動物たちと一緒に朝食&記念撮影ができる「ブレックファスト・イン・ザ・ワイルド」。緑に囲まれた半屋外の朝食会場「アーメンレストラン」にアフリカンペンギンやミミズク、イグアナなどの動物が日替わりで登場し、記念撮影やふれあい体験をしながらビュッフェスタイルの朝食を楽しめます。イグアナに触れたウラリエさんは、「ザラザラしていて固そうだけど、想像以上に柔らかい触り心地でした」と話していました。

特筆すべきは、絶滅危惧種にも指定されているオランウータン。木々を飛び移りながら遊んだりフルーツを頬張ったり、自由に暮らすオランウータンを観察しながら食事ができるのは世界でもここだけ! フルーツを頬張る貴重な食事シーンを目に焼き付けることができました。
「オランウータンの毛並みって思っていた以上にきれいでふわふわ! 近くで見ないとわからなかった発見でした。2頭が仲良く現れて、一緒に遊んでいる様子もかわいかったです」。
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シンガポールらしい多国籍な朝食が味わえます -
自然な風が通り抜ける、快適な半屋外空間

\ ウラリエさんComment /
「写真撮影の時間がしっかり確保されているのが嬉しかったです。スタッフさんがとても親切で、シャッターを気軽にお願いできるのもありがたいなぁと。動物と一緒に食事ができるなんて、朝からぜいたくすぎますよね」。
ブレックファスト・イン・ザ・ワイルド
番外編:「マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ」を快適に楽しむコツ

園内には無料のシャトルバスが運行しているので、パーク間の移動に利用しましょう。どの施設も広大で見どころがたくさんあるため、足が疲れないよう履き慣れた動きやすいシューズを選ぶのがおすすめです。自然をそのまま残しているぶん屋根のないエリアがほとんどなので、日焼け対策もお忘れなく!
また、プラスチックゴミの削減を目的に、園内の各所に給水所が設置されているのでマイボトルを携帯しておくと便利です。シンガポールは1年を通して暑さが厳しい国なので、パワフルに過ごすためにもこまめな水分補給を心がけて。
今、訪れたいのは自然と共生するサステナブルホテル
01:自然を全力で楽しみたいあなたは!「マンダイ・レインフォレスト・リゾート by バンヤンツリー」

2025年4月、緑豊かな「マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ」内に開業。数々の有名ホテルを手がけるバンヤン・グループのシンガポール初となるリゾートホテル。建築からインテリアまで、すべての要素が環境と調和するようデザインされ、雄大な自然に抱かれるような心地よさを体感できます。
今回訪れた「レインフォレスト・ワイルド・アジア」や人気の「ナイトサファリ」などにも直接アクセスできるので、「マンダイ」内の施設を利用する方にぴったり!
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屋内外の境界線を取り払った開放的なロビー -
建物の至る所を緑が覆い、自然に包まれているような気分に -
館内を歩いているだけで自然を感じられる


ウラリエさんが宿泊したのは、2名まで宿泊できるキングサイズのベッドと自然を感じるインテリアを備えた「サンクチュアリ・キング」。青々と生い茂る森や貯水池を眺めながら、ソファーに座ってゆったりくつろげます。

ホテル全体でプラスチックフリーを推奨しており、家具はもちろんハンガーなどの小物類も木製を使用。お手洗いには雨水を再利用、シャンプーやトリートメントはゴミを減らせるボトル式、サトウキビを原料にしたボトルを各部屋に備えるなど、サステナブルな取り組みに力を入れています。
また、エアコンの最低温度を24℃に設定したり電気や水の使用量を可視化したりと、電力や水も徹底的にシステム管理。環境保全に対するホテル全体の意識の高さがうかがえます。
「めちゃくちゃいいお部屋に泊まらせていただけてうれしいです! 自然に包まれながら慌ただしい日常から離れて、ゆっくり自分のための過ごすことができました」とウラリエさん。
▼こちらもおすすめ! 安らぎの時間が過ごせる「ツリーハウス」
より特別な体験をしたい方は、全室バルコニー付きの「ツリーハウス」を利用してみて。バルコニーとつながる開放的な空間で、庭園や貯水池の景色を眺めながら自然との一体感を味わえます。鳥の巣からインスピレーションを得た「ツリーハウス」の宿泊者専用プールもスタンバイ。
ディナーはレストラン「Forage」でお任せのコースを


ディナータイムは、穏やかな貯水池を望むスペシャリティレストラン「Forage(フォレージ)」にて、シェフに完全お任せのコース「Trust the Chef」をオーダー。リゾートの屋上にあるエディブルガーデンで収穫した新鮮な食材に旬を掛け合わせた料理が味わえます。




フェンネル×ターメリックソースで味わう北海道ホタテのグリルやアカロアサーモンのアスパラスープ仕立て、希少部位であるイベリコポークのプルーマ、トリュフソースを添えた和牛のステーキなど、どれも手の込んだぜいたくな一品ばかり。前菜からメイン、デザートまでおいしくいただきました。
※メニュー内容は日によって異なります。
「肉・魚のメインが2品ずつ付いた大満足のコースでした! ドリンクが少なくなるたび給仕のスタッフさんが足してくださったのが印象的で、温かい気遣いも魅力的だなと感じました」。
ローカルも多国籍も! 「Planter's Shed」で朝食ビュッフェ

地下1階のオールデイレストラン「Planter's Shed(プランターズシェッド)」では、ローカルから多国籍料理まで幅広く味わえる朝食ビュッフェを実施。カヤトーストやチリクラブパオ、パンダンシフォンケーキといったシンガポール料理のほか、インドやマレーシア、中国など各国の料理が味わえます。

目の前で調理してくれるライブキッチンも。3種類から好みの麺と具材をカスタマイズしてスタッフさんに渡すと、チキンスープを使った麺料理を作ってくれます。朝の身体に染み渡るやさしい味わいに癒やされました。
ビュッフェコーナーにはスパークリングワインのボトルも並び、朝から楽しめるのもポイント。友人やパートナーと優雅にグラスを傾ければ、きっと特別な一日がスタートするはず!

\ ウラリエさんComment /
「夜は虫の声、朝は鳥のさえずりに耳を傾けながら、自然に溶け込んだような心地よさを感じることができました。翌朝はちょっと早起きして、宿泊者なら誰でも利用できるツリーハウスの展望台から美しい朝焼けを眺めるのがおすすめです! 」
マンダイ・レインフォレスト・リゾート by バンヤンツリー
02:街中も楽しみたいあなたは! 「パークロイヤル コレクション ピッカリング シンガポール」

観光客でにぎわうMRTチャイナタウン駅の近所に位置し、都会にいながらも自然を感じられるシティホテル。ホテルの敷地の大部分が豊かな緑に覆われており、空中庭園や滝を取り入れたバイオフィリックデザインが特徴。環境に配慮した取り組みに加え、宿泊者なら誰でも使えるフィットネスセンターや屋外インフィニティプールの設置、土曜限定のフィットネス教室の実施など、ウェルネスコンテンツも充実しています。


ウラリエさんが宿泊したのは、16階のクラブラウンジへのアクセスが付いた「コレクションクラブ ルーム」。大きなガラス窓からは街中の景色が一望でき、窓辺に腰掛けながらリラックスして過ごせます。また、「ルックJTBMySTYLE」を利用すると、冷蔵庫の中のビールやジュース、お菓子などが無料で楽しめるサービスも。
「街中なのに緑がいっぱいで気持ちいい! 部屋に浄水器が備えられていて、好きな時に飲料水が調達できるのもありがたいですね」とウラリエさん。

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ソファーベッドを設置した開放的なアウトドアテラス。ヨガなどのアクティビティはこちらで開催 -
都会的な風景と緑との調和を感じながら散歩ができるガーデンウォーク -
ガーデンウォークには小さな滝も備えられています -
ホテルを上から見下ろすとこんな感じ。ユニークなシルエットの建物に緑が生き生きと生い茂っています
ホテル最上階の「コレクションクラブ ラウンジ」が利用可能に

コレクションクラブルームに宿泊すると、アフタヌーンティーやイブニングカクテルなどが楽しめる「コレクションクラブ ラウンジ」が利用できます。大きなガラス窓からシンガポールの街並みを一望しつつ、ホッとひと息つきましょう。
「地上16階からの眺望は最高! のんびりしてもいいしPCを広げて仕事をしてもいいし、ここで自由に過ごせるなんてとってもぜいたく。夜はバー営業をしているそうなので、次は夜景を見に来てみたいです」とウラリエさん。


ラウンジで朝ごはんが食べられるのも、コレクションクラブの利用者ならではの特権。利用者数が限られているため混み合いづらく、自分のペースでのんびり朝の時間を過ごせます。飲茶やサラダ、フルーツなどが揃うプチビュッフェのほか、ココナッツミルクで炊いたご飯にフライドチキンなどを添えたプラナカンの伝統料理やシンガポールの朝食の定番であるカヤトースト、ほぐしたチキンをトッピングしたお粥などがオーダーできます。エッグベネディクトやパンケーキといった洋風の朝食も用意されているので、好みに合わせて選んでくださいね。
ウラリエさんは、お粥とオムレツ、カヤトーストをオーダー。
「食べたいものが何品かあったので、いくつか注文してシェアすることに。オムレツはできたてでふわふわ、カヤトーストは以前屋台で食べたものに比べて上品でさっぱりとした甘さが私好みでした」。
▼1階のレストラン「Lime」の朝食もチェック!

ラウンジの朝ご飯に比べ、バラエティ豊かな料理が揃う1階のレストラン「Lime」。複数人でワイワイ食事をしたい時や豊富な品数を重視したい時は、こちらを利用するのがおすすめ。紅茶はシンガポール発の高級ブランド「TWG」、コーヒーはその姉妹ブランド「BACHA COFFEE」と、お土産にも人気のブランドのドリンクが味わえます。
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実は日本食もあるんです!
左)お味噌汁 右)巻き寿司 -
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\ ウラリエさんComment /
「まさに都会と自然の調和を象徴したようなホテル。手入れの行き届いたフレッシュなグリーンに癒やされました。観光地へのアクセスも良好で、取材の空き時間にチャイナタウンを散策できたのもいい思い出。街並みを楽しみながら観光したい方は、ホテルのレンタル自転車を活用するのもおすすめです!」
パークロイヤル コレクション ピッカリング シンガポール
シンガポールといえばの定番スポットもハズせない!

ここまでは、緑と共に楽しむ新しいシンガポールの魅力にフィーチャーしてきましたが、せっかくシンガポールに行くなら定番の観光スポットも気になるところ。ウラリエさんとanna編集部が厳選したおすすめを紹介します。
シンガポールといえばの定番「 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」

シンガポール政府が力を入れる国土緑化計画のアイコン的な国立公園。高さ20~50mの人工樹「スーパーツリー」に加え、「フラワー・ドーム」や「クラウド・フォレスト」などテーマの異なる2つの巨大ドーム型植物園を有する近未来型施設。全12本の「スーパーツリー」のうち2本は空中回廊でつながっており、地上22mの刺激的な散策を楽しめます。
また、「スーパーツリー」は上部の広がった形状部分から雨水を受け止めて、園内の庭園に水を供給すると同時に、2つのドームの排気口にもなっているそう。そのほか、バイオマス発電で生じた燃焼ガスの排出や太陽光発電パネルを使った電力の創出など、園内を維持するための重要な役割を担っています。
「インパクトのあるルックスが注目されがちですが、サステナブル大国であるシンガポールの象徴的な存在でもあるんですね。ガイドさんの話によると、スーパーツリーは蘭の花の構造を参考に設計されたみたいです」とウラリエさん。
フラワー・ドーム
イタリアやスペインといった地中海沿岸、アフリカ、西オーストラリアなど世界中の植物を展示する植物園。中央エリアには、毎回テーマに合わせて趣向を凝らした花の展示を開催しており、いつ訪れても飽きることなく楽しめます。取材時は、ユリをテーマにしたイベントを実施していました。ドーム内は常に20〜24度の過ごしやすい温度に保たれ、管理の行き届いた植物たちが元気に迎えてくれます。ウラリエさんは変わった形のサボテンが気に入ったようでした。
クラウド・フォレスト
高山植物をテーマに、マレーシア・サバ州のキナバル山や南アフリカ高地の気候を再現した植物園。中に足を踏み入れると、緑に覆われた人口の山が堂々と立ち、高さ35mから流れ落ちる滝は圧巻です。「水しぶきが冷たくて気持ちいいですね」とウラリエさん。エレベーターで6階まで上がり、ゆるやかな急斜の散策路を下りながら高山植物を眺めるのがこちらの楽しみ方。「フラワー・ドーム」の雰囲気とはまた違い、冷涼な森を訪れたような気分を味わえます。
街歩きも外せない!
オーチャード・ロード

シンガポールの中心部に位置し、およそ2kmにわたって伸びる国内最大のショッピング街。高級ブランド店、デパート、ショッピングモール、レストラン、エンタメ施設などが軒を連ね、地元の人や観光客でにぎわっています。お買い物やお土産探しを楽しむならぜひこちらで!
プラナカンハウス

華やかな外観に思わず目を奪われるこちらは、「プラナカンハウス」や「ショップハウス」と呼ばれるシンガポールの伝統的な長屋風建築。1階は店舗、2階は住居として現在も利用されています。「プラナカン」は“現地で生まれた”を意味するマレー語で、中国系の移民と現地のマレー人の間に生まれた子孫の総称。そこで発展した文化にヨーロッパのエッセンスが融合し、「プラナカン文化」と呼ばれる独自のカルチャーが形成されました。そんなプラナカンの感性を投影した建築が、カラフルなタイルの装飾や配色が目を引くプラナカンハウスです。
古くからプラナカンの人々が多いシンガポール東部のカトン地区には、レトロなプラナカンハウスが数多く残り、雑貨店や飲食店が入居しています。かわいらしさに胸をときめかせつつ、ショッピングや記念撮影を楽しんで。
▼カトン地区の立ち寄りスポット「金珠」

「クエ」と呼ばれるひと口サイズのプラナカンの伝統菓子を中心とした老舗。もち米ベースの生地に黒糖の蜜を包み、ココナッツファインをまぶしたひと口サイズのおやつ「オンデ・オンデ」をいただきました。
ウラリエさんはひと口食べて、「中から黒糖蜜がとろっとあふれてとってもおいしい! ココナッツの食感ともっちりトロトロの口当たりがクセになりますね」と口元をほころばせていました。
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店先にはもち米や米粉、タピオカ粉をベースにしたおやつがずらり。手前が今回購入したオンデ・オンデ -
天井からはチマキがぶら下がっていました -
パイナップルクッキーや調味料なども販売。プラナカン雑貨の取り扱いも
チャンギ空港でのお買い物も楽しい! 「ジュエル・チャンギ・エアポート」

シンガポールの玄関口、チャンギ国際空港内に2019年にオープン。広大な敷地に、ショップやレストラン、ホテルなどが250軒以上集まる複合施設。空港のターミナル1直結、ターミナル2・3とは専用通路でつながっており、アクセス良好なのも魅力です。
見どころは、屋内では世界最大級の滝で、高さ40mから勢いよく水が落ちる様は迫力満点。青々とした木々に囲まれ、フォトスポットとしても人気です。5階フロアには「キャノピーパーク」と呼ばれる庭園があり、空中散歩や迷路などのアクティビティを体験できます(別途入場料要)。
「滝の近くがひんやり涼しくて気持ち良かったです。市内では立ち寄れなかったので、ジュエル内のスーパーでお土産を買いました! 日本にはない商品がいっぱいでテンションが上がりました。余裕を持って空港に到着して、こちらで帰宅までの時間を過ごすのがおすすめです」。
だから「ルックJTBMySTYLE」を利用するのがおすすめ!
「ルックJTBMySTYLE」を利用すると、オトクかつ快適に旅を楽しめるサービスが盛りだくさん。おすすめのポイントをまとめました!
おすすめ01:シンmobi&ルックJTBタクシー
追加料金なしで滞在中何度も利用OK! 「シンmobi」

日本語対応の専用アプリから配車予約し、最寄りの停車ポイントから乗車できる乗合型の移動サービス。マーライオン公園やガーデンズ・バイ・ザ・ベイなどの観光地はもちろん、オーチャードやチャイナタウンにもポイントがあり、目的地への交通費を抑えつつ快適に移動できます。お買い物で荷物が増えたり突然のスコールに見舞われたり、困った時にすぐ配車予約できるのが魅力です。滞在中何度も利用できるのもうれしい!
※予約可能時間 9:00〜21:30(最終乗車)
▼「シンmobi」配車サービスの使い方
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あらかじめスマホに入れておいた「シンmobi」アプリを起動。「呼ぶ」を選択し、現在地から乗車スポットをチョイス -
降車地を選択。日本語で検索もかけられるので安心 -
「JTB シンmobi乗り放題」を選択し次の画面に進む -
ルートを確認して「mobiを呼ぶ」を選択 -
予約完了画面。ドライバー名や車種まで明記されている(本画像では塗りつぶしています) -
乗車予定時刻や降車予定時刻は、予約の詳細画面で確認できる -
時間通りに来るから予定が立てやすい! 「ルックJTBタクシー」


「ルックJTBタクシー」は、1グループの滞在につき1回・1区間利用できるタクシーの配車サービス。迎えに来てくれたドライバーにクーポン券を手渡すだけ。ドライバーは日本語の案内プレートを持っているので、迷わずタクシーに乗り込むことができます。シンガポール市内の乗降可能エリアに加え、カトン発着、セントーサ島発着の3つの区間で利用できます。
※一部利用できないエリアあり。販売店もしくは申込画面をご確認ください。

\ ウラリエさんComment /
「乗合型移動サービスのシンmobiは、ふと思い立った時のちょっとしたお出かけに。タクシー配車サービスのルックJTBタクシーは、絶対に遅れたくないレストランの予約などにぴったりだなと感じました。2つの移動手段を上手く使い分ければ、交通費を抑えながらより快適に旅を楽しめると思います。シンmobiアプリの操作も簡単なので、ぜひ活用してください! 」
おすすめ02:150日前の早期予約で人気ホテルのディナービュッフェ付き!

「ルックJTBMySTYLE」では、利用日から150日前までの予約で、ザ リッツ カールトン ミレニア シンガポール内のレストラン「コロニー」のビュッフェディナーを滞在中1回追加代金なしで利用できます。こちらのビュッフェは豊富な品数とクオリティの高さが評判で、観光客だけでなく地元の方にも人気だそう。

カニ、エビ、ホタテ、ムール貝など新鮮なシーフードプラッターやシンガポールのローカルフードに加え世界各国の料理をサーブ。パスタやリゾット、ラクサなどを目の前で調理してくれる7つのライブキッチンも設置されています。「あれもこれも食べてみたい」と興味の赴くままに盛り付けていくと、すぐにテーブルがパンパンに!
※利用の150日前までに希望のプラン・参加日にて要予約。一部対象外のコースあり。
※レストランまでの送迎はなし。
\ ウラリエさんComment /
「こんなに豪華なビュッフェを追加代金なしで楽しめるなんて、さすがルックJTBMySTYLE。一品一品ハイクオリティで、これがビュッフェとは信じられないくらい! 私はチリクラブとラクサがお気に入りでした。普段はできない特別な体験をするためにも、絶対150日前までに予約した方がいいと思います! 」
おすすめ03:追加代金1,000円でキラキラ夜景観光プランがセットに

ビル群のライトアップや水面への光の反射が織りなすシンガポールの夜景は、世界有数の美しさ。マリーナベイ・サンズを背景に毎晩開催される光と水のショー「スペクトラ」も見どころのひとつです。
「ルックJTBMySTYLE」では、オープントップバスで人気夜景スポットを巡るプラン、ボートに乗ってきらめく街並みやナイトショーを鑑賞するプラン、セントーサ島のライトアップを満喫するプランと、追加代金各1,000円で参加できる3つの夜景観光プランを用意。シンガポールの夜がもっと充実すること間違いなしです!
おすすめ04:ヒルトン シンガポール オーチャード「チキンライス」追加プラン

「ルックJTBMySTYLE」には、オーチャードロードの中心地にあるヒルトン シンガポール オーチャード内の老舗レストラン「チャターボックス」の「チキンライス」の食事プランも!
1971年創業の「チャターボックス」は、ヒルトンの前身であるマンダリンホテル時代から続くレストランで、名物のチキンライスは多くの著名人の舌を唸らせてきました。長年変わらぬ調理法で作られるチキンライスは、丁寧に火入れした茹で鶏とチキンスープで炊き上げたご飯に、ジンジャー、ダークソイ、チリといった3種類のソースを添えて味変しながらいただきます。茹で鶏はプリッと弾力がありながらもしっとりしていて柔らかく、一緒に食べるご飯もふわふわ。ローカルフードの域を超えた洗練された味わいに、ウラリエさんは「ほんまにおいしい」と絶賛! 編集部が食べ切れなかった分までペロリと完食していました。
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ココナッツアイスのデザート付き -
ココナッツシェイクやカラマンシーとプラムのサワーなど、現地らしいドリンクも! -
レストランのロゴもかわいい。内装もおしゃれでした!
\ ウラリエさんComment /
「今までシンガポールで食べたチキンライスの中で一番と言っていいほどおいしかったです。ホーカー(屋台)のチキンライスと食べ比べしてみるのも面白いかも!おしゃれでかわいい内装にも惹かれました」。
シンガポールへの渡航はシンガポール航空に決まり!

数多くの受賞歴があり、洗練されたサービスとホスピタリティで国際的に高い評価を得ているシンガポール航空。そんなシンガポール航空の魅力をまとめました!
広々とした座席&優れたシートデザイン

まず座ってみて感じたのは、エコノミーでもシートピッチが広めに取られていること。窮屈感なく足を伸ばすことができました。また、座席の背もたれ上部には6段階の角度に調節できるヘッドレストが装備され、長時間フライトでも頭や首が疲れにくく快適に過ごせます。また、各座席にはUSBポートを搭載。旅先では調べものをすることも多いので、機内でスマホの充電をしておくと安心です。

そのほか、温かいおしぼりの提供や日本語対応のエンタメサービスなど、些細なことながらあるとうれしいサービスが充実。客室乗務員さんも親切で、サロンケバヤの伝統的な制服がエキゾチックでかわいかったのも印象的でした!
本格的な味わいに大満足!機内食も充実

シンガポール航空の機内食は、エコノミーでも本格派と評判を呼んでいます。また、日本全国発着のフライトで、グルテン、卵、乳製品、甲殻類、魚類、大豆、ピーナッツなどのナッツ類、及びそれらの派生食品を含まない「ミニマル・アレルゲン・ミール」が注文可。ベジタリアンやヴィーガン、アレルギーのある方も安心して利用できます。さらに、ワインやビールなどのアルコール類を含めドリンクは全て無料! 現地の名門ホテルで生まれたカクテル、シンガポール・スリングの提供もあり、機内でシンガポール気分を味わうことができます。
機内食、飲み物、アメニティ、スナックは、出発の最大8日前からシンガポール航空のHPやアプリで確認できるので、気になる方は要チェックです!
クリスフライヤー会員になるとオトク!
クリスフライヤー会員とは、シンガポール航空や提携航空会社を利用することで、マイルを貯めて、使えて、ステータス特典も得られるオトクな会員プログラム。予約時にクリスフライヤー会員の会員番号をリンクすると、すべての機材(※)で無料の機内Wi-Fiが使えるほか、事前座席指定の割引や追加手荷物許容量、オプションの割引などの特典が追加されます。誰でも無料で登録でき、スターアライアンス系列のためANAマイルの積算が可能なのもポイントです。
※ボーイング737-800 NGは除く
ウラリエさん×anna♡シンガポール旅のまとめ
ウラリエさんが街で見つけた“かわいい”をご紹介!
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カトン地区のプラナカンハウスの軒下の床部分に使われていたタイル -
カトン地区で見つけた壁画 -
先ほどの壁画を拡大したもの -
ガイドさんが勧めてくれた「Birds of Paradise」のジェラート -
チャイナタウンのフォトスポットで記念撮影 -
チャイナタウンにたたずむヒンドゥー教寺院

\ 今回の旅を終えて ウラリエさんComment /
「2泊3日、あっという間のシンガポール旅でした。改めて街を見渡すと緑があふれていることに気付かされ、国全体でサステナブルに力を入れるすてきな場所だなと感じました。行きたい場所や食べたいものがいっぱいあって全然時間が足りなかったので、またプライベートで遊びに行きます! 」
\from Writer/
私にとっては今回が初めてのシンガポール! 緑化政策やペットボトルゴミの削減など、環境に配慮した工夫がいっぱいで、人にも地球にもやさしい国でした。個人的には「レインフォレスト・ワイルド・アジア」で出会ったアカアシドゥクラングールが、ほんの1mほど先を軽快なジャンプで横切る様子を見て、ヒヤッとしつつもその迫力に惹き込まれました。次回は、プライベートでもルックJTBを活用してシンガポールに行きたいです!
提供元:JTB 協賛:シンガポール航空
※記事公開時の情報です。最新の情報はJTBまたは店舗にお問い合わせください。
※価格はすべて税込です。
必見!annaとっておき情報をご紹介♡【AD】
■annaアンバサダーのウラリエさんと行く、自然と共に楽しむ新しいシンガポール
■おひとりプロデューサー、まろさん監修の旅プランが登場!リリース記念イベントを開催
■7/19から3日間!暑い夏の日にぴったりな涼やかで心地よい「本と珈琲と椅子」イベントを開催