日本で唯一！鳥羽水族館で暮らすラッコたちに「また会いたい♡」入山杏奈さんインタビュー

本来だと、愛人の立場って自覚があって引け目を感じるものだと思うんですが、理香子にはそうした劣等感が一切ないんです。
なぜなら、自分の好きなことを仕事にできて、素敵な旦那さんにも恵まれ、いいお家に住んで……という理想的な日々を送っていたのに、1日にして一気に変わってしまったから。しかも「私が悪者なの!?」みたいな（笑）。理香子としても受け入れるまでに時間がかかると思うし、演じるのは難しかったですね。

子どもの頃なら両親や姉とついケンカしてしまうことはありましたけど、大人になるとケンカはもちろん、あそこまでの壮絶な場面なんて経験したことないので、初めての瞬間でした（笑）。

ドラマの後半に、亨の真実が明らかになり、パニックに陥ってしまった亨に、理香子が駆け寄ってハグするシーンがあるんです。入山的には「なんで!?」って理解できないところも多いですが、でもああいう場に居合わせると「亨、かわいそう」という感情が芽生えて自然と足が一歩前に出ました。いろんな事情はあれど、理香子は亨のことが好きなんだな、と納得できましたね。

けっこう、フラッとよく遊びに行きますよ。

AKB48を卒業したあと、1週間ほど京都に滞在したことがあるんです。京都でひとり、ごはんを食べているときにたまたま隣り合わせた50代くらいのご夫婦に声をかけられて、それがきっかけで友だちになり、今やご夫婦がお住まいの大阪の家に遊びに行くくらい仲良しになりました（笑）。

いえ、私のことはご存じではなくて。ごはんを食べていたのがカウンター8席だけのお店で、そのご夫婦が1本のシャンパンをオーダーされたんですけど、1本を2人だけでは飲みきれないということで、居合わせた他のお客さんとシェアして飲まれていたんです。そのときに私にも「飲みますか？」と声をかけてくださって、「いただきます」って一緒に飲んだのがきっかけです。

私のお仕事を知ってからは「応援するね！」って、大阪で私が出演する舞台があれば観に来てくれるんです。

ほかにもこの年末、友だちの実家が京都で農家をやっていて、友だち6人でその子の実家に遊びに行き、ご家族も一緒にみんなで年越しをしたりとか。

先ほどの話の続きになるんですが、年末に友だち6人と京都へ行ったとき、三重県の「鳥羽水族館」にも遊びに行ったんです。そのときラッコを見たんですが、本当にかわいすぎて……！ 今、日本でラッコがいるのは「鳥羽水族館」だけなんだそうです。だから、もう一度「鳥羽水族館」に行ってラッコに会いたいな。

なんだろう？ そうだ、私には4歳と7歳の甥っ子がいるんですけど、今年、上の子が小学校に入学して“男子”って感じになりました。

けっこう生意気になったというか（笑）。「学校では何が楽しい？」「友だちできたの？」って質問しても「え？ 別に……」ってすごくそっけなくなっちゃいました。

でも、その子は、小さい頃からずっと「杏奈と結婚する！」って言ってくれてたので、小学校に通い始めたあとも念のため「杏奈と結婚するって言ってたじゃん？ どう？ 今もその気持ち、変わってない？」って聞いたら「うん！」って言ってくれました♡