
【大阪】「無印良品」で開催中の“食”をテーマにしたアートイベントに行ってきた!
「無印良品 グランフロント大阪」で、“食”をテーマにした「OSAKA ARTSCAPES 2025」が開催中。染色や木版画、イラストなど、暮らしに身近なモチーフを通して、アートをより深く・自由に楽しめる内容に。購入できる作品も多いので、お気に入りを見つけて連れて帰ることもできちゃいますよ♡
暮らしに寄り添う「食」を切り口に、アートを体感

良品計画では2011年から、日常の中にアートを届けるプロジェクト「Life in Art」を展開。無印良品やIDÉE SHOPなどの店舗で、展示や販売、アートオークションなどを行ってきました。
今回の「OSAKA ARTSCAPES 2025」では、「食」をテーマにした作品を展示。私たちの暮らしに最も身近で、感覚的に共感しやすい“食”という題材から、アートとの接点をつくり出します。展示のメインは「無印良品 グランフロント大阪」4階。加えて、北浜や中之島など周辺エリアにも会場を広げ、ギャラリーや飲食店との連携イベントも実施されるなど、大阪全体で展開されているプロジェクトです。
店内の随所に現れる、10名の作家によるアートたち

メイン会場となる「無印良品 グランフロント大阪」では、「日常芸術のそうぞう」という副題のもと、10名のアーティストによる作品が各所に展示されています。
染色、木版画、立体造形、イラストなど表現はさまざまながら、どれも“食”にまつわる視点や気づきがユニークに込められています。

たとえば、染色家・染太郎氏による台所の道具をモチーフにした作品は、キッチンに彩りを添えてくれそう。

彦坂木版工房の焼きたてパンを描いた木版画からは、香ばしい香りまで漂ってきそうな温もりが感じられます。

現代美術家・札本彩子氏の作品では、道端に落ちている石やレンガなど日常の中の何気ないモノが食べ物のように見える瞬間をユーモアたっぷりに表現。

店内モデルルームでは、こうしたアートをインテリアに取り入れたスタイリングも提案。日常の延長線上にあるアートの可能性を体感できます。
<展示作家>
有瀬龍介、くらしのラジオ、染太郎、田中秀介、彦坂木版工房、札本彩子、マメイケダ、元永彩子、山口一郎、柚木沙弥郎
民藝の染色家・柚木沙弥郎氏の展示販売も!

店内の「IDÉE」アートスペースでは、民藝の染色家・柚木沙弥郎氏によるリトグラフ作品も展示販売。パリのリトグラフ工房「Idem Paris」で制作されたもので、ピカソやマチスも使用したプレス機で刷られた歴史的背景を持つものです。

今回は、2016~2020年にIDÉEとともに制作された人気作の中から、入手困難となっていた8点を限定復刻。展示されている壁に書かれた、柚木氏自身の言葉にも注目です。
東京で大好評だった「krank」の展示にも注目
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ガラス作家で美術家の辻和美氏の美しい世界観が広がります。 -
さらに「Open MUJI」スペースでは、昨年東京で話題を集めた展覧会「TOKYO ARTSCAPES 2024」の巡回展も開催中。
福岡にあるヨーロッパのアンティーク家具を取り扱うお店「krank」主宰による『MOTHER -空想と現実のあいだにあるもの-』展は、ヨーロッパのアンティーク家具や小物を巧みに組み合わせた幻想的なインスタレーション。日常と非日常が溶け合うような空間が広がります。
「OSAKA ARTSCAPES 2025」は「無印良品 グランフロント大阪」を拠点に、北浜や中之島にあるサテライト会場にも、食にまつわるアートを展開しています。作り手を招いた食事会やトークショーなどもある充実の内容なので、詳しくはHPをチェックしてみてください。
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\from Writer/
“食”という身近なテーマにさまざまな角度や視点から創り出される作品は、どれも個性豊かでぬくもりを感じられました。“アート”と聞くと難しそうなイメージもありますが、テーマがとても身近なので肩ひじ張らずに楽しめるはず。梅田での買い物ついでに、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
OSAKA ARTSCAPES 2025
期間:2025年5月30日(金)~6月29日(日)
会場:無印良品 グランフロント大阪 4階ほか
https://www.muji.com/jp/ja/shop/045589/articles/events-and-areainfo/events/1593934
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
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