慣れたら適当になってない?社内での「うっかりNGビジネスマナー」5つ
入社当初はもちろんのことながら社会人になって数年が経っている方も、社内や社外問わずしてビジネスマナーには気を付けている!という方は多いはず。
しかし、勤続年数が長くなるにつれて社内マナーがおざなりになっているケースも少なくないのでは?
そこで今回は、マナー講師としてセミナー講演などをしている筆者が、“社内でうっかりしてしまうNGビジネスマナー”5つを紹介します。
NG1:口臭や体臭がキツイ
仕事をしていて、相手の口臭や体臭が気になった経験はありませんか?
キツイ臭いは人を不快にさせてしまい、また周りの人が気づいていたとしても指摘しにくいでしょう。そのため本人も自覚がしにくく、非常にやっかいなものです。
これらの臭いは、歯磨きや入浴である程度防ぐことができますが、予防策として市販されているケア用品等を用意しておくのがおすすめです。
臭いも大切なビジネスマナーのエチケットですよ。大事なクライアントとのミーティングなどで「臭い」と思われないように、事前にしっかりチェックしておきましょうね。
NG2:靴のお手入れがされていない
案外、見落とされがちなのが靴のお手入れでしょう。取り引き先や社内で靴を脱ぐときに意外と注目されるポイントでもあります。最低でも一週間に一度は必ずお手入れをするようにしましょうね。
理想は3~4足ほど常備して履き回しすること。これが、靴を長持ちさせるコツでもあり、清潔に保つ秘訣ですよ。
NG3:挨拶をおろそかにしている
勤続年数が長くなるにつれて、ある程度の交友関係もできてくるものですが、やはり社内でもきちんと明るく元気よく挨拶をしましょう。
笑顔で挨拶ができるかどうかで人間性を見られる場合もありますので、決して適当にならないよう日頃から注意するのが良いですね。
「○○さんとすれ違ったのに挨拶もされなかった」なんて影で噂されてしまわないように気をつけましょう。
NG4:整理整頓がされていない
職場の机やロッカーは仕事道具のひとつです。雑然と書類やファイルが積み重ねられてあったり、汚れた靴や私物でロッカー内が埋めつくされていたりなど、いくら個人のスペースといっても会社からの貸与品はきれいに使いたいものですね。
業務中どんな書類を要求されても対応できるよう、机の上や引き出しの中も整理整頓をしておけば、仕事の効率アップにもつながるでしょう。
常日頃から整理整頓を意識しておきましょうね。
NG5:昼休憩でのマナーが悪い
昼休憩は自由に使って良い時間ではありますが、社内で昼食をとる際は、取引先からの来客や電話があることも考え、にぎやかになり過ぎないよう配慮しなくてはなりません。
また、社外で昼食を取る際も、社内の噂話をしたり陰口をたたいたりすることはせず、遅くても5分前までには戻り業務を再開する姿勢を整えるようにするのが、社会人としてのマナーともいえます。
常に節度と社会人という自覚を持って過ごすようにしたいですね。
案外見落としていたり、忘れていたことに気づいたり……これを機に今一度ワークスタイルを見直してみると良いかもしれませんね。
【参考文献】
※ 『必携!ビジネスマナー』(阿部開道 監修) / 西東社
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