パーマとカラーを同時にやるのはNG!? 美容師直伝「パーマを長持ちさせる」コツ
忙しい朝、時間がかかるヘアスタイルづくりにうんざりしている人も多いのではないでしょうか。“パーマスタイル”は乾かすだけで髪の毛に表情をつけることができるので、特にスタイリングスキルがなくても、簡単におしゃれなヘアスタイルをつくれます。
そこで今回は、美容師の野澤琢眞さんに、パーマを長持ちさせる方法と自宅でのケアを教えてもらいました。
乾かすとき髪をひっぱらない
パーマスタイルを長持ちさせるためには、ドライヤーの乾かし方が重要です。いかにカールを残したまま乾かせるかが、パーマの状態を維持できるかにつながります。
まず根元をしっかりと乾かします。根元がある程度乾いたら、毛先をカールの向きに合わせてねじって乾かしましょう。そのあと、下から上にカールを持ち上げるようにもみ乾かすことで、カールがしっかりと出ます。乾かすときは、絶対にひっぱらないようにしましょう。
パーマ後は必ずトリートメント
ダメージが進行している髪は、パーマが取れやすいです。パーマを長持ちさせたい場合は、しっかりヘアケアをしてダメージが進まないように気をつける必要があります。
パーマを繰り返している髪は、髪の中の栄養成分が抜けてしまい、硬くなってしまうことが多いです。なので、パーマをかけた後は必ずトリートメントをして、髪の中にタンパク質をしっかりと補給していくことをおすすめします。
特に乾かす前につけるトリートメントは、髪の内部に浸透しやすいといわれています。どんなトリートメントを選べばいいのかわからない方は、乾かす前につける洗い流さないトリートメントを選びましょう。
パーマとカラーリングは同時にしない
パーマスタイルの方のほとんどが、一緒にカラーもしている場合が多いです。時間がなくて、同時にしている方も多いと思いますが、これはなるべく避けた方がいいです。
パーマをかけてから、カールがある程度安定するまでに5日から1週間ほどかかります。その間にカラーをしてしまうと、カールが弱くなってしまう可能性が。ダメージも進みやすくなってしまうので、できる限り時間をあけて施術するようにしましょう。
パーマは毎日のスタイリングを簡単にしてくれます。しっかり毎日のメンテナンスをすることで、その持ちをよくすることができるので、ぜひ試してみてください。