写真写りが格段に良くなる!? プロが教えるとっておきのメイクテク3つ
GWは旅行やお出かけでいつもより写真を撮る機会が多くなります。
あとで写真を見返すと、「あれ?私なんだか疲れた顔してる?」とガッカリすることも多いのではないでしょうか。
今回は思わず何度も写真を見返したくなるメイクテクを、ビューティープロデューサーの小笠原彩さんに教えてもらいました。
写真美人メイクで押さえたいポイントは3つ
写真美人になるコツは3つ。
(1)メリハリをつけること
(2)光を操り透明感のある肌に仕上げること
(3)口元に色を載せること
です。
この3点を意識するだけで写真写りが格段に良くなるはず! ポイントごとにご紹介していきます。
写真美人メイク1:メリハリをつける
写真では人の顔は普段目で見ているよりも平面的に見えてしまいます。平面的に見えると顔が膨張して見えたり、フラットになり目が小さく見えてしまったりするのです。
これを改善するためにはハイライトやファンデーションの厚さを調整し、メリハリを作ることが大切。
筆者のおすすめは、次の3つのメイク法。
・ファンデーションの量を調節すること
お顔の中間はしっかり、外側にいくにつれて段々薄くなるようにグラデーションをつくりましょう。こうすることで、お顔全体がのっぺりとして膨張して見えることを防ぎます。
また、首筋に向かって消えていくようにグラデーションをかけて、お顔と首の色味が変わって見えないようにしましょう。
・ハイライトを使うこと
目の下、頬骨の一番高い所、鼻筋などにハイライトを使うことによって骨格を際立たせることができます。このように骨格を際立たせることにより、メリハリを強調できます。
・チークを使うこと
チークはお顔全体が平面に見えないためと血色がないように見えないために使うのがおすすめ。フワッと赤みを帯びた頬は写真の中でもとても映えるので、簡単に写真美人に近づけます。
また、ブレストパウダー一色で仕上げるのは手軽ですが、マットでフラットに見えるため写真用にはおすすめできません。リキッドタイプなど、肌に密着し、マットにみえすぎないタイプを選びましょう。
写真美人メイク2:光を操り透明感のある肌に仕上げる
写真美人の人は内側からの明るさがあるように感じることが多いでしょう。この明るさはもともと肌の透明感がある場合や状態が良い場合もありますが、メイクでつくり出すこともできます。
メイクで光を操る=キラキラさせるという意味ではなく、内側からの明るさを演出し、透明感のある肌に仕上げていくという意味。
まず透明感を出すために、くすみを除去するコントロールカラー効果のある下地を使用しましょう。ベージュ系の色味が薄っすらとついているような下地であれば、比較的どんな肌色の方にも合います。
次にファンデーションにパールが配合されている下地を少量混ぜましょう。パールがくすみを飛ばし、まろやかな肌の質感に見せてくれます。肉眼ではあまり変わらないように見えるかもしれませんが、写真を通してみると違いがわかるはず。
ただ、ファンデーションにパールを配合し、お顔全体に厚塗りをしてしまうとお顔が膨張して見えてしまうので要注意。上記でご紹介したように、顔の中心をしっかりと、外側は馴染ませるようにメリハリをつけて塗布することがおすすめです。
写真美人メイク3:口元に色を載せる
ここまで写真美人メイクを取り入れて、メリハリを出して透明感のある肌に仕上げても、お口がくすんでいたり血色のない口元になっていると一気にどんよりと見えてしまいます。
ピンクや赤みのある色味はお写真映えするのでおすすめ。口紅に抵抗がある方は、色付きリップなどもナチュラルに仕上がるのでおすすめですよ。
せっかくの旅行写真、何度も見直したくなるようにぜひ写真美人メイクを取り入れてくださいね。
【画像】
※Josep Suria、Shtennikova EvgeniaRido、puhhha、Kritthee U / Shutterstock