色黒さんの肌を活かす!ぐっと垢抜ける「美肌ベースメイク」テクニック
顔は人それぞれ違うものですが、肌の色も人それぞれ違いますよね。色白の方、健康的な肌色の方、夏に日焼けてした方……等さまざまですが、そんな肌の色に応じて、メイクも変えていく必要があります。
肌の色もその方の持つステキな個性のひとつ。せっかくなら、肌の色を活かしたメイクをしましょう!
というわけで今回の顔カルテメイクアドバイスは、“健康的な肌色の方の垢抜けベースメイク”へフォーカスを当てていきます。
「健康的な肌色」の方がもつお悩みについて
健康的な肌色の方・日に焼けてしまった方のお悩みは、
・肌が黒い
・淡いカラーメイクが映えにくい
と聞くことが多いです。
日本はどちらかというと美白コスメが大量にあるので、なんとなく白い肌へ傾く傾向があるからかもしれませんね。
でも、心配はご無用です。ちゃんと自分の肌の色を活かして垢抜けメイクを楽しんでいきましょう。
ベースメイクを垢抜けさせるには
今回はこちらの方の顔カルテを参考にしながら説明していきます。
顔のベースづくりで大切なのは、ずばりハイライトです!
目周りと額、鼻筋に光を持ってくると、目線がそのハイライトに向かうので、肌トーンがいつもより明るく見えます。
また肌全体を明るくしているわけではないので、肌が白浮きする心配はありません。
具体的には下記の6つの箇所にハイライトを入れていきましょう。上の画像を参考にしてみてくださいね。
a)額の中央部分から目頭あたりまでの鼻筋
b)鼻頭
c)目の下の美肌ゾーン
d)目頭の凹み
e)まぶたの黒目の上部分
f)ほほ骨の上
特に「目の下の美肌ゾーン」に注目!
“c)目の下の美肌ゾーン”は、ハイライトの中でもとっても重要な場所です。
目頭・目尻、小鼻の上を結んだ三角ゾーンにハイライトをのせることで、瞳が明るくなり顔の印象がぐっと垢抜けてきます。
人は必ず人の瞳の目がいくものです。その瞳の下を明るくしておくと、それだけで肌がキレイに見えますよ。
アイメイクは「眉毛」に要注意
彼女の持つ切れ長な瞳を活かすために、かつクールなイメージを出すために今回は眉を長くしました。
眉頭・眉山・眉尻には基本的な設定範囲がありますので、下記のイラストを参考にしてくださいね。
眉毛は顔の額縁です。
長さを出すことでキリッと大人っぽさが表現でき、反対に短くすることで、可愛い子供っぽさが表現できます。
仕上がりがこちら
もともとの肌のトーンとハイライトが、より肌を立体的に魅せてくれているのが分かりますか? ハイライトの光をうまく活用して、“なんだかいつもと違う”垢抜けベースメイクをしていきましょう。
そして、今回は彼女のご希望もあってクールなかっこいいメイクを提案しました。
TPOやその日の服装によってイメージチェンジしてみてくださいね。
メイクは朝の始まりの時間、少しでもワクワクをお届けできますように。