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【宇治ランチ】老舗から地元の人気店まで!宇治で食べたい絶品ランチ

2024.06.21

風光明媚な観光地として知られる宇治。さらに今年は紫式部が書いた『源氏物語』のクライマックス、「宇治十帖」の舞台としても注目を集めています。
せっかく宇治を訪れるなら美味しいランチも食べたい!という方のために、今回は中心部はもちろん、ちょっと足を伸ばしてでも行きたい“宇治の絶品ランチ”をご紹介します。
※記事中の価格はすべて税込み表記です。情報は2024年6月時点のものです。

熟成味噌にこだわった10食限定ランチ

日本茶と熟成味噌料理 ヤマサン

ヤマサン店内

画像提供:日本茶と熟成味噌料理 ヤマサン

JR宇治駅から歩いて2分ほどの場所にある「ヤマサン」は、日本茶と熟成味噌にこだわったランチやカフェを楽しめるお店。京都府現代名工にも選ばれた「片山商店」のお味噌を使ったランチメニューのほか、宇治茶をはじめとするヤマサン厳選商品が販売されています。

1日10食限定猪と豚の合盛り重

画像提供:日本茶と熟成味噌料理 ヤマサン

新鮮な脂がのった猪と豚のロースを一晩じっくり味噌漬けにした「猪と豚の合盛り重」(1,680円)は、1日10食の限定メニュー。漬け込み味噌には白味噌と麹、大豆味噌が使われており、猪に一切の臭みがありません。白味噌の深いコクと甘みが感じられ、お肉も柔らか!錦糸卵の下に隠れた刻み生姜のピリッとした辛味が味にアクセントを与えてくれます。

白味噌豚角煮定食

画像提供:日本茶と熟成味噌料理 ヤマサン

お店のイチオシは、トロトロの豚の角煮に白味噌のソースがかかった「白味噌豚角煮定食」(1,580円)。豚の脂と白味噌のまろやかなコクと甘みが口の中で溶け合ってご飯が進みます。くるみベースの白味噌にネギと大葉を混ぜて炊き、最後にバーナーで炙った「白味噌のネギ味噌」と、珍しいクコ味噌のお味噌汁、美山米を使ったご飯とお漬物がセットになった食べ応え抜群のランチです。

■■INFORMATION■■

日本茶と熟成味噌料理 ヤマサン
京都府宇治市宇治壱番66-1
電話:0774-21-5551
営業時間:10:00~18:00(料理L.O.14:00/ドリンクL.O.17:30)※ランチ 11:00~14:00/カフェ 10:00~18:00
定休日:不定休

 

新鮮な朝挽き京赤地どりを使ったこだわりの焼き鳥ランチ

地鶏家 心

地鶏家心外観内観

画像提供::地鶏家 心

JR宇治駅から宇治橋商店街に向かって4分ほど歩いた場所にある「地鶏家 心」。こちらは新鮮な朝挽きの“京赤地どり”を備長炭で焼き上げた焼き鳥が人気のお店。落ち着いたシックな雰囲気の店内は女性ひとりでも立ち寄りやすく、ランチでは焼き鳥や鶏飯を定食でいただくことができます。

KOKOROランチ

画像提供::地鶏家 心

おすすめは、京赤地どりの焼き鳥と鶏天の2種類がメインになった「KOKOROランチ」(1,450円)。焼き鳥はせせり肉を使用したつくね、心、胸肉の3種類があり、京赤地どりの美味しさを引き出すすっきりとした甘さのタレを絡め、部位ごとに絶妙の焼き加減で仕上げられています。なかでも店長イチオシの心は、ぷりっとした食感に濃厚なうま味が絶品! からし醤油でいただく鶏天は、ふわっとやわらかくジューシーで、タレの風味と鶏のうま味が口の中に広がります。

鶏飯ランチ

画像提供::地鶏家 心

奄美大島の郷土料理でもある「鶏飯ランチ」(1,450円)は、白ごはんに錦糸卵、蒸し鶏、陳皮(乾燥したみかんの皮)、奈良漬、刻みネギをのせ、8時間煮込んだ京赤地どりの鶏がらスープをかけていただきます。あっさりとした味わいの鶏飯と、セットの香ばしい焼き鳥は最高の組み合わせ!

■■INFORMATION■■

地鶏家 心
宇治市宇治妙楽25番地
電話:0774-22-5584
営業時間:11:30~14:30(L.O.13:45)/17:00~22:30(L.O.22:00)
定休日:日曜日

元茶問屋の料亭で抹茶料理を堪能

京・宇治 抹茶料理 辰巳屋

辰巳屋の外観と内観

画像提供:京・宇治 抹茶料理 辰巳屋

茶処宇治ならではの抹茶の風味と旬の食材を生かした抹茶料理がいただける「辰巳屋」は、JR宇治駅から歩いて15分ほどの宇治川沿いにあります。創業は1840(天保11)年。茶問屋としてはじまり、1913(大正2)年にはお茶を使った料理屋に転業。お茶を「飲む」から「食べる」へと大変革した京懐石の老舗です。


抹茶料理

画像提供:京・宇治 抹茶料理 辰巳屋

お昼限定の名物「抹茶料理」(6,500円)は、店主自ら厳選した数種類の抹茶を料理ごとに使い分けた9品を楽しめるコース。なかでも一子相伝で代々受け継がれる抹茶豆腐はここでしか味わうことのできない逸品です。抹茶豆腐のほかには、生湯葉とカニ身の抹茶和えや季節の田楽、鰊の茶蕎麦など、抹茶と食材が互いの美味しさを引き立て合う品が並びます。抹茶料理は予約必須なので、前日までに電話、またはHPから予約してくださいね。

宇治丸弁当

画像提供:京・宇治 抹茶料理 辰巳屋

こちらの「宇治丸弁当」(4,800円)もお昼の人気メニュー。国産鰻を身返しという伝統技法で裏表を逆にして牛蒡を詰めた鰻の印籠煮や長芋の抹茶がけ、宇治の地卵を使っただし巻きなど、25種類以上の季節の味がぎっしりと詰まっています。立体的な美しい盛り付けは箸を進めるごとにお料理が現れ、食べるごとに心が弾みます。

■■INFORMATION■■

京・宇治 抹茶料理 辰巳屋
宇治市宇治塔の川3-7
電話:0774-21-3131
営業時間:11:00~15:30(L.O.14:30)/17:00~22:00 (L.O.19:30)※夕方のみ要予約
定休日:不定休 ※毎月の休業日はHPにてお知らせあり

江戸時代初期に中国から伝わった精進料理

黄檗普茶料理 白雲庵

白雲庵外観

画像:黄檗普茶料理 白雲庵

1905(明治38)年創業の「白雲庵」は萬福寺の精進料理として知られる「普茶料理」の老舗です。普茶料理は江戸時代初期に萬福寺を開いた隠元(いんげん)禅師によって伝えられ、精進料理のなかでも中国風の名残を留めているのが特徴。お店の建物はもと塔頭として創建されたもので、JR黄檗駅から歩いて3分ほどの場所にあります。

普茶料理

画像提供::黄檗普茶料理 白雲庵

「普茶料理」(6,050円)は二汁六菜を基本に、野菜や乾物の煮物などを大皿に盛り合わせた「笋羹(しゅんかん)」、調理の際に余った野菜のヘタなどを刻み葛でとじて雲に見立てた「雲片(うんぺん)」、素材や衣に味をつけた天ぷら「油じ(ゆじ)」などが並びます。葛や植物油を巧みに使い、日本の精進料理よりもしっかりと味付けがされており、繊細な細工を施したお料理や豆腐と山芋で鰻に見立てた“もどき料理”など見た目も楽しく食べ応えがあります。

精進料理は音を立てず静かにいただくのが作法ですが、普茶には「普(あまね)く衆に茶を供する」という意味があり、席の上下なく一卓を4人で囲んで和気藹々と残さずいただくのが作法とされているので、お食事の際は和やかに楽しくいただいてくださいね。
普茶料理は予約必須なので、前日の17時までにお電話、またはHPから予約してください。おひとり様から予約できますよ。

■■INFORMATION■■

黄檗普茶料理 白雲庵
宇治市五ケ庄西浦30
電話:0774-32-0700
営業時間:11:00~16:00(L.O.14:00)
定休日:水、木曜日(祝日は営業、翌日休み)

 

カレーに神降臨!? 常習性の高いハイブリッドスパイスカレー

手作りカレーの店 朱(レッド)

手作りカレーの店 朱(レッド)外観内観

画像提供::手作りカレーの店 朱(レッド)

槇島町にある「手作りカレーの店 朱(レッド)」は、近鉄向島駅から歩いて18分ほどの場所にある地元で人気のカレー専門店。王道のチキンカレーやカツカレーはもちろん、きつねうどんに入っているような味付けのお揚げさんがのった「きつねカレー(略称)」など、ここでしか味わえないオリジナリティー溢れるメニューが豊富。

雷神 タケミカヅチ

画像提供::手作りカレーの店 朱(レッド)

ピンクペッパーやカスリメティのスパイスが華やかな「雷神 タケミカヅチ」(1,250円)は、チキンカレーをベースに24種類ものスパイスが使われています。食べる場所によってホールスパイスが弾け、どんどん味が変わっていくハイブリッドなスパイスカレー。
おすすめの仕様は、しっかり辛い「辛口」にニンニクをプラス。さらに特別仕様の“カルダモンジャンキー”(カルダモン3倍増し)を選択すると常習性の高い味わいに!

風神 シナツヒコ

画像提供::手作りカレーの店 朱(レッド)

雷神と対をなす「風神 シナツヒコ」(1,250円)。魚介のアサリを使ったカレーをベースに、花椒の爽やかな香りとしびれるような辛さが突き抜けます。こちらのおすすめ仕様は、花椒のしびれが加わる分、「辛め」(辛口の一段階下)にニンニクをプラス。特別仕様の花椒を増した“超シビレ”(花椒3倍増し)にも対応してくれますよ。
どちらも、カレーにはサラダとアイスクリームがセットになっています。辛いのが苦手な方は辛さを調節してもらえるので、注文の際に相談してくださいね。

■■INFORMATION■■

手作りカレーの店 朱(レッド)
宇治市槙島町三十五56-6M’sビル1F
電話:0774-26-7834
営業時間:11:00~15:00/18:00~21:00
定休日:月曜、第二火曜日

 

リーズナブルにいただけけるカフェスタイルの鰻料理

鰻cafeゆきちっ

鰻cafeゆきちっ外観内観

画像提供:鰻cafeゆきちっ

近鉄小倉駅より歩いて12分ほどのところにある「鰻cafeゆきちっ」は、鰻好きの店主が営むカフェスタイルの鰻料理店。厳選された養殖場でじっくりと大きく育てられた高品質なニホンウナギを仕入れることで、リーズナブル且つ美味しい鰻料理を提供されています。

特上鰻どんぶりセット

画像提供::鰻cafeゆきちっ

鰻を一匹まるまる使用した「特上鰻どんぶりセット」(2,800円)は、器からはみ出るほどの大ボリューム。鰻は背開きで蒸してから焼く関東風で、ふっくらと柔らかい身は脂乗りも抜群です。香ばしく甘めのタレで仕上げた鰻と白米を頬張るとなんとも幸せな気分! 鰻どんぶりは単品もあり、「並(鰻1/2)」(1,600円)、「上(鰻3/4)」(2,100円)、「特上(鰻1匹)」(2,600円)。+200円でお吸い物とお漬物を付けてセットにすることができますよ。

鰻焼きおにぎりセット

画像提供::鰻cafeゆきちっ

軽めに食べたいという方は「鰻焼きおにぎりセット」(950円)がおすすめです。まずはそのまま鰻のおにぎりを食べて、2つめはお出汁と薬味でひつまぶし風にいただきます。1度で2通りの食べ方が楽しめるのも嬉しいポイントです。

■■INFORMATION■■

鰻cafeゆきちっ
宇治市小倉町南浦43-11
電話:0774-66-2604
営業時間:8:00~20:00
定休日:なし

抹茶スイーツも食べたい!という方はこちら↓

 

ただいま放送中の大河ドラマ「光る君へ」(NHK)の世界を楽しめる「光る君へ 宇治 大河ドラマ展」潜入レポート記事はこちら↓

 

『源氏物語』が書かれた「平安時代のあれこれ」をまとめた記事はこちら↓

 

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