現地ライター直伝!GWにおすすめ「子連れで楽しいシンガポール旅」のコツ
今年のゴールデンウィークは“10連休”と長期間なので、海外旅行をする方も多いはず。ただ、ママさんのなかには「小さな子どもとの海外旅行はハードルが高そう……」と思う方も多いはず。
そこで今回は、シンガポール在住のトラベルライターの桑子麻衣子さんに、子連れでも楽しめる最新シンガポール旅行を教えてもらいました。シンガポールは、日本との時差がマイナス1時間と短く、子連れでの海外旅行にもおすすめのスポットなんです。
おすすめポイント1:宿泊先を上手に活用しよう
桑子さんによれば、シンガポールはどこに行っても子どもに対しての理解度が高いことが多いんだとか。もちろん宿泊ホテルも例外ではありません。子ども用のアメニティーを用意していたり、シッターサービスを備えていたりするホテルも多数。
また、最近ではホテルに室内・野外の大型プレイグラウンドを兼ね備えているホテルも。 リノベーションされたばかりの『Shangri-la Hotel Singapore (シャングリ・ラ・ホテル・シンガポール)』のプレイグラウンドは、特におすすめです。
おすすめポイント2:多種多様な観光アクティビティ
シンガポールの定番スポットといえば、『セントーサ島』が有名ですよね。
ただし、5月のシンガポールは乾季の真っ只中。ジリジリと照らしつける太陽は、子どもはもちろん、大人にとってもキツいはず。日本との気温差もあるため、バテないように天候を加味した計画を立てましょう。
セントーサ島は、午前中もしくは夕方以降であれば、野外の『Universal Studio Singapore(ユニバーサル・スタジオ・シンガポール)』、日中の日差しが一番暑い時間帯であれば、『S.E.A Aquarium(シー・アクアリウム)』がおすすめです。天候に左右されない、多種多様な観光スポットが揃っています。
おすすめポイント3:珍しい世界のグルメが味わえる
日本で飲食店に行く場合、お店によっては子連れで行くことを躊躇する場合もありますよね。しかしシンガポールでは、フレンドリーなお店が多い傾向にあります。
最近のシンガポールは、世界的な健康ブームの影響もあり、日本ではまだ珍しいベジタリアンやヴィーガンのお店が増えています。シンガポール中心地・シティーホールにある『The Botanic (ザ・ボタニック)』もその一つ。ベジタリアンやヴィーガン向けのメニューや、グルテンフリーなどのメニューも揃っています。
南国フルーツのジャックフルーツをお肉に見立てた『ヴィーガンディッシュ』やココナッツミルクを使用した『ヴィーガンアイスクリーム』など、変わり種メニューにも注目です。
もし、“ホーカーフード”と呼ばれる屋台飯に挑戦したい場合は、リゾートワールドセントーサ内にある『Malaysian Food Street (マレーシアン・フード・ストリート)』がおすすめ。
マレーシアの有名屋台を1件1件巡ってつくられたという屋台はどこもおいしい! 屋台であってもリゾートワールドセントーサ内なので、衛生面もばっちりです。どれもおいしいですが、子連れなら特に炒飯がおすすめです。
おすすめポイント4:ローカルデザイナーの洋服が気になる
シンガポールでは最近、続々とミレニアム世代の若手デザイナーによる“ローカルブランド”が誕生しています。
子ども服ブランド『SEA APPLE』のようなオーガニックコットン素材を使用したブランドは、着心地はもちろん、見た目もおしゃれ。ローカルブランドは、オーチャードの『Tangs (タングス)』もしくは『Design Orchard (デザイン・オーチャード)』にてたくさん取り扱いされているのでおすすめです。
シンガポールは、ポイ捨てなどの罰金制度が厳しいため、街全体がクリーン。治安もよく、子どもを自由に遊ばせることができるエリアが多いので、安心して旅行を楽しみやすいでしょう。
ぜひシンガポールで、子連れ旅行をエンジョイしてくださいね。
【参考・画像提供元】
※The Botanic