【なりたい肌別】下地・ファンデーションの正しい選び方&ベースメイク術
ツヤ肌、マット肌、セミマット肌など、“ベースメイク”に毎シーズン注目が集まります。理想のベースメイクをするためには、どんなアイテムを使うか、またどのようなテクニックが必要かを知ることが大切です。
そこで今回は、ビューティープロデューサーの小笠原彩さんに、なりたい肌に導いてくれる“ベースメイク術”を教えてもらいました。
「ツヤ感のある肌」をつくるテクニック
使用するベースコスメ:パール入り下地+軽めファンデーション
まずは、不動の人気である“ツヤ肌”のつくり方から。間違えてはいけないのはツヤ肌=テカリ肌ではありません。ツヤ肌にしたいからといってパウダーをつけないと、化粧崩れの原因になる場合があるので、おすすめとはいえません。
一番簡単にツヤ肌をつくる方法は、パール感のある下地を取り入れること。パールの輝きが、肌をぱっと明るく見せてしてくれます。
下地の上には、リキッドファンデーションやBBクリームなどの軽いファンデーションを重ね、さっとパウダーをつけましょう。重めのファンデーションやカバー力が高いファンデーションを使うと、下地のツヤが分かりづらくなる場合があります。
「マット&セミマット肌」をつくるテクニック
使用するベースコスメ:皮脂コントロールができる下地+カバー力のあるファンデーション
次に、マット・セミマット肌のつくり方です。マット肌をつくるときに気をつけたいのは、各アイテムでパールが入っていないアイテムを取り入れること。
まず下地は、皮脂をコントロールしてくれる効果があるものを取り入れましょう。皮脂を吸収しやすいので、メイク崩れも防ぎやすいです。
ファンデーションは、ブレストタイプのものがおすすめ。マット肌に仕上げたい方はパフでしっかりと、セミマット肌に仕上げたい方はブラシでつけましょう。
「透明感のある肌」をつくるテクニック
使用するベースコスメ:色味補正下地+軽めファンデーション
最後に、透明感のある肌のつくり方です。透明感のある肌は、くすみがなく、透き通るような印象を与える肌のことを想定しています。そんなお肌をつくるために必要なのは、くすみをカバーするカラーコントロール効果の期待できる下地。
簡単なのは、くすんで見える色を、下地の色味で飛ばす方法。ご自身のくすみや肌にあうコントロールカラーを探しましょう。ブルーベース、イエローベースによって、くすみが消えやすい色が異なるので、反対色のものを選ばないように注意しましょう。
下地でくすみを飛ばしたら、ファンデーションはツヤ肌同様、軽めのものをつけます。ファンデーションをつけすぎることによって、透明感が薄れやすいので、軽いテクスチャーのものを使いましょう。
お肌の印象は、お顔の印象も左右します。自分の顔に合う肌のタイプを見極めて、なりたい肌にあわせてメイクをしてみてはいかがですか。
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※ Africa Studio、BLACKDAY、Dmytro Zinkevych / Shutterstock