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今すぐ見直したい!子供が身支度しやすいクローゼットづくりのポイント

2019.04.11

新年度になり、入園・入学を迎えてお子さんに自分で身支度をしてもらえるような収納を目指したい、というママが多いのではないでしょうか。

そこで、整理収納アドバイザーの七尾亜紀子さんに子供が身支度しやすいクローゼットづくりのポイントを聞いてみました。

小学生と幼児の男児2人を抱える七尾さん宅では、いろいろと試行錯誤を重ねて、ようやく子供でも支度がしやすい今の状態にたどり着いたそう。今回は、そんなクローゼットの変遷を辿りつつ紹介してもらったので、ママ必見です!

 

子供部屋クローゼット変遷その1:カオス収納期

出典: GATTA(ガッタ)

まずは、筆者がまだ整理収納に興味を持つ前のカオス収納期からご紹介します。

パッと見ただけでもかなりゴチャゴチャしていて、子供が支度をするのも難しい状態になっていました。

具体的なNGポイントを挙げていくと、

・子供服とは関係ないものが多数詰め込まれている
・紙袋、エコバッグなどが大量に保管されている
・引き出しも中が見えるので生活感丸出し

といった状態でした。

出典: GATTA(ガッタ)

こちらは下段ですが、これも同様。子供服とは関係ない筆者の趣味のモノが大量に詰め込まれています。

そして引き出しのなかもハンカチがゴチャゴチャと詰め込まれ、使いづらいだけでなく生活感も丸出しの状態でした。

出典: GATTA(ガッタ)

最上段もこのように収納上段にありがちな、とりあえずどうしようもないものを詰め込んだ酷い状況。

このように、以前の筆者宅の子供部屋クローゼットはどこもかしこもカオスな状態になっていました。

 

子供部屋クローゼット変遷その2:目隠し収納期

出典: GATTA(ガッタ)

続いては、カオス収納を見直してだいぶ改善できたのが目隠し収納期です。

変更した大きなポイントは、

・子供のモノ以外は移動
・目隠しをして生活感を減らした

というところです。

特に子供のモノ以外をなくすことでだいぶ物量が減ってすっきりしました。

出典: GATTA(ガッタ)

引き出しは元々使っていたものですが、こちらに北欧生地をコピーした紙を厚紙に貼って目隠し。

子供でもわかるように、入っている服のラベルも貼りました。

出典: GATTA(ガッタ)

そして最上段は突っ張り棒+北欧生地で目隠しして生活感を減らしました。

収納内部自体も見直して、ボックスに入れ替えるなどしてすっきりさせています。ここの最上段は、現在もほぼそのまま継続されています。

 

子供部屋クローゼット変遷その3:ワンアクション収納期

出典: GATTA(ガッタ)

そしてこちらが現在の収納。

長らく使い続けていた引き出し収納をやめて、無印良品のブリ材バスケットを買い足して全てバスケット収納に変えました。

出典: GATTA(ガッタ)

これによって、それまで手間だった引き出しの開け閉めがいらなくなり、子供が服を出すときも、洗濯が終わって畳んだ服をしまうときもワンアクションでできるようになりました。

さらに、衣替えをするときもバスケットを前後入れ替えるだけなのでとてもラク。

季節の変わり目など、気温によっては半袖を着たいというときにも後ろのカゴからすぐ出せるので便利になりました。

出典: GATTA(ガッタ)

こういった変遷を経て、子供でも使いやすいクローゼットをつくるためのポイントはこちらの3つです。

1.子供の身支度に関係ないモノはできるだけ混在させない
2.子供でもどこに何があるかわかりやすく、見渡せる収納にする
3.アクション数を減らし、子供でも出し入れしやすい収納方法にする

筆者宅は子供服の量が少なく、また洗濯は乾燥までかけるためハンガー干しをしないこともあって畳む収納にしていますが、お宅によってはクローゼットにハンガー掛けしたほうがラクな場合もあるかもしれません。

そのため、この方法にすべきという固定観念はできるだけ手放し、自分の家のライフスタイルやお子さんの性格によって柔軟に変えるのが良いと思います。

 

元がカオスな収納でも、こんなふうに変えることができるんだというイメージが膨らんだのではないでしょうか。

使いづらい収納にお困りの方も、ぜひ新生活シーズンのこの機会に見直しをしてみてくださいね。

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