【大人の恋の処方箋】「転機」を乗り越えて生涯のパートナーになるために必要なステップ
男女が仲良くなるのに必要なことの代表的なもので
「食事をしたり、遊びに行ったり……」
というものがあります。
私のところに相談にいらっしゃる方も、食事をしたり、遊びにいく段階でいかに相手の心を掴むか……を、悩んでいる方が多いです。
残念ながら、生涯の伴侶となるためには、それだけでは不十分です。
食事や遊びというのは、苦楽でいうところの「楽」の部分。
もちろん、恋のときめきがある3年くらいは、これだけで十分ですが、
年齢を重ねても相手を大切に思えるパートナーとなるためには「苦」の部分を乗り越える必要があります。
しかし、苦を共にするのは簡単なことではありません。
「病気(出産、転職、起業など)をきっかけに別れました」
という事例は山ほどあり、苦は別れるか、かけがえのない相手になるかの分岐点になるのです。
今回のコラムでは、転機を乗り越えるために必要なステップについてお伝えします。
1.相手の立場になって考える
転機の時は
「病気の人と、介護する人」
「転職(起業)した人と、それを支える人」
「育児する人と、生活費を稼ぐ人」
など、お互いが真逆の立場に置かれることがほとんど。
そのため「自分だけが苦労している」と考えてしまいがちですが、これはNGです。
あなた自身が大変なのはわかりますが、一瞬でいいので相手がどんな気持ちでいるのかを考えてみましょう。
似た状況の、別の人の話を聞いてみるのでも、新しい発見があるでしょう。
そうすることで「自分だけが大変だ」というスパイラルから抜けることができるのです。
2.お互いの想いを何度でも話し合う
自分だけが大変だと感じていると、相手に対して
「どうして〇〇してくれないの!?」
と、相手が100%悪いという前提で攻撃をしてしまいがち。
これでは、転機をきっかけにわかれる方向にまっしぐら!
あくまでも相手の立場も考慮したうえで「だけど、私は〇〇してほしいと思う時がある」と、伝えましょう。
一時的に喧嘩になっても構いません。
自分がどう思っていて、相手がどう思っているのか。
「話し合い→理解→妥協点を探す」
これを繰り返すことで、かけがえのないパートナーになるのです。
これらのステップはとても面倒なので、話し合いをせずに耐えて、
自分の役割だけをこなすこともできるでしょう。
しかし、それでは2人の関係は保てても、深い溝ができた状態になってしまいます。
転機とは、ある日突然雷が落ちるように起きることがほとんど。
「あなたたちなら、乗り越えられますよ」
という天からのメッセージなので、もっと素敵な2人になれるチャンスなのです。
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