【髪が多い人用】美容師直伝「髪のボリュームダウン」を目指す日常ケア4つ
「髪が多くてまとまらない……」と悩む方は少なくないはず。毛量が多いと髪が広がりやすく、頭が大きく見えたり、野暮ったく見えたりしてしまうことも……。
そこで今回は、美容師のナカイヒロキさんに“髪の広がりを抑える日常ケア”を教えてもらいました。
ナカイさんによれば、“髪が多くて広がる”という悩みは、お客様からもよく相談されるそう。そんなときにおすすめしている、ぜひ試してほしい自宅ケアです。
1:ドライヤーで髪をしっかり乾かす
当たり前のことですが、意外とできていないのが“ドライヤーで髪をしっかり乾かす”ということ。
「髪を途中まで乾かしたら、あとは自然乾燥」という方もいるかと思いますが、自然乾燥は髪の広がりの原因になることがあります。さらに、ツヤが出にくいというデメリットも……。
ドライヤーの熱でしっかり乾かすことでキューティクルが整いやすく、ツヤが出て髪がまとまりやすくなりますよ。
2:ヘアトリートメントを使う
みなさんシャンプー後は何を使っていますか? コンディショナーやリンスを使うと髪にツヤが出やすいですが、広がりを抑えることは難しいことも。
髪が広がる原因は、“乾燥”であることが多いです。そこで、“ヘアトリートメント”を使って保湿する習慣をつくるのと良いでしょう。
コンディショナーやリンスはつけることで“髪の表面をコーティングする”イメージですが、ヘアトリートメントは“髪の内側を保湿する”というイメージです。
ヘアトリートメントを使うことで髪の毛が潤いやすく、髪の広がりを抑えたいときにおすすめです。
3:洗い流さないオイルトリートメントを使う
髪が広がる人は、洗い流さないオイルトリートメントを使ってみるのもよいですね。
洗い流さないオイルトリートメントは種類が豊富ですが、髪の毛が多くて広がりやすい人には、重めのとろっとしたテクスチャーのオイルトリートメントがおすすめ。
4:シアバター系ワックスでスタイリングをする
美容師が髪の毛が広がる方のスタイリングをするとき、シアバター系のワックスを使うことが多いです。
シアバター系のワックスは油分が多いため、髪を保湿しながら広がりを抑えるのに役立ちますよ。
ワックスを使うときは髪の表面だけではなく、内側にもしっかり使いましょう。髪の内側にシアバター系のワックスを仕込むことで、内側から髪の広がりを抑えやすくなります。
普段からの心がけひとつで、髪の毛の広がりは解決できることも。
髪の広がりが気になる方は、始められることからぜひ試してくださいね。