美容室帰りの髪を自分で再現!美容師が実践する正しいドライヤーの使い方【基本】
美容室で髪の毛を乾かしてもらうとさらつやヘアになれるのに、自分で乾かすとあのさらさら感とツヤを再現できない……と思ってことはありませんか。その原因の1つに、“ドライヤーのかけ方”の違いがあります。実は、ドライヤーの使い方次第で、髪の毛のさらさら感・ツヤは簡単に再現できるそう。
そこで今回は、美容師のナカイヒロキさんに、実際に行っているドライヤーの使い方を教えてもらいました。今まで一般的だと思っていた使い方は、実は間違っているかもしれませんよ。
ステップ1:髪の根元〜毛先に向かって乾かす
ドライヤーは基本的に髪の根元から乾かしていきます。イメージとしては頭皮を指で擦るようにして、髪の根元にドライヤーの風が入るようにするのが大切です。
髪の根元から乾かすことで、中間や毛先まで自然と乾いていきます。先に毛先から乾かしてしまうと、根元を乾かしているうちに毛先がより乾いてしまって、パサパサになる原因となってしまうことも。
最初は、風量と温度はMAXがおすすめです。
ステップ2:髪の毛の流れに沿って、ドライヤーの風を当てる
髪の根元〜毛先に向かってドライヤーをかけて、根元が乾いてきたら次は中間や毛先を完全に乾かします。
髪の中間や毛先を乾かすときはドライヤーを頭の上に持ち上げて、髪の毛の流れに沿わせるように、上から下へと風を当てていきましょう。そうすることで、ツヤがでやすくなり、さらにまとまりもよくなります。
ステップ3:最後は冷風を使う
髪の毛が乾いたら、終わりではありません。最後の仕上げには、“冷風”を使いましょう。
髪の毛をドライヤーで乾した後はまだ熱が残っているので、冷風で冷ましていきます。
また、冷風で髪の毛を冷ますことで、きれいな髪のシルエットがキープされやすいです。時間が経つと髪の毛がまとまらなくなる人は、冷風をうまく使って形をキープしましょう!
髪の毛を乾かすことを適当にすると、気づかぬうちに髪にダメージを与えてしまっているかもしれません。自分でドライヤーを正しく使うことができれば、美容室帰りの仕上がりを再現することも!
いつものドライヤーの使い方を見直して、美髪を目指していきましょう。
【画像】
※Kamil Macniak / Shutterstock