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美容師が教える「ヘアカラーは、どれくらいの頻度でするのが正解?」
女性のほとんどの方がヘアカラーをしていると思いますが、カラーは時間が経つと色が抜けたり(退色)、根元の新しい髪が生えてきたりする現象(通称プリン状態)が起こります。
しかし、カラーをするタイミングやカラーの特性、ケア方法を学べば、少しでもきれいなカラーを維持することは可能。今回はカラーについてご紹介します。
秋冬のトレンドカラーは?
出典: GATTA(ガッタ)
一般的にカラーは季節によってトレンドが変わります。それは季節によってファッションが変わるからです。
春夏は比較的彩度の高い明るめの服が多いの対して、秋冬は彩度の低いモノトーンの服が多くなります。ファッションのトレンドに合わせて髪の色を選ぶことで、全体的に統一感を持たせることができますよ。
それから気温が低くなるこの季節は、赤やピンクなどの温かい色(暖色系)にすれば、より秋冬っぽく。
そんな理由を考慮して、今年のおすすめカラーは“ピンクラベンダー”。暖色系のピンク色×夏の間に退色して出た黄ばみを打ち消してくれる補色のラベンダーの掛け合わせです。
寒色系は熱に弱く、暖色系はシャンプーに弱い
寒色系はコテやアイロンの熱を加えると退色しやすく、暖色系はシャワーやシャンプー時に退色しやすい特性があるといわれています。
どちらの色も長持ちさせるためには、“色を少しずつ入れ続けること”が大切です。最近見かけることが多くなった“カラーシャンプー”を活用すれば、シャンプー時に好みの色を髪の内部に入れることができますよ。
カラーのタイムリミットは2ヶ月
出典: GATTA(ガッタ)
髪は2ヶ月で2.5センチほど伸びるので、根元の新しい髪(新生毛)がかなり目立ってきます。
2ヶ月以上経つと毛先も退色が進み黄ばみが出たり赤みが出たりして、本来のきれいな色味を感じられなくなるので、2ヶ月経った頃に根元のリタッチと毛先の色味補充を行なってきれいな髪色を復活させてください。
ヘアケアでカラーの持ちは劇的によくなる
きれいに染まったカラーを長持ちさせるためには、ヘアケアが大切です。
カラーで髪の色が変わるのは、カラー剤の中にある色素の粒子が髪の内部に入るから。この色素の粒子はダメージのない髪にはとどまりやすく、ダメージ毛からはすぐに流失してしまいます。
つまり、ヘアケアを行いダメージを少なくすることがヘアカラーの持ちをよくすることにつながるのです。
カラーについてのお話はまだまだたくさんありますが、今回はここまで。
ここでご紹介した基本的なことを守り、きれいな髪色を維持できるように頑張ってくださいね!
【画像】
Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)