【京都】思わず電車から降りて眺めたくなる駅舎をまとめました！

京都府内にはたくさんの駅がありますが、中には一度目にしたら忘れないユニークな形をした駅舎があります。今回は、京都府内にある個性派の駅舎をご紹介。思わず電車から降りて眺めたくなる駅舎をまとめました。

JR京都駅発！ユニークな駅舎を巡る旅に出よう！

まずご紹介するのは、京都府内にたくさんの駅舎があるJR。京都駅を出発して、沿線にあるユニークな駅舎を巡る旅に出かけましょう。

秘密道具を思わせる形がとってもキュート！

【木津川市】JR西木津駅＜学研都市線（片町線）＞

まず訪れたのが「お茶の京都」木津川市にある、学研都市線（片町線）の西木津駅。快速や普通電車など全ての電車が停車するこの駅には、某猫型ロボットの秘密道具「ガリバートンネル」に似たフォルムの駅舎があります。

もちろん、この駅舎を通っても小さくならないのでご安心を。

駅舎の中には、改札機や券売機、路線地図などがコンパクトに収められています。

1999（平成11）年にこの駅舎は竣工しましたが、トンネル状になった理由は定かでないようです。思わず写真を撮りたくなる、そんな可愛い駅舎が木津川市にありました。

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JR西木津駅＜学研都市線（片町線）＞
住所：木津川市相楽川ノ尻55
アクセス：JR木津駅から学研都市線（片町線）の普通電車に乗って3分

3路線が集う駅舎は流線型のフォルムがスマート

【木津川市】JR木津駅＜大和路線（関西本線）・学研都市線（片町線）・奈良線＞

JR西木津駅の1駅隣にあるのが、大和路線（関西本線）、奈良線、学研都市線（片町線）の3路線が乗り入れるJR木津駅。2007（平成19）年に竣工した駅舎を、日々、多くの人が利用します。

このJR木津駅がある木津川市はかつて都が置かれ、京都と大阪を結ぶ木津川の水運で栄えた歴史があります。その川の流れを表しているかのように駅舎のフォルムは流線型のスマートな印象。所々に木材が使われているのは、木津川水運で運んだ木材をイメージしているのでしょうか。

エスカレーターを上って改札口に向かう通路には、大きなガラス越しに住宅街と緑が織りなす景色を一望。こんな素敵な場所に住んでみたいですね♪

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JR木津駅＜大和路線（関西本線）・奈良線・学研都市線（片町線）＞
住所：木津川市木津池田116-2
アクセス：JR京都駅から奈良線のみやこ路快速を利用して36分

駅舎はまるで山小屋！？京都駅からすぐ行ける「秘境駅」

【亀岡市／京都市】JR保津峡駅＜嵯峨野線（山陰本線）＞

最後に訪れたのが、JR京都駅から嵯峨野線（山陰本線）の普通電車に乗って7駅目にあるJR保津峡駅。亀岡市と京都市西京区にまたがるこちらの駅は、鉄橋の上にホームがある珍しさが鉄道ファンの間で知られています。深い山々に囲まれたホームの下には保津川が流れて開放感も抜群！JR京都駅から約20分でこんな自然豊かな場所に行けるなんて驚きですね。

1990（平成2）年に竣工した駅舎はこの自然豊かなロケーションにぴったりな山小屋を思わせる雰囲気。無人駅ですがICカードが使用可能。ここから約4km先には実生（みしょう）柚子や清和天皇陵で知られる水尾集落があり、行楽シーズンになるとハイキングに出かける人が利用するようです。

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JR保津峡駅＜嵯峨野線（山陰本線）＞
住所：亀岡市保津町保津山3-1434
アクセス：JR京都駅から嵯峨野線（山陰本線）の普通電車に乗って約20分

30年近く経った今も新しい！京阪のおしゃれすぎる駅舎

【宇治市】宇治駅＜京阪電車宇治線＞

JR以外にもユニークな駅舎は存在します。宇治観光の玄関口として多くの人が利用する京阪電車の宇治駅もそのひとつ。宇治というと「和」のイメージが強いですが、現代的なデザインにびっくりした人も多いはず。

1995（平成7）年に竣工した新たな京阪電車の宇治駅は、そのモダンなデザインが各界から注目を集め、私鉄の駅としては初めてのグッドデザイン賞を受賞（1996年）。京都生まれの建築家である若林広幸氏が設計を手がけました。切妻屋根と採光用の連続した丸窓に特徴のあるモダンなデザインは、観る人を圧倒する美しさです。

コンクリート打ちっぱなしの現代的な空間にガラスやステンドグラスを配置したモダンなデザインは、建築好きならずとも一度はじっくり見学したいもの。宇治観光をするならぜひチェックしてください！

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宇治駅＜京阪電車宇治線＞
住所：宇治市宇治乙方18番5号
アクセス：中書島駅から宇治線の普通電車で約15分

ユニークな駅舎揃いな京都丹後鉄道

京都北部の丹波、丹後地域と兵庫県北東部の但馬地域を走る京都丹後鉄道（丹鉄）にも、ユニークな駅舎がたくさんあります。今回は、その中から3つの駅舎をピックアップします。

赤い紐が結ばれた巨大な構造物の正体は？

【京丹後市】京都丹後鉄道 峰山駅＜宮豊線＞

宮津駅と豊岡駅を結ぶ宮豊線の峰山駅は、路線内に15駅ある有人駅の1つ。丹後ちりめん創業の地にふさわしく、巨大な機織り機をイメージした斬新な形の駅舎となっています。

ちなみに峰山駅がある旧峰山町は、「丹後風土記逸文」に伝わる「羽衣天女」伝承の地としても有名なことから、「羽衣天女の里駅」とも呼ばれています。

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京都丹後鉄道 峰山駅＜宮豊線＞
住所：京丹後市峰山町杉谷992番地の2
アクセス：京都丹後鉄道 宮津駅から普通列車で約30分

青い海に映えるヨットをイメージしたおしゃれな駅舎

【京丹後市】京都丹後鉄道 網野駅＜宮豊線＞

夏にはたくさんの海水浴客などでにぎわう京丹後市網野町にある網野駅。海が近いこともあり、駅舎は夏の海に浮かぶヨットをイメージ。風を受けた帆を思わせる屋根に、船室の丸窓をモチーフにした窓が印象的です。

駅舎内には網野町観光情報センターがあります。京丹後市の観光情報をゲットするならぜひ立ち寄りましょう！

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京都丹後鉄道 網野駅＜宮豊線＞
住所：京丹後市網野町下岡110-2
アクセス：京都丹後鉄道 宮津駅から普通列車で約1時間

立派な日本建築の駅舎は旧県庁舎がモチーフ

【京丹後市】京都丹後鉄道 久美浜駅＜宮豊線＞

3つ目にご紹介するのが、京丹後市久美浜町にある久美浜駅。京都府で最も西にある駅舎は、かつてこの地に存在した久美浜県の県庁舎外観をモチーフにしています。

駅舎には、郵便事業が創業した1871（明治4）年当時使用していたものと同じ形のポスト（書状集箱）も置かれ、実際に利用されているのだそう。他にも、細かな部分までこだわりが感じられる駅舎を、京都丹後鉄道に乗って見学に行ってみてはいかがでしょうか。

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京都丹後鉄道 久美浜駅＜宮豊線＞
住所：京丹後市久美浜町栄町772番地
アクセス：京都丹後鉄道 宮津駅から快速・特急列車で約1時間

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