第一印象をもっと素敵に!プロ直伝「丸顔さん」の華やかアイメイク術
時間をかけてメイクをして、お出掛けしたときに「今日すっぴん?」と聞かれてしまうときってありませんか。時間をかけた分、ちょっと気持ちが落ち込んでしまいますよね。
もちろん一番は、自分が楽しめるメイクをすることが大切です。ただせっかくなら、「なんか今日のメイク良い感じだね」なんて言ってもらえたらうれしいですよね。
そこで今回は、ヘアメイクのmisako kamiyaさんにメイク映えしないと悩んでいる方に向けて、華やかな印象を与えることができるメイク術を教えてもらいました。
まずは自分の印象を把握しよう
今回そんなお悩みを持って、メイクレッスンに参加してくださったRさん。
まずは、最初にいただいた彼女の写真からご紹介します。
瞳が大きいかわいらしい方ですね。顔の形は丸顔さんタイプなので、どちらかというと幼くみられやすいタイプの方だと思います。
印象はどこで決まる?
ぱっと写真を見るとき、初対面の方と話すとき、人はどこを最初に見ると思いますか? 第一印象は数秒で決まるといいますが、だいたい目のあたりを見ることが多いのではないでしょうか。
たとえば、瞳の形・クマの有無、眉毛の形でその方が人に与える印象が決まるとして、Rさんの場合以下のような特徴があります。
【瞳の形】
・幅が狭い二重なので、奥二重に見える
・黒目と白目のバランスが良いきれいな瞳の形
・眉毛との距離が近くまぶたにお肉がきちんとある
【クマの有無】
・クマよりも涙袋に目がいく
【眉の形】
・眉山と眉尻の位置がやや内側にあるので短め
どのように変化をつける?
印象を左右する“目周り”をどうメイクするかがポイントです。今回は、眉毛と瞳にフォーカスを当てましょう。
ズームするとこの部分です。
【目もと】
奥二重・かつまぶたにお肉がある瞳に幅広グラデーションは腫れぼったくみえてしまう可能性があるので、NGです。グラデーションの幅を狭くして上下囲むことで、瞳の輪郭を濃くしていきましょう。
今回はRさんの肌に映える赤みのブラウンをチョイスして、瞳の印象をぐっと引き立たせました。
【眉毛】
丸顔タイプの方はフォルム的に幼い印象を与えるので、顔の額縁である眉毛で印象を変えます。眉山の位置を普段よりも外側に持ってきて、眉毛全体を長めにします。
太さは細くするよりも、ナチュラルな太さを残しましょう。
仕上がりがこちら
瞳と眉の印象はいかがでしょうか? アイメイクはアイシャドウがメインになるので、アイラインは細くしてまつ毛も色付き下地のみで太さをださないようにしました。そのおかげで、垢ぬけた印象のアイメイクになってくれましたね。眉毛も長くしたことで、程よい大人っぽさを演出してくれています。
ちょっとしたことで印象は変わります。そのちょっとしたことが、「おっ、なんか良い感じ」「なんか変わった?」のような印象作りになるのではないでしょうか。
Rさんからもレッスン後に、「赤のシャドーを褒められました!」とご連絡いただきました。やっぱり褒められるって、自信にもなりますしうれしいですよね。
“メイク映えしない”と悩む前に、“自分の顔の特徴を知って生かすにはどうしたら良いかな”と考える目線を変えていきましょうね。メイクは朝の始まりの時間。少しでもワクワクをお届けできますように。