ファンデと下地を混ぜる!? プロが実践する「美肌メイクのプチテク」3つ
美しく透き通った印象の肌は、女性の永遠の憧れですよね。美肌をつくるには、毎日手間暇をかけてスキンケアをしたり、高いコスメと高いテクニックでメイクをしたりしなければならない……というイメージがありますが、実は普段のメイクを一工夫するだけでも、美肌にぐっと近づけることができるんですよ。
そこで今回は、ビューティープロデューサーの小笠原彩さんに“仕上がりに差が出る美肌メイクのプチテクニック”を教えてもらいました。
テクニック1:スキンケア後の「ティッシュオフ」
みなさんは、スキンケアの後に“ティッシュオフ”をしていますか? たかがティッシュオフと思われがちですが、実は美肌メイクにとって非常に大きな影響をもたらします。
スキンケア後の肌はうるおいがあり、とてもメイクのノリが良い状態ですが、気をつけなければいけないのは、余分な油分や水分です。この余分な油分や水分をそのままの状態にしてメイクをしてしまうと、その後のファンデーションや下地が馴染みづらくなるだけではなく、毛穴落ち(毛穴にファンデーションが入り込んでしまうこと)や化粧崩れの原因になります。ティッシュオフしておくことで、これらが防ぎやすくなるんですよ。
ティッシュオフの方法は、スキンケア後に顔全体を覆うようにティッシュを被せ、軽く両手でプレスするだけ。しっかりとメイクがのりやすい肌に準備をしてから、メイクをするようにしましょう。
テクニック2:下地&ファンデーション後の「ハンドプレス」
理想的な美肌とは、“陶器のように透き通った肌”をイメージする方が多いのではないでしょうか。そんな肌に仕上げるためには、ベースメイクが浮いていない状態、しかもしっかり密着している状態をつくりあげることが大切です。
ベースメイクが密着していないと肌から浮いてしまい、作り物のように見えてしまいます。これを改善するには、下地をつけた後にハンドプレスで上から温めてなじませることが大切です。
このテクニックを加えるだけで、コスメと肌との密着度が格段に上がりやすく、美肌に一歩近づくことができます。手順は下記の通り。
(1)下地、ファンデーションを手で伸ばす
(2)スポンジで馴染ませる
(3)顔全体を包み込むようにハンドプレス
下地をつけた後、そしてファンデーションをつけた後にそれぞれハンドプレスをしましょう。
テクニック3:ファンデーションに「ツヤが出る下地」を混ぜる
ファンデーションをつけるとき、ファンデーション自体にツヤが出る下地を混ぜることで、ファンデーションの内側から輝くような繊細でまろやかな肌に見せることができますよ。
この一手間を加えるだけで、透明感のある、まるで素肌のような美肌に仕上がるでしょう。
明日からすぐに試せるテクニックばかり。みなさんもぜひ実践してみてくださいね!
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※ Kukuruza Oksana、JAYANNPO、Olena Zaskochenko、puhhha/Shutterstock