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取引先との有意義な時間を叶える!たった一言で会議の流れが変わるセリフ

2019.03.16

取引先との重要な会議では、思わず感情的になり、相手を思いやる余裕がなくなってしまったことありませんか。

今回は、マナー講師経験のある前濱瞳さんに取引先との会議を和ませる一言を3つ教えてもらいました。スマートな対応で好印象に近づくために、ビジネスパーソンのみなさんはチェックしてみてくださいね。

 

シーン1:資料を見て欲しいとき

出典: 4 PM production / Shutterstock

取引先との重要な会議では、さまざまな資料を参考に話し合いをしますよね。そんな緊張感のある会議で「こちらの資料を見てください」と言うと、なんだかぶっきら棒な印象になってしまいませんか?

ただでさえ張り詰めた空気感の会議では、ちょっとした一言で、場を和ませたいですよね。こういったシーンでは「参考に資料をお持ちしましたので、お目通しいただけますか」と言ってみてはいかがでしょう?

「見てください」よりも丁寧な言い回しですよね。長時間の会議で疲労が見えるようなシーンでこそ、相手を思いやる言葉遣いで、場を和ませてあげましょう。

 

シーン2:反対意見を出すとき

出典: g-stockstudio / Shutterstock

取引先との会議で、時にはお互いの主張が飛び交う瞬間もありますよね。しかし、相手を言い負かすような強い表現では、余計に口論がヒートアップしてしまうかも……。そんなシーンも思いやりのある一言で冷静さを失わないのが、スマートなビジネスパーソンでしょう。

つい反対意見を言うときには「でも」から始まるような直接的な否定表現を使いがちですが、やわらかく話すように意識するだけで、印象がガラリと変わりますよ。

具体的には「あえて反対意見を申し上げますが」や「とても良いご意見だと思います。ただ、少し気になる点がありまして……」といった言葉を挟むとどうでしょう?同じように反対意見を伝えたいシーンでも、言葉遣いを工夫するだけで、落ち着いた話し合いができるでしょう。

 

シーン3:問題や改善の提案をしたいとき

出典: g-stockstudio / Shutterstock

提案が浮かばず、会議が難航してしまうシーンもあるでしょう。行き詰まったときには、重苦しい空気が会議室を包み込む。こんな場合、どうすれば取引先との会議を進行するのがよいでしょう?

ここでは、簡潔に述べることがキーポイントです。まるで鶴の一声のように「まず結論から申し上げます」と問題提議や、改善の提案をおこないましょう。こういった行き詰まった場面では、分析データや資料をなんとなく読み上げてしまいがちですが、結論から述べることで、より明確な提案ができます。

次にデータを使用しながら、具体的に説明していくことで、より相手に伝わりやすいですよね。こうして滞った空気に風穴をあけることで、周りからも新しい意見が飛び出すきっかけにもつながるでしょう。

 

取引先との大事な会議では、お互いの意見を尊重しながらスムーズに進行したいですよね。ついヒートアップして、強い言葉遣いになってしまったり、思いやりの足りない表現になったりすることも……。こういった場面でこそ、みんなが気持ちよく会議に集中できるよう、ちょっとした気遣いの言葉遣いを心がけましょうね。

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【参考】

※ 『できる女性のビジネスマナー』(西出博子監修)/ ナツメ社

【画像】
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