TOP ライフスタイル 使わないもので溢れてない?プロが教えるキッチンの「シンプル整理術」

使わないもので溢れてない?プロが教えるキッチンの「シンプル整理術」

2019.03.15

「少しでも家事の負担を減らしたい」と思ったら、まずはキッチンを整えることをおすすめします。キッチンが使いやすくすっきり整った状態であれば、無駄なアクションが減り、日々の家事の負担も減るはずです。

そこで今回は、キッチンを整えるときにまず注目すべきポイントについて、整理収納アドバイザーのmaikoさんに教えてもらいました。

 

「不要なもの」を取り除くだけ!

キッチンでの作業をスムーズにするために、そしてすっきりしたキッチンを保つために、とにかく有効なのが“不要なもの”を取り除くこと。

細かいものでごちゃごちゃしがちなキッチンには、必要なものだけでなく、なんとなくあるけれど使っていない不要なものが混在していることが多いですね。使いやすいキッチンに整えるためには、収納方法や収納グッズに注目する前に、まずは不要なものを取り除くことが先決です。

キッチンを整えるうえで大切なのは、“使う人にとって使いやすいキッチンである”ということ。使いやすいキッチンに整えるために、“不要なもの”が隠れている代表的な以下の2つをチェックしてみましょう。

 

多すぎるキッチンツール

出典: GATTA(ガッタ)

キッチンにあるのが当たり前と思っているものでも、使う人によっては不要な場合がありますね。「一般的な基本セットはひととおりそろえておくべき」というのは、必ずしも正解ではありません。

たとえば、ひととおり大小のサイズをそろえているキッチンツール。使っているのはいつも決まったものだけなら、思い切って使っていないものは不要なものと判断しましょう。特に便利に使い分けができていない場合には、大小それぞれのサイズをそろえておかなくても問題ありません。使用頻度が低く他のもので代用できるようなものも、無理に置いておく必要はありませんよ。

「あったら便利かな」、「テレビで紹介されていたから」、「100円だから」という理由で購入した便利グッズも、引き出しの奥で眠ったままになっていることが多いですよね。それらもすべて見直すべき“不要なもの”です。

 

使っていない食器

出典: GATTA(ガッタ)

多くの人が悩んでいる“使っていない”食器の存在。頂きものや以前になんとなく購入したものが、食器棚の奥に眠っていることも多いですよね。

食器は割れたり著しく汚れたりしない限りは、使えない状態になることはないため、多くの人が「使える状態だから」という理由だけで、食器棚に詰め込んだままにしています。しかし、食器棚のスペースも無駄にしているのが現状です。

使える状態のものを手放してはいけないルールはなく、大切なのは、使う人が気持ちよく、そしてスムーズに作業ができるキッチンであることです。そして、家事を行ううえでのモチベーションも大切なポイント。使いたいと思わない食器は、手放してしまっていい“不要なもの”の対象です。

 

使いやすいキッチンに整えるためは、一般的かどうかは関係なく、使う人に合わせて整えることが大切です。使う人にとって必要なものだけで構成されたキッチンなら、効率的な作業はもちろん、気持ちよくすっきり使うことができるはずです。

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