衣替えする前に!大切な服を数年先もキレイに保つ整理&お手入れのコツ
暖かい日が増え、春が近づいていることを実感する今日この頃。そんな新しい季節を迎えるにあたって、忘れてはいけないのが、洋服の衣替えですよね。
そこで今回は、整理収納アドバイザーのmaikoさんに、大切な服を次のシーズンまで保管するためのポイントを教えてもらいました。
クリーニングに出した洋服の保管方法
ホームクリーニング不可のものはクリーニング店にお任せし、持ち帰った後は、ビニールのカバーを外して保管しましょう。
クリーニング店で被せて返されるビニールのカバーは、一見すると汚れやホコリを避けるために便利そうではありますが、これは保管のためのものではありません。ビニールのカバーを被せたままにすることで、湿気がこもりやすくなり、カビが生える原因になることや変色の原因になることがあります。
保管に際してカバーが必要と感じる場合には、不織布や防虫カバーを使用しましょう。
家でお手入れできる服の保管方法
ホームクリーニング可能な服は、洗濯表示をきちんとチェックし、丁寧な扱いを心がけましょう。
ニットは、手洗いでも洗濯機を使用する場合でも、必ずぴったりサイズのネットとおしゃれ着用の洗剤を使用します。そしてハンガーを使わず、日陰で平干しするのがキレイを保つコツです。平干しをするための便利グッズは、100円ショップでも購入可能ですので、持っていると便利かもしれません。ニット以外のトップスも、襟やそでの汚れをしっかり落とし、アイロンをかけてから保管しましょう。
小さな一手間を惜しまないことで服は長持ちし、また次のシーズンも気持ちよく着ることができますね。
シーズン中に1度も着なかった服の保管方法
このシーズンも活躍し、また次のシーズンも着たいと思う服は、きちんと手入れをして保管するだけですが、問題なのが1度も着なかった服です。シーズン中に1度も着なかった服が、次のシーズンでも活躍する可能性は、低いというのが実際のところ。
大切な服を良い状態を保って保管するためには、クローゼットの風通しが重要。着ていない服が多いクローゼットは、使い勝手はもちろん、保管の状態を悪くしてしまう可能性もあります。
シーズン中に1度も着ることのなかった服は、今一度見直し、次のシーズンも“着たい”と思う服のみを保管しましょう。衣替えに合わせて着ていない服の整理も進めると、効率よくクローゼットをすっきり保つことができますよ!
季節の変わり目に必須の衣替え。タイミングを逃さず、きちんと手入れをして大切な服を上手に保管してくださいね。
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