お肌の乾燥を招く?ついついやりがちな「NGスキンケア」習慣
この季節は「きちんと保湿をしているはずなのに、肌の乾燥が気になる……」と、悩まれる方が多いのでしょうか。もしかしたら、いつものスキンケアのやり方に問題があるかもしれません。
そこで今回は、美容家の杉本由美さんに、気づかないうちにやってしまいがちなNGスキンケアを教えてもらいました。
NG1:強すぎるコットンパッティング
パッティングをしながら化粧品をつけることは、肌に刺激を与えてしまう可能性があるので控えたほうがよいでしょう。洗顔もそうですが、スキンケアも肌に負担を掛けないことが大切です。
ポイントは、手のひらで優しく包みむようにすること。コットンで化粧水をつけるという方も、擦らずにおさえるだけのコットンパックのようなイメージを心掛けてみてください。
NG2:やりすぎの極端なスキンケア
化粧水の重ねづけ、美容成分が豊富なアイテム、スペシャルケア……。あれもこれもと“極端にケアすぎてしまう”ことが、逆効果になってしまう場合も。
・数回程度以上、化粧水を重ね付けする
・美容成分が豊富なアイテムを一度にいくつも使用する
・スペシャルケア用のシートマスクを毎日している
これらの行為は、お肌の“栄養過多状態”につながっている可能性があります。
肌力の低下を加速させないために、普段は不足しているうるおいを補うことだけを意識したシンプルなスキンケア、そこに週に1~2度のスペシャルケアをプラスさせるくらいが理想ではないでしょうか。
NG3:マッサージをしながらスキンケア
肌のたるみが気になるから、スキンケアをしながらマッサージをしているという方が多いのではないでしょうか。実はこの効率が良さそうなスキンケア法は、肌に刺激を与えてしまうことも。
マッサージ目的ではないアイテムを使ってマッサージすることで、逆に肌へ摩擦を与えてしまうかもしれません。もしマッサージをしながらスキンケアをしたいという方は、マッサージクリームとしても使用できるスキンケアアイテムをセレクトしてみてください。
よかれと思って習慣化していたスキンケアが、もしかしたら逆効果かもしれません! 一度見直してみてくださいね。
【画像】Misha Beliy、Yuriy Maksymiv、Pressmaster / Shutterstock