これだけで小顔に見える!? プロ直伝「お悩み解消」メイク術
いくつになっても憧れる小顔。髪のスタイリングで見え方を工夫した経験のある方もいるのでは? そんな方にご提案したいのが、メイクで顔を小さく見せる方法です。
そこで今回は、悩みやコンプレックスを解消できるメイク術を、メイクアップアーティストの小笠原彩さんに教えてもらいました。
光と影を使って、より立体感のあるメイクを
お顔の余白を少なく、小顔に見せていくポイントは、ハイライトとローライトを使うこと。ハイライトとローライトを使う“コントゥアリング”という技術がとても大事になります。コントゥアリングは海外セレブなどの間でも特に人気のメイク術で、ハイライトとローライトを使い、理想の骨格に近づける方法。
真っ白な風船をイメージしてください。何もせずそのままだと全てが膨張してみえますが、そこに影をつけたり、ライトで照らしたりすると、風船の輪郭が変わり、シャープに見えていきますよね。
ファンデーションを単一に塗るだけだと、そのような真っ白の風船のままなので、そこに影と明るさを足していき、顔の余白を減らしていくことで、結果小顔に近づけていきます。
ポイント1:ハイライトで顔に「高さ」をつくる
“ハイライト”とはお顔の高い部分を強調し、高くみせるものです。塗る部分は図を参考に目の下、目周りのUゾーン、Tゾーンを中心に高く見せたい所です。高く見せたい部分を中心に、お顔の内側から外側にむかって塗布していきます。特にTゾーンや目周りなど、お顔の中心を目立たせていきたいので、必ずお顔の中心から塗布していきましょう。
アイテムはハイライト効果のあるパウダータイプ、もしくはリキッドタイプのハイライトを使用していきます。自然に見せたい方や、シワなどのお悩みを抱えている方はリキッドタイプがオススメ。自然なツヤがイキイキとした印象を与えます。
ポイント2:ローライトで顔に「影」をつくる
“ローライト”はハイライトと反対で、低く影になるようにみせていくものです。図のように耳下から顎にかけて、おでこ付近など、影にしたい部分に塗布していきます。大きめの筆にパウダーをとり、しっかり手元で馴染ませます。そして耳の下を拠点に矢印の方向に動かしていきましょう。ハイライトと違い、外側を一番陰にしたいので、外から内に筆を動かしていくと失敗が少ないです。
おすすめは赤みのないローライト用のパウダー。クリームタイプの方がより自然には見えますが、馴染ませるのが難しいので、慣れない方はパウダータイプでふんわりとのせていきましょう。
全体像を見ると顔の余白が少なくなることがイメージできますよね。このようにしてあげると、小顔に見せるだけでなく、真ん中にある目や鼻などを強調して見せてくれるので、メリハリのある顔立ちにしてくれます。ぜひ試してみてください。
【画像】
※gpointstudio、Africa Studio / Shutterstock