【2023年GWの天気予報】気象予報士が解説!5月は、寒暖差&黄砂に注意
暖かい陽射しや爽やかな風に誘われ、外に出て過ごしたくなる日が増えました。今週末よりGW(ゴールデンウィーク)。お出かけを計画している人はもちろん、家でのんびり過ごしたい人も、連休中のお天気は気になりますよね。
そこで今回は読売テレビ「かんさい情報ネットten.」のお天気コーナー「スケッチ予報」でお馴染みの気象予報士・蓬莱大介さんに、2023年5月の天気予報や黄砂について教えていただきました。
■寒暖差激しい5月の天気、紫外線対策もお忘れなく!
2023年5月の天気は周期的に変わりやすく、高気圧・低気圧が交互にやってきて、晴れの日がずっと続くということはなさそうです。
花粉がようやく収まったばかりですが、この時期は、まだ体調管理に注意が必要です。一日の間で寒暖差が大きいのも5月の特徴で、関西では朝晩と日中の温度差が10℃以上という所がほとんどです。また、雨が降る前の日から気圧が下がりはじめ、頭痛が起こる人もいるかもしれません。
服装は、夜の冷え込みを考えて、ちょっと荷物になるかもしれませんが、上着を持ち歩いたほうがこの時期は安心ですね。
5月は、南からの暖気と北からの寒気のせめぎあいが起き、低気圧が発達しやすい時期でもあります。5月に発達する低気圧のことを“メイストーム”といいますが、雨風が強まりやすいため、天気マークを確認するだけではなく、気象予報士が解説している天気予報もこまめにチェックしてくださいね。
また、いまからケアしておきたいのが紫外線対策です。紫外線は、気温が25℃以上でも20℃以下でも関係ありません。暑くなく過ごしやすい晴れの日は油断しがちですが、日焼け対策はこの時期からしっかりと始めたほうがいいでしょう。
さらに、空気も乾燥しやすい時期ですから日焼けの対策だけでなく、保湿などのアフターケアも大切にしたいですね。
■GW中の関西の天気は?
GW最初の土日は雨ですが、GW半ばに晴れの日が数日続き、後半に雨になると予想しています。晴れる日は25℃以上になるため、熱中症に気を付けてください。
新型コロナウイルス感染症が少し落ち着いて、GWに旅行などお出かけする人が多いようです。車で渋滞にはまる人もいるかもしれません。車の中での熱中症には特に気をつけてください。車の中に子どもやペットを置いて出かけないように。
4月は濃い黄砂がたびたび流れてきましたが、今の所GWに濃い黄砂の飛来は予想されていません。
中国で低気圧が発生し、発達しながら、日本の方へと近づく時、ゴビ砂漠やタクラマカン砂漠で砂が巻きあげられて、それが北風や西風に乗ってやってくるというように、気圧配置の条件が重なれば、5月に黄砂が飛来することはあり得ますが、今の所、予想されていません。
梅雨や夏になると、南風に変わるので、黄砂は日本に飛来しにくくなります。
新生活で生活環境が変わった人もいるでしょう。1カ月ほどたって、そろそろ疲れが出やすい時期です。意識的に睡眠時間を確保して、寒暖差が大きい5月も元気に過ごしましょう!(解説/蓬莱大介)
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※ 蓬莱大介さん・・・2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は『情報ライブ ミヤネ屋』、『かんさい情報ネット ten.』、『ウェークアップ!ぷらす』に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる『スケッチ予報』では、ユーモア溢れるイラストが大人気!
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※蓬莱大介/ウェザーニューズ
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