TOP ビューティ ショートヘアのスタイリングは難しい?美容師が教えるショートヘアさん向けのケア方法10選

ショートヘアのスタイリングは難しい?美容師が教えるショートヘアさん向けのケア方法10選

2019.03.08

ショートヘアは、くせが付きやすくて毎日のスタイリングが難しそう……と思っている方は多いのではないでしょうか。でも、トレンドの可愛くも大人っぽくもできるショートヘアに挑戦してみたいですよね。

そこで、ショートヘアさん向けのくせの直し方を、朝の寝ぐせ直し時短スタイリングから少し贅沢なケアまでまとめてご紹介します。美容師さん直伝の解決法ばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

1:根元からしっかりクセを取る

出典: fizkes / shutterstock

まずは、朝のスタイリング方法から。アイロンをあてたり、コテで巻いたり、力技でどうにかしようとする方が多いですが、ヘアスタイルをつくる重要なポイントは“根元”にあります。

割れてしまった前髪や、跳ねてしまった毛先などの寝グセは、クセがついている根元をしっかりと濡らしましょう。その後ドライヤーを根元にしっかりとあてて、擦りながらクセをとるように乾かします。

一見すると時間がかかってしまうように感じてしまいますが、毛先の流れは根元から始まっているので、根元を直さなければ、毛先の動きは直せません。

根元を濡らして乾かしなおすのが、最短でクセをとる方法なのです。

 

2:えりあしをタイトに締める

出典: Rachel Moon / shutterstock

ショートヘアをきれいに見せるためのポイントは、えりあしのボリューム感。

ボリュームを抑えたタイトなえりあしがショートヘアの特徴でもあり、1番大切なポイントです。

えりあしが膨らんでしまうと、頭頂部のボリュームが少なく見えてしまい、頭のメリハリがなくなってしまうので、きれいなフォルムに見えません。

方法は簡単! ドライヤーでえりあしの根元に温風をあてて、上から手で押さえます。しっかりとそのまま熱が冷めるまで手で押さえて形をつけましょう。

 

3:トップにボリュームをつくる

出典: Look Studio / shutterstock

根元のクセをとって、えりあしをタイトに締めたら、最後はトップにボリュームをつくりましょう。

ボリューム感をキープするポイントは、“しっかり温めて、しっかり冷ます”ということ。

髪の毛は熱が冷めたときに形がつくので、温めれば温めるほど、冷ませば冷ますほど、しっかりと形がつきます。

ただし、温めが不十分だと、しっかり冷ましても形がつきません。逆も然りです。

マジックカーラーを使って温めると、時短になるのでおすすめです。

 

4:髪の毛をしっかり乾かしてから寝る

出典: CandyBox Images / shutterstock

続いて、寝ぐせをつきにくくする方法。寝ぐせがつく一番の原因は“髪の毛が濡れたまま寝る”ことです。

濡れたまま寝て、次の日に髪の毛が爆発していた経験がある人もいるのではないでしょうか。髪の毛をしっかりドライヤーで乾かしてから寝るだけで、寝ぐせがつきにくいので、今日からお試しくださいね。

 

5:お風呂上がりのタオルドライは丁寧に

ショートヘアだからといってタオルでゴシゴシ拭いていませんか? 髪同士の摩擦によるダメージは意外と大きいのです。タオルでやさしくおさえるように頭皮と髪の水分を取っていきましょう。

 

6:アウトバスはミストがおすすめ

ショートヘアの方は根元付近からトリートメントをつけなければいけないので、重く仕上がらないミストタイプがおすすめです。広がりやすい方やカラーやパーマをされている方は、さらっとしたオイルやミルクを併用するといいでしょう。

 

7:ドライヤー前にしっかりとかす

タオルドライ後そのままの状態で髪を乾かしていませんか? ショートヘアでも粗めのクシでとかしてから乾かしてあげることでよりダメージを抑えることができます。また、とかすことでアウトバストリートメントの効果を引き出すことにも。

 

8:ドライヤーにもこだわる

いくら乾かす時間が短いショートヘアといえど、ドライヤーにはこだわりたいところ。美しい髪へと導いてくれる機能性の高いドライヤーを選びましょう。

 

9:週2回のヘアマスク

出典: GATTA(ガッタ)

最後に、さらに気をつけたい方のためのケア。

広がりの原因は、“髪がパサパサ乾燥していること”である場合が多いです。髪が乾燥していると空気中の余分な水分を吸ってしまい、その部分からうねったり広がりやすくなったりします。

まずは髪の内側に栄養を補給して、髪が乾燥しないベースをつくることが大切です。おすすめはヘアマスクを週に2回程度使用すること!

髪が内側からうるおうことで髪の毛が広がりにくくなり、手触りもよくなります。

 

10:1日2回の洗い流さないオイルトリートメント

出典: GATTA(ガッタ)

雨が降ったり湿度が高かったりすると髪の毛は広がりやすくなります。

そんなときの対処方法は、“洗い流さないオイルトリートメント”。髪の表面をコーティングして湿度から守ってくれます。

使うタイミングは、洗髪後の髪をドライヤーで乾かす前とお出かけ前の1日2回です!

 

11:仕上げのオーガニックワックス

オーガニックワックスはスタイリング剤ですが、同時に髪の毛のケアにも役立ちます。

伸びがよく髪にすぐ馴染むしっとりとした質感のものが多いので、髪の毛の広がりを抑えてくれますよ!

髪の毛以外にも肌の保湿剤として全身に使えるものもあるので、ひとつ持っておくと便利です。

 

少し工夫するだけで、ショートヘアのスタイリングもかなり楽になるはず。ぜひショートヘアを楽しんでください!

【参考】

寝坊した朝専用!時短でできる「ショートヘア」のばっちりスタイリング方法
簡単3ステップ!美容師が教えるショートヘアの「寝ぐせ」の直し方
ショートヘアもまとまる!美容師直伝クセ&広がりを抑える3つのケア法
これならできそう!美容師が教える簡単ヘアケア法【ショートヘア編】

【画像】
※ Look Studio、 Rachel Moon、 fizkes、 CandyBox Images、Anna Kraynova /Shutterstock

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