TOP ローカル 兵庫 新港第一・第二突堤の間に、新しく「防波堤」を作るみたい。船が集まるマリーナへの第一歩

新港第一・第二突堤の間に、新しく「防波堤」を作るみたい。船が集まるマリーナへの第一歩

新港町の第一・第二突堤の間を開発するため、防波堤の建設が行われるようです。

神戸市中央区新港町

新港第一突堤は、「みなと温泉蓮」やホテルがあるところで、第二突堤は「神戸アリーナ」の建設予定地。突堤の山側部分には水族館「アトア」などがオープンしている再開発エリアです。

防波堤の建設予定地を「第一突堤」側から見てます。ひとつ東の「第二突堤」との間の海に、それぞれの突堤から突き出す形で作られる計画。

今は角がフェンスで塞がれていますが、工事後は形が変わってくるものと思われます。

図面で見ると、こんな感じ。第一突堤の方が長く、東側が開いているデザインです。

これによって突堤間への波の影響を少なくして、プレジャーボートなどが出入りする「マリーナ」を作ろうと考えているみたい。

市の資料「神戸ウォーターフロントビジョン」には、イメージ図が描かれてます。須磨にあるヨットハーバーみたいな感じです。

山側から見ると、こんな感じ。手前は人が水辺を楽しめるような雰囲気が想定されてます。

これまでは輸送船が入れるズドンと深さのある船着き場でしたが、一部だけ埋め立てて深さを調節するようです。

山側の部分の現在の様子です。今も岸壁に沿って「イス」があって水族館「アトア」に来た人たちなどが、のんびりできる場所。

イメージ図どおりになると、曲線の回廊で突堤の間を渡れたり、子ども達がピチャピチャ足をつけて遊ぶような姿をみかける場所になります。

第一突堤の広々とした何もないスペースには緑が植えられ、さらに写真右手の「住友倉庫」は取り壊すことになっているので、雰囲気も景色も一変しそうです。

この開発の第一歩となる「防波堤」は、いま工事の業者を選んでいる段階。

市としては2025年大阪万博でたくさんの外国人が来るまでにウォーターフロントを整備して、神戸の魅力を発信しようとしているみたいです。

これから約2年、どんな風に変わっていくのか注目していきたいと思います。

◆関連リンク
・神戸ウォーターフロントビジョン - 公式サイト

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