【大人の恋の処方箋】高望みしすぎ?婚活で「妥協しなさい」と言われたら…
「婚活のため、かれこれ40人くらいの男性と出会いました。
ほとんど1~2回会って終わりになることばかりで、付き合うまでには至りません。
友達からは“適当なところで妥協しなさい”って言われるんですが、結婚ってそんなものなんでしょうか?」
(30歳女性 事務)
5,600件以上の恋愛相談を受けてきた中でも、かなり多い相談がこちら。
このようなお悩みのある方は、自分も結婚相手に何を求めていいのかわからなくなっていることが多いです。
人を愛するというのは「その人のダメな部分にもOKを出す」こと。
それと「結婚という社会的制度」に組み込まれることは、少しばかり違います。
結婚に求めるものと真の気持ちとの組み合わせによって「妥協 」という概念の有無が生じてくるのです。
今回のコラムでは、何を妥協すべきかを整理してみたいと思います。
1.男性の容姿、性格、社会的地位などを求める場合
男性に付属している様々な特典に 惹かれ、愛するというよりは「そういう人の妻となった自分が好き」という気持ちがあると思います。
このような場合、妥協は一切せず、理想に合うする男 性が現れるまで婚活をしないと後で後悔することになります。
当然、普通の人よりたくさんの男性と会うことが必要になります。
それから、条件のいい男性は絶えずモテたり、高い確率で親や親戚関係が面倒なことが多いので、それにOKを出せるかも考えることが必要です。
2.結婚している状態への憧れや世間体に対する満足感を得ようとし ている場合
友達が次々に結婚していくと「とにかく結婚したい!」という気持ちになりやすいと思います。
これも愛するとは別の感情ですが、結婚することで達成出来るのであれば、ある程度の妥協は必要。
今までの婚活期間と現在の年齢などで、今後費やすことの出来る年数を算出して妥協点を見つけるといいですね。
なるべく「次の相手とは結婚したい」と考えている男性だけを、相手にすることを勧めます。
3.心から愛する男性を求めている場合
人が愛を感じる部分を言葉で表すのは難しく、あえて言うとすれ ばお互いを取り巻く「気」が合っている状態のこと。
そして、お互いのダメな部分にもOKを出せるかどうかですね。
このような相手はすぐに見つかるとは限らず、運命に懸かっているともいえます。
愛を求めて結婚するのであれば、妥協はもちろんのこと、回りの意見に耳を傾けることも不要。
本人同士で決めていいですし、相手の事情によっては、結婚というかたちにこだわる必要もないかもしれません。
たくさんの男性と会っても決まらない人は「自分が結婚に何を求めているか」を、今一度整理してみるといいかもしれません。
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