あなたはリンゴ型?洋ナシ型?スタイルアップを目指す「体型別マッサージ」
体型ってひとそれぞれ。今よりもっとスタイルアップを目指したいと思ったときに、まず知っておきたいのが自分の体型です。
体型にコンプレックスを感じる多くの人を分類すると、“リンゴ型”と“洋ナシ型”が2大お悩み体型かもしれません。
わかってはいてもなかなか重い腰が上がらない人、見ないフリをしていても、加齢や運動不足によってますます体型の崩れが進んでしまうだけですよ。
そこで今回は、エステティシャンの筆者が、まずはこれをやってみてほしい!“体型別おすすめマッサージ”をご紹介します。
お腹周りが気になる「リンゴ型さん」には
手足は細いのに、お腹周りがしっかりしているリンゴ型さんは、ウエストを絞るだけでかなりのスタイルアップが期待できます。
まずは、毎日30回でいいからやってほしい、ウエストマッサージをご紹介します。
(1)一番くびれてほしいウエストの両サイドに手のひらをセットします。
(2)ウエストを絞ります。
お腹の中心に向かってお肉を寄せ集めます。30回繰り返しましょう。
(3)続いて下腹部へ流します。
中央に集めた脂肪を捨てるつもりで、下腹部に10回流しましょう。
普段の生活の中では、左右の肩甲骨を寄せるように胸をはり、背筋を伸ばしましょう。前かがみでいるとお腹に脂肪がつきやすくなります。
また、深く息を吸って吐くように気をつけてみて。腹式呼吸をしてお腹を動かし、代謝アップを目指しましょう。
下半身の太さが気になる「洋ナシ型さん」には
日本人に多いといわれる洋ナシ型さんは、女性の多くが悩んでいる太ももが課題。特に、太ももが外にせり出してしまうと横幅が広くなり、太ももがゴツく見えてしまいます。
脚のマッサージはたくさんありますが、今回は外側のハリを重点にご紹介します。
(1)まずはそけい部を圧迫します。
あぐらをかくようにし、片側ずつ脚の付け根に両手を重ね、30秒圧迫します。脚のマッサージをするときにはぜひ取り入れてくださいね。
(2)続いて太ももの外側をほぐしましょう。
片ひざを立て、太ももの外側に気になる部分をほぐしましょう。両手でつかみ、親指で滑らせます。
肉質が硬くて難しい、うまくできないという人は、ぎゅっと掴むだけでもOKです。
少し痛いくらいの強さでやってみてください。
(3)最後は太ももの外側をけずりましょう。
同じ体勢のまま、腕を使って太ももの外側を流します。
張り出した外側をけずるつもりで、ひざからお尻に向かって流します。
普段の生活の中では、座り方に気をつけましょう。お尻の割れ目にある骨を巻き込まず、立てるようにして椅子に座ってくださいね。足首とひざはつけるように。
最初はキツイですが、脚を組む、ひざ下をハの字に広げる、ひざを開くなどをしないようにするだけで、内ももスッキリが期待できるうえ、外ハリの軽減にもつなげることができます。
もちろん、エクササイズやストレッチ、筋トレを組み合わせるのがベストですが、体に直接触るセルフマッサージは、体形の変化や肉質の変化を肌で感じられるので、ぜひ継続することをおすすめします。
お風呂の中でのながらマッサージや、入浴後の保湿タイムのマッサージに、参考にしてくださいね。