TOP ビューティ 忙しい朝の準備を時短!美容師が教える「寝ぐせがつきにくい」ヘアケア3STEP

忙しい朝の準備を時短!美容師が教える「寝ぐせがつきにくい」ヘアケア3STEP

2019.02.19

「朝の1分は、夜の10分くらいの価値がある」なんて誰かが言っていたような気がしますが、朝の時間はそれほど貴重ということ。

遅刻ギリギリに起きた朝、寝ぐせが直らずに、モタモタしている時間はありませんよね。

そこで今回は美容師の宮川勇人さんに、寝ぐせの直し方や、寝ぐせがつきにくい方法を教えてもらいました。

 

そもそも、寝ぐせはなぜつくのか?

出典: shurkin_son/Shutterstock

そもそも髪の形を変えられる方法は3つあります。

1つ目は、パーマ液などの化学的な力を使う方法。

2つ目は、アイロンやコテなどの熱を使う方法。

3つ目はドライヤーや、タオルなどで水分がなくなったときに形をつくる方法。

寝ぐせがつくときは、3つ目の“水分がなくなったとき”である場合が多いです。

「濡れている状態で寝て、朝になると乾いてしまい、とんでもない寝ぐせがついて大変」なんて経験がある方も多いかもしれませんね。

 

STEP1:夜にしっかりと乾かしておく

出典: nelen/Shutterstock

大前提として、夜にしっかりと乾かしてから寝ないと、寝ぐせがつきやすくなってしまいます。

しっかりと乾かすといっても、毛先から乾かすのではなく、根元からしっかりと乾かしてください。

根元→中間→毛先といった順で乾かしていくと、髪の水分バランスが整うので、しなやかにまとまりやすい髪になるでしょう。

夜のうちに髪の水分バランスを整えておくと、朝のスタイリングが楽にできますよ。

 

STEP2:ブラシでのブローやアイロンをすると、さらにGOOD

しっかりと髪を乾かすことに加え、ブラシでブローをしたり軽くアイロンをかけたりしてみましょう。

「これから寝るのに、ブローしたりアイロンしたりするの?」と、疑問に思う方も多いかもしれませんが、夜のうちにやっておくと、朝のスタイリングがさらに簡単になります。

ブローやアイロンは、熱の力で髪の形を整えること。よって、よりまとまりやすい髪に仕上げることができます。

このときも、毛先からではなく、髪を横に薄く分けとって根元〜中間を中心にブローやアイロンをすることで、仕上がりがよくなりやすいのと同時に、髪のダメージも軽くなりやすいですよ。

 

STEP3:仕上げには「オイル」がおすすめ

出典: ECOSY/Shutterstock

髪には、乾かして終わりではなく、ケアオイルをしっかりつけましょう。

とはいえ、夜はあまりベタベタしたくないですよね。なので、さらっとしたテクスチャーのオイルがおすすめです。

油分の重さで髪がまとまりやすくなるうえ、髪同士の絡まりも防ぎやすいので、よく寝返りをうつ方にぴったりでしょう。

さらに、水と油は混ざらないので、オイルをつけておくことで、毛先の水分蒸発を防ぐ効果も期待できます。朝まで髪の水分バランスを保つことも、寝ぐせ防ぐためには大事なポイント。オイルによって髪の水分をしっかり守りましょう。

ただ、根元や地肌にオイルをつけると、シルエットが崩れたり、頭皮トラブルが起こったりする原因にもなるので注意が必要です。

 

夜のうちに髪をしっかりケアして、余裕のある爽やかな朝を迎えましょう!

【画像】
※ Svitlana Sokolova、shurkin_son、nelen、ECOSY/Shutterstock

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