腫れぼったくならない!プロが「パウダーアイシャドウ」のお悩みを解決
毎シーズンさまざまな色味が出てくるパウダーアイシャドウ。
最近では、ラメやパールの粒子の細かい繊細なものが増えてきていて、新しい色味を試すたびにワクワクしますよね。
そんなパウダーアイシャドウですが、せっかくすてきな色を買っても、まつげにラメがのってしまう、顔中にラメが散らばってしまう、まぶたが腫れぼったく見えてしまうなど、さまざまな悩みを聞くことも……。
そこで今回は、メイクアップアーティストの小笠原彩さんに、パウダーアイシャドウのあるある悩みの解決法を教えてもらいました。
悩み1:ラメやパールが広がってしまう
「ラメやパウダーがまつげや顔中に広がってしまう」という悩みをよく聞きます。
どんなに粒子が細かいラメやパールも、塗り方によってはこのような悩みにつながってしまうことがあります。
解決方法は、アイシャドウブラシではなく、肌にしっかり密着させることができる“チップ”や“指”を使って塗ること。
その際、少し押さえながらまぶたになじませるように塗ると、ラメやパールが広がりすぎることなく、しっかりと肌に密着させることができるんです。
また、アイシャドウ下地を使うこともおすすめ。肌に密着するので、ラメやパールが落ちづらくなります。
悩み2:まぶたが腫れぼったくなる
次によくある悩みのひとつ、“腫れぼったく見える問題”を解決しましょう。
締め色ではない、パステル系のカラーや明るい色味を使ったときに起こることが多いかと思います。
一般的に白系の色味は膨張色といわれていますが、アイシャドウも同じ。
白味がかっている柔らかいパステル系のカラーは使い方によってはどうしても膨張して見えてしまいます。
ただ使い方を押さえれば目元を明るくかわいく見せてくれる最強アイテム! 目元の形によって使い方を変えていきましょう。
・一重・奥二重さん
一重、奥二重の方はまぶたいっぱいにパステル系のカラーを伸ばすのはNG。
ポイントは目を開けたとき、目元から2ミリほどに抑えること。
こうすることで、白目をきれいに見せながらも目元を明るくきれいに見せてくれます。
また、まつげのキワを埋めるアイライナーやマスカラもプラスするとより膨張を防いでくれますよ。
・二重さん
二重の方は二重の幅以上にアイシャドウをのせることはNG。
目を開けたときに二重の幅以上に広がらないように塗りましょう。
また、二重の幅の広さにもよりますが、広範囲に明るい色味を塗ることになるので、目のキワは一重の方同様、締める色を入れて。
締め色のアイシャドウをチップで入れたり、マスカラやアイライナーでしっかりと目元を締めると腫れぼったさが解消できますよ!
パウダーアイシャドウの使い方を押さえて、シーズンごとにさまざまなカラーを使いこなしていきましょう。
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※ Aleksandr Markin、 AlikeYou / shutterstock