眉色と髪色は合わせなくていい?プロが教える最旬「垢抜け」眉メイク術
一般的に「髪の色と眉の色は同じにするといい」といわれていますよね。
でも、それって本当なのでしょうか? 「眉色を髪色に合わせても、なんだかあか抜けない……」という悩みを解決すべく、メイクアップアーティストの小笠原彩さんに、今トレンドの眉をテーマに、正解眉メイクを教えてもらいました。
髪の色と眉の色は同じである必要はない?
真っ黒な髪の方に真っ黒な眉が良いか、と聞かれると一概にそうともいえないのです。
海外のモデルさんを見てみると、明るい金髪でもダークブラウンの眉の方もいますし、逆に暗めの髪の方でも明るめの眉にすることで、とてもかっこよくメイクを施している方もいます。
実は眉メイクで気を付けなければいけないのは、“どんな眉をつくるか”。それによって色味の選択は変わります。
そこで今回は、今季のトレンド眉にフォーカスし、おしゃれな眉をつくるメイクテクをお伝えしていきます。
今季のトレンド眉は「ナチュラルな太めのアーチ型」
今季はナチュラルな太めのアーチ型眉が旬顔。引き続き太めの眉がトレンドですが、今季は特にアーチ型がトレンドです。
自眉毛をきれいに整えて自眉毛いかしながらつくっていくと、ナチュラルなアーチ眉が違和感なく仕上がります。
自眉をあまり短く細くすると、ナチュラルで太めのアーチ眉をつくることがとても難しくなるので、少し長めにしましょう。
ナチュラル眉のポイント1:トーンを自眉毛に合わせる
ナチュラルな眉を作るときに気を付けなければいけないのは、自眉毛との色味バランス。
自眉毛を残してメイクする場合、髪と眉の色味を完全に合わせてしまうと、自眉毛の色味が浮いてしまうことがあります。
たとえば、自眉毛は黒いのに、明るい髪だからと明るい太めのアーチ眉をつくろうとすると、眉と眉ペンの色味が合わず、ちぐはぐに。たしかに眉マスカラを使うとある程度解消しますが、なかなか眉マスカラだけではきれいに明るくならないことも。
太めのアーチ眉を作るときは、自眉毛の色味に近いトーンで仕上げることがおすすめです。
ナチュラル眉のポイント2:眉色は髪のベースカラーに合わせる
トーンが近い中でもどんな色味を選べばいいのでしょうか。
正解は髪のベースカラーと合わせること。実はおしゃれな眉メイクをしている人は、髪とのベースカラーを合わせていることが多いです。バランスがとても良く見えますよ。
合わせ方は下記を参考にしてくださいね。
赤みのある髪
赤みのある髪色の方は、アッシュ系やグレー系の寒色系眉はNG。茶色系やこげ茶、赤みのある茶色などがおすすめです。
アッシュ系の髪
アッシュ系の髪色の方は、赤みのある茶色などの暖色系眉はNG。グレー系やアッシュ系の寒色がおすすめです。
黒髪
黒髪の方は、あまり色味がある眉はNG。トレンドの太めアーチ眉をつくるなら、少し明るめのグレー系やダークブラウンの色味にすると相性抜群です。
バランスのいいおしゃれ眉を手に入れる近道は、トーンを自眉毛に合わせ、色味を髪のベースカラーにあわせること。
単に髪の色と全く一緒の色にすればいいというわけではありません。色の選び方はどのような眉を作るかにもよりますが、ナチュラルな太めの眉を取り入れるときは参考にしてみてくださいね。
【画像】
※ Basyn、puhhha / shutterstock