【城陽市・久御山町・宇治田原町観光】ハートのお寺&巨大ジャンクションからグルメまで一挙紹介!
京都市から車で程よい距離にあり、お茶の京都に属する自然豊かな城陽市・久御山町・宇治田原町。これまでKYOTO SIDEでご紹介してきた、編集部厳選のおすすめスポットをまとめてみました!それぞれ宇治市に隣接しているので、宇治観光とともに、ひと足伸ばしてみませんか?
・基本的な感染予防対策(マスクの着用・手洗い・身体的距離の確保など)を徹底してください。
・屋外の活動も慎重にしてください。
・発熱等の症状(発熱、咳、のどの痛み、息苦しさなどの症状)がある場合は、外出を控えてください。
- 城陽市ってどんなまち?
- 城陽市で自然を楽しむ! おすすめ観光スポット
- 城陽市の見た目もバッチリ! ご馳走グルメ
- 城陽市版・KYOTOSIDE編集部の推し土産
- おまけ情報:城陽市のご当地ヒーロー!
- 城陽市をのんびりめぐる散策コース
- 久御山町ってどんなまち?
- あなどるなかれ!! 久御山町の実はスゴイ〇〇スポット
- 春と冬に訪れたい季節のおすすめスポット!
- 久御山町版・KYOTOSIDE編集部の推し土産
- 宇治田原町ってどんなまち?
- 宇治田原町で穏やかな時間を満喫!おすすめ観光スポット
- 春の桜&秋の紅葉ベストスポット
- 宇治田原町で高級宇治茶をいただこう♪
- 宇治田原町を車でグルっと堪能コース
城陽市ってどんなまち?
京都と奈良のほぼ中間に位置する城陽市。双方から五里(20キロ)の場所にあることで、五里五里(ごりごり)の里とも呼ばれています。市内にはJR奈良線・近鉄京都線が通っており、京都・大阪・奈良からのアクセスもよく、アウトドアが楽しめるレジャー施設や京都府内最大の梅林など、自然の中で楽しめるスポットがたくさんあるまちです。
城陽市で自然を楽しむ! おすすめ観光スポット
京都府下最大規模の青谷梅林
「春は城陽から」といわれる梅の名所・青谷梅林は、城陽市の南東部丘陵地に広がる約20ヘクタールもの広大な梅林です。例年、2月下旬~3月中旬にかけて約1万本の梅の花が見頃を迎えます。梅の種類は城州白(じょうしゅうはく)や白加賀など6品種ほどが植えられており、大粒で果肉が厚く、桃のように芳醇な香りがする城州白は、ほぼ青谷でしか栽培されていない幻の梅と呼ばれています。
子どもから大人からまでゆったり過ごせる城陽五里五里の丘
JR長池駅から徒歩5分のアクセス抜群の場所にある京都府立木津川運動公園「城陽五里五里の丘」。園内には甲子園球場グラウンドのおよそ1.5倍の広さもある大芝生広場や、ロープで作られた山を登って遊ぶ「ザイルウライミング」が置かれたちびっこ広場、自然を活かした散策路などがあり、子どもから大人まで自由にゆったりとした時間を過ごすことができます。
気軽にアウトドア体験が楽しめる♪ LOGOS LAND
城陽市の総合施設「鴻ノ巣山運動公園」内にある「LOGOS LAND(ロゴスランド)」は、アウトドアブランド「LOGOS」が運営する「外で、食べて、遊んで、泊まる」をコンセプトにしたレジャー施設。東京ドーム約2個分の園内には、室内でテント泊を体験できる全天候型キャンプスタイルのホテルやBQQ、子ども向けの遊具が充実した芝生エリアなどがあり、気軽にアウトドア体験を満喫できます。
城陽市の見た目もバッチリ! ご馳走グルメ
断面にキュン♡フルーツショップ 千馬―MIYABI-のフルーツサンド
「フルーツショップ 千馬―MIYABI-」は果物専門店が営むフルーツサンド専門店。奥はパーラーになっていて、食べごろのフルーツを使ったスイーツなどがいただけます。こちらでオススメしたいのは、大きくカットしたフルーツがゴロゴロ入ったサンドウィッチ。フルーツの美味しさはさることながら、味わいに幅を持たせるために研究された生クリームとのバランスが絶妙です!!
イタリアンシェフが展開する天然酵母食パン専門店 プルンニャの食パン
城陽市内でカフェやレストランを経営するオーナーと、本格的な料理知識を生かして本物志向のパンを作るイタリアンシェフが展開する食パン専門店。こだわりの素材と天然酵母を用いて長時間発酵させた美味しくて安全な食パンが豊富にそろいます。ラインナップには「ゴルゴンゾーラとくるみとハチミツ」や「3種のドライトマトとオリーブとアンチョビ」などのお食事パンもあり、美味しそうな組み合わせについつい買いすぎてしまいそう♪
旅籠屋利兵衛のキュート♡な“どら焼き”
どら焼きが名物の旅籠屋 利兵衛店内には、和菓子店では珍しいオープンキッチンが設けられており、近くでどら焼きができるまでの工程を眺めることができます。商品ラインナップは生どら焼きをはじめ、栗、ほうじ茶、抹茶など常時6~7種類。季節に応じた限定メニューなどもあり、どれもずっしりとあんこが入っていて食べ応えも大満足! 注文を受けてから作ってくれる特製どらやき“たわわ極みどら焼き”は、テイクアウト用に包んでもらって食べ歩き用にもおすすめです。
自慢の出汁でシメまで美味しい! 京都八百忠の奈良火鍋
古くから交通の所要であり、久津川古墳群など古墳が点在する古代ロマンの地でもあった城陽市。老舗料亭「京都八百忠」がたつ旧奈良街道沿いでは、かつて大衆が屋外で素焼きの大鍋を作り、客をもてなしたのだとか。その料理を現代に再現した「奈良火鍋(ならほうこう)」は、見た目のインパクトも抜群! 自慢の出汁には、隠し味にアンデス山脈ウユニ湖のミネラル豊富な岩塩が使用されており、京都の赤地鶏や国産豚、様々なキノコや野菜を加えていただきます。シメは特製麺で最後までスープの旨味を存分に味わってください♪ ※奈良火鍋は2人より予約可です。
城陽市版・KYOTOSIDE編集部の推し土産
実はスーパーフード!? 杜若園芸の「京の蓮の実粉入りジェラート」
ブルーベリーの約4倍の抗酸化作用がある蓮の実を使った杜若園芸の「京の蓮の実粉入りジェラート」。蓮の実は中国では古くより美容と健康を保つためによく食べられていたのだとか。ジェラートの種類は沖縄県宮古島の地下海水から作られるミネラル豊富な塩を用いたこだわりのしお味と、上質な京都産の抹茶100%を使用した抹茶味、さらに、糖度15度以上の奈良県産いちご「古都華(ことか)」の甘さがうれしいいちご味の3種類。杜若園芸内の生産直売店、もしくは電話や公式HPからも購入可能です。
できたてフレッシュなお酒の味わい♡
城陽酒造の「城陽 純米吟醸55新酒しぼりたて無濾過生原酒」
創業1895年の城陽酒造は地下100mから汲み上げた軟水の地下水と、契約栽培米や全量酒造好適米を使い、杜氏を中心にほぼ手造りで小仕込み・醸造をしています。1月下旬頃から限定で販売される「城陽 純米吟醸55新酒しぼりたて無濾過生原酒」は、兵庫県産山田錦を100%使用。55%まで精米し低温発酵でじっくりと仕込んだ純米吟醸酒です。新酒らしい爽やかな吟醸香と、フルーティで芳醇な味わいにピチピチと弾けるフレッシュ感が特徴です。
耳元を上品に飾る京山城燦彩糸協議会の「みやこ花火」ピアス
上品な輝きを放ちながら、耳元を軽やかに飾ってくれるこちらのピアスは、京都が誇る絹織物を作るうえで欠かすことのできない金銀糸を使い、巧みな刺繍技法で陰影や凹凸が表現されています。細部に至るまで精緻で美しい意匠には、思わず見惚れてしまいます。糸でできているだけあって、着けているのを忘れてしまいそうな軽い着け心地も魅力です。
夏限定! 京菓子司 与楽 本店の「グレープ柑」
創業40年を超える人気和菓子店、与楽で夏季のみ数量限定で販売される「グレープ柑」は、厳選したフロリダ産の新鮮なグレープフルーツをまるまる一個使ったお菓子。ぷるぷるとした食感と、清々しい酸味にアクセントとなるほろ苦さは、まさに夏にぴったりのお味!
おまけ情報:城陽市のご当地ヒーロー!
城陽市のご当地ヒーローに注目!! ゴリゴリ戦隊五里ンジャー
「ゴリゴリ戦隊五里ンジャー」とは、城陽市が古より「五里五里の里(ごりごりのさと)」と呼ばれていたことにちなんで名付けられた、城陽市のローカルヒーロー。まちが笑顔で溢れるようにと、日々さまざまなところでお節介をゴリ押しする姿にじわじわとはまり応援したくなります! まずは五里ンジャー動画をチェックしてください!! ついついテーマ曲を口ずさみながら、次々とシリーズを見たくなっちゃいます(笑)
城陽市をのんびりめぐる散策コース
森の案内人と城陽のまちをご紹介!
1年を通して全国各地で森林や樹木観察会の「森ツアー」を主宰する、京都市出身の森の案内人・三浦豊さんと城陽のまちをご紹介します。歩いたのはJR城陽駅から地元の氏神神社・水度神社を通って鴻ノ巣山へ入るコース。三浦さんに教わる城陽の植物や、森のエネルギーを感じる体験から発見した城陽の魅力をお伝します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
久御山町ってどんなまち?
山城盆地の中央部にある久御山町は、宇治川と木津川が流れるのどかな田園地帯。京野菜の一大産地であり、日本遺産に認定されている上津屋橋などの美しい景観で知られる一方、東西南北につながる交通拠点としての役割も担っており、第二京阪道路上の京滋バイパスとの巨大なジャンクションは迫力があり有名です。
あなどるなかれ!! 久御山町の実はスゴイ〇〇スポット
京都タワーよりも高い!? くみやま夢タワー137
久御山町の中心部にそびえる「くみやま夢タワー137」。実はこのタワー、京都タワー(131m)より高い137mの高さを誇る京都で一番高いタワーなのです。KBS京都のAMラジオ電波塔として昭和34年に初代タワーが建設され、現在のものは送信アンテナとして昭和62年に新設されました。国内でも自立式鉄塔型のアンテナは珍しく、数例しかない貴重なタワーです。
巨大な鉄とコンクリートの美しさ! 久御山ジャンクション
遠目からでも目をひく美しいブルーが印象的な「久御山ジャンクション」。第二京阪道路と京滋バイパスのクロス地点に造られたこのジャンクションの魅力は、巨大な鉄とコンクリートの建造物が造り出す圧倒的なパワーに加え、車だけではなく、人や自転車が通れる陸橋や、橋梁の真下を歩くことができるところです。また、交通量が多いため夜間は車のライトが美しく幻想的!! 超有名映画の撮影地としても知られています。
自動車整備工場の自販機で車海老が買える!?
まさか自動車整備工場の一角にこんなものがあるとは……。ド派手な装飾の自動販売機が販売しているのは、まさかの車海老!! その時々に一番おいしい産地の車海老を活け締めにして、冷凍パックで販売されているそうです。お値段は少々お高めですが、味の良さや折り紙付き! お家用はもちろん、BBQなどの途中購入にも重宝しそうですね。
春と冬に訪れたい季節のおすすめスポット!
川沿いを彩る前川堤の桜並木
「京都の自然200選」に選ばれている前川堤の桜並木。旧巨椋池の南西に位置し、川沿いに植樹された約200本の桜には、開花の時期になるとぼんぼりが灯されます。
浄安寺で椿を愛でる
天喜元(1053)年に創建された浄安寺は、椿寺の愛称でも親しまれています。境内には約230種の椿が植えられており、お参りの際には自由に見て楽しむことができます。
久御山町版・KYOTOSIDE編集部の推し土産
気軽に水引アートにチャレンジできる「京都水引Petit」
久御山町で水引を製造する株式会社さん・おいけが、一般の方にも水引の魅力を知ってもらいたいと、インターネットで一部商品を販売中。なかでも初心者におすすめなのは「京都水引Petit」。淡路結び、平梅、椿、横連続淡路結びの4種類が作れるリーフレットやワイヤー、ブローチピンなどがセットになっており、YouTube動画を見ながら誰でも簡単に水引アートにチャレンジできます。
生のままかぶりつきたい!! 「京都舞コーン」
生でも食べられる甘みの強いホワイトコーンの中でも、フルーツ超えの甘さが人気の京都発の新ブランド「京都舞コーン」。糖度の平均は18度と高く、20.8度を超えた年もあるのだとか! ちなみにメロンや柿の糖度は約18度なので、京都舞コーンがいかに甘いかが分かりますね。京都舞コーンは朝採れを販売しているので、そのままかじりついて、口いっぱいに広がる果汁のような甘さを堪能してください♡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
宇治田原町ってどんなまち?
京都府の南東部に位置する宇治田原町は、鎌倉時代より宇治茶の栽培を行う、知る人ぞ知る日本緑茶発祥の地です。古くから山城地域と奈良・近江を結ぶ交通の要衝でもあり、豊かな自然と歴史スポットが点在しています。また、地図で宇治田原町の形をみてみると、なんとハートの形をしているという、まさに“ハートフル”なまちなんです。
宇治田原町で穏やかな時間を満喫!おすすめ観光スポット
お寺にハートの窓!? フォトジェニックな正寿院
ハート型の窓がキュートな「正寿院」。実はこの形、猪の目の形に似ていることから猪目と呼ばれている日本古来の伝統文様なのです。約1400年前から社寺の建築装飾として使用されており、災いを除いて福を招く意が込められているのだとか。また、視線を上げると日本の風景と花をテーマに描かれた160枚の日本画が天井を埋め尽くしています。鮮やかで美しい天井画を寝転んで眺めることもできますよ。
日本緑茶の祖・永谷宗円誕生の地
江戸時代、現在の宇治田原町湯屋谷でお茶の栽培に携わっていた永谷宗円が、新芽の茶葉を蒸して焙炉と呼ばれる加熱式の作業台で手揉み乾燥させる製茶技術(青製煎茶製法)を考案し、現在の日本緑茶製法の礎を築きました。復元された永谷宗円の生家の内部には製茶道具や当時の焙炉跡が保存されており、土・日・祝日のみ内部が公開されています。
末山・くつわ池自然公園内で憧れのトレーラーハウス体験
全国森林浴の森100選にも選ばれている「末山・くつわ池自然公園」内には、宇治田原町で唯一のキャンプ場があります。公園内には3つのキャンプ場やバンガロー、冷暖房完備のトレーラーハウスなどの宿泊施設のほか、ニホンザルに出合える動物舎や釣り堀、テニスコート、森林散策路、ハートの展望台などの楽しいスポットがたくさん。また、バンガローやトレーラーハウスはデイキャンプの休憩所として利用もできます。
春の桜&秋の紅葉ベストスポット
田原川沿いに咲く憩いの桜
郷之口地区から岩山地区にかけての田原川沿いに整備され遊歩道「やすらぎの道」では、約270本の桜の下を歩くことができます。4月中旬まではソメイヨシノ、5月頃には一部の場所(中学校〜岩山山下橋)で八重桜が見頃を迎えます。
宇治田原町の隠れ紅葉スポット 猿丸神社
三十六歌仙の一人として知られる猿丸大夫を祀る猿丸神社。一ノ鳥居をくぐり本殿へ抜ける紅葉道では、猿丸大夫の作といわれている「奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の声きく時ぞ秋は かなしき」の歌を連想させるような見事な紅葉が楽しめます。
宇治田原町で高級宇治茶をいただこう♪
高級宇治茶でほっこりタイム♪ お茶の郷 木谷山の「緑茶セット」
国道307号線沿いにある「お茶の郷 木谷山」でいただける「緑茶セット」は、お団子と一緒に高級宇治茶をリーズナブルにいただけます。お茶は甘みとコクの強い煎茶「喜峰」か、玉露のうまみが詰まった「祇園」のどちらかから選ぶことができますよ。
宇治田原町を車でグルっと堪能コース
宇治茶の郷を日帰りドライブ
取材で京都府内を駆け巡る、KYOTO SIDEライター陣が宇治田原町のおすすめドライブコースをご紹介。ハートの窓で話題のフォトジェニックな「正寿院」や、さまざまなお茶体験が楽しめる観光交流施設など、ギュッとまちの魅力が詰まったコースをおすすめします。