髪の広がりをなんとかしたい!プロが教えるとっておきの「静電気ケア」
冬はドアノブを握ったときや、ニットを脱ぐときなど、静電気が起きやすいですよね。
それは髪の毛も一緒。
静電気によって、髪の毛が顔にまとわりついたり、広がってまとまりが悪くなったりすることがあります。
そこで今回は、美容師のナカイヒロキさんに、静電気をおさえるヘアケア方法を教えてもらいました。
静電気の原因は乾燥とダメージ!?
あなたは、静電気が起きやすい髪の毛の特徴を知っていますか?
それは、“乾燥していてダメージを受けている髪”。ヘアカラーやパーマを繰り返していると、それが乾燥やダメージの原因になります。ダメージを受けた髪の毛はキューティクルが剥がれやすく、水分を失って乾燥しやすいのです。
そして、乾燥していると髪の毛に静電気が起きやすいもの。空気も乾燥する今の時期は、ヘアケアがとくに大切です。
ケア1:ヘアマスクを使う
シャンプー後はなにを使っていますか?
コンディショナーやリンスがありますが、筆者のおすすめは“ヘアマスク”。
コンディショナーやリンスは主に髪の毛の表面をコーティングしますが、ヘアマスクは髪の内側から保湿するといわれています。
髪の毛の内側からケアすることで乾燥しにくい髪の毛のベースをつくりましょう。
ケア2:洗い流さないオイルトリートメントをつける
ドライヤーの温風も髪の毛が乾燥する原因のひとつ。
ドライヤーで乾かす前の濡れた髪の毛に“洗い流さないオイルトリートメント”を使って乾かすことで、乾燥を防ぐことができます。
髪の毛をコーティングしてくれるのでツヤも出やすくなりますよ!
ケア3:オーガニックワックスでスタイリングをする
前述したように静電気は髪の毛が乾燥していると起きるので、スタイリング剤もとても大切です。
おすすめのスタイリング剤は、“オーガニックワックス”。自然由来の成分で作られていて、普通のワックスより保湿力が高いのです。
手のひらに少し取り、髪の毛全体に薄くなじませることで自然に静電気をおさえられますよ。
ハンドクリームとして使えるものも多く、ひとつ持っていれば安心です!
しっかり保湿でダメージケア
髪の毛が静電気で広がっているときは、キューティクルも開いていて、ダメージを受けやすい状態になっています。
髪の毛がダメージを受けないようにするためにもヘアケアは必須。
ポイントは、保湿をして髪が乾燥しないようにすること。保湿することで静電気が起きにくく、髪の毛もしっとりツヤが出ますよ。
静電気が気になるという方は、ぜひヘアケアからはじめてみてください。
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※ Ollyy、Nina Buday、Africa Studio、Maryna Pleshkun/Shutterstock