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シャンプー前~仕上げまで!美容師が教える美髪を保つ基本のキ

2019.02.06

髪は美しく保ちたいですよね。ただ、ヘアケアの情報はたくさんありすぎて、どれをすべきなのか分かりづらいです。シャンプーやトリートメントの方法も自分のやり方で本当に良いのか悩みがある女性も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、美髪のためのおすすめ情報を記事にまとめました。頭皮のケアや、どんな成分の商品があるのかも記載しています。美容師さんが教えてくれた情報ばかりですので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

パドルブラシブラッシングで頭皮のケア

出典: GATTA(ガッタ)

頭皮のブラッシングには“パドルブラシ”がおすすめです。パドルブラシでブラッシングすることで頭皮の血行促進を目指しましょう。

パドルブラシを使う最適なタイミングは、“シャンプー前”。使い方も簡単で、髪の生え際から後頭部に向かってブラッシングするだけです。

シャンプー前にブラッシングして、汚れやホコリを落としましょう。汚れやホコリを落としてからシャンプーすることで泡立ちが抜群に良くなり、頭皮をスッキリ洗うことができますよ。

 

シャンプーとトリートメントどっちが大切?

出典: GATTA(ガッタ)

美容師さんは、よく「シャンプーとトリートメントはどちらが大切なんですか?」と質問されるそう。その答えはズバリ“シャンプー”です。

毎日のシャンプーは洗浄だけではなく栄養付与&潤いケアをしてくれます。トリートメントはシャンプーだけでは補いきれない栄養を髪に与えるものなので、基本はシャンプーにプラスαでトリートメントとというイメージ。髪が短くダメージの進んでいない髪なら、あえてトリートメントをしなくても健やかな髪を維持できますよ。

 

正しいシャンプー方法とは?

出典: TORWAISTUDIO / Shutterstock

シャンプーは正しく使うことで、その効果を最大限にいかすことができます。

まず、シャンプーをする前に必ず“お湯洗い”をしっかりとしましょう。ほとんどの方はお風呂でシャワーをお使いになると思いますが、シャワーで濡らすだけではなく、しっかりと手で洗うことが重要です。このお湯洗いをすることでシャンプーの泡立ちが良くなり、シャンプーの効果を高めることができます。目安はお湯洗いだけで3分ほどかけると、髪の汚れが80パーセントほど取れると言われていますので試してみてください。

しっかりと泡立てるためにはシャンプーを適量とったあと、“手のひら”でシャンプーを頭皮になじませてください。摩擦面積が大きいほどシャンプーは泡立ちやすいです。泡立ったあとは、爪を立てず“指のひら”で頭皮を洗いましょう。

 

シャンプーの基本「お湯洗い」のポイント

シャンプーの効果を最大限に高めるために必要なのが“お湯洗い”。シャンプーをつける前にシャワーでしっかりと濡らす(汚れを落とす)ことがポイントです。

お湯洗いをしっかりすると、髪に付着した汚れを80~90%ほど落とすことができるといわれています。また、お湯洗いで汚れを落としておくことで、シャンプーの泡立ちが良くなりますよ。泡立ちが悪く、シャンプーを2回しているという方! お湯洗いをしっかりしてみてくださいね。

 

シャンプーの泡はすぐに流さないで!

シャンプーをしたあとに泡をシャワーで流すと思いますが、すぐに流してはいけません。しばらく髪に浸透させるイメージで、時間をおいてから流すようにしましょう。

そのあと、流し残しがないよう、たっぷりのお湯で洗い流してください。

 

乾燥する頭皮!どんな成分のシャンプーを選ぶべき?

出典: Nomad_Soul/Shutterstock

髪にも頭皮もこの季節に必要なものが“冬用のシャンプー”。

日本は湿気と乾燥の季節が交互に訪れるので、季節に合わせてシャンプーを使い分ける必要があります。

冬は乾燥を抑える“モイストタイプのシャンプー”がおすすめ。モイストタイプのシャンプーは油分量が多いので、洗うたびに髪や頭皮にうるおいを与えてくれます。

逆に洗浄力の強いシャンプーやエアリータイプのシャンプーは、油分量が少ないのでフケが出たり頭皮が荒れたりすることも……。

12月から2月くらいまでは、普段使っているシャンプーを冬用に変えるとよいですよ!

 

リンスとトリートメントの順番

出典: puhhha / shutterstock

シャンプーをしたあと、リンスやトリートメントをすると思います。どちらも使う方は、どのような順番で使っていますか? 実は間違っている人も多いので要注意です。

どんな順番が良いかを把握するには、それぞれの役割について知っておくと良いでしょう。

リンスは髪の表面に皮膜をつくり手触りを良くしてくれます。トリートメントは髪の内部に栄養を運び、傷んだ髪を修復してくれるといわれています。

これを把握すると、トリートメントのあとにリンスをするのが良さそうだということがお分かりになるはず。使う順番にはお気をつけください。

 

トリートメントは水気を絞ってからつけ、粗めのコームで伸ばす

髪が濡れていると、トリートメントは髪に入りにくくなります。まずは、髪の水分をとるようにしましょう。

ただ、逆に乾きすぎるとトリートメントの伸びが悪くなるので、手で少しぎゅっと絞る程度で大丈夫です。

トリートメントは手でつけるとムラができてしまうので、できるだけ粗めのコームで梳かすようにしましょう。

細かい目のものを使うと、必要以上に圧力がかかりダメージの原因になるので、必ず目の粗いものを使うようにして。

 

スタイリングの仕上げには「オイル系のスタイリング剤」を使う

出典: Suwarin Rachanikorn / shutterstock

この季節に大活躍するアイテムが“オイル系のスタイリング剤”です。

オイルタイプなので、冬の乾燥した髪をケアしながら、ほどよく髪に表情をつけてくれます。

オーガニックのヘアオイルのなかには、髪だけでなく肌にもつけることができるものも。一本で髪も肌も乾燥ケアできるとはうれしいですよね。

「オイルタイプは髪がベトつきそう……」と心配する方も多いですが、最近のオイル系のスタイリング剤は髪の浸透性が良く、ベトつきにくいものも増えています。安心して使えるオイルを探してみてくださいね。

また、コテやアイロンを使う前につけるのもおすすめ。熱による髪へのダメージをケできるといわれています。

 

シャンプー前からお風呂を上がったあとの仕上げまで、一連のヘアケアをまとめました。毎日のことなので、流れ作業になっている方も多いはず。ぜひ参考にしてくださいね。

【画像】
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※この記事は過去に『GATTA』に掲載された記事をまとめたものです。
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