ウェーブが長持ちする!? 「パーマをしているとき」の正しい髪の乾かし方
パーマをかけると、髪にボリュームや動きが出たり、アレンジのバリエーションが広がったりと、良いこと尽くし。毎日のヘアセットもラクになりますよね。
一方で、「せっかくパーマをかけたのに、すぐに取れてしまう……」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、美容師の井上賢治さんに、パーマを長持ちさせるための正しい髪の乾かし方を紹介してもらいました。
まずは…髪の傷みを減らしましょう
そもそも、パーマを長持ちさせるためには、髪の傷みの軽減が大切。しかし、ご存じの通りパーマはお薬を使うものなので、取れてしまうと残るのは髪の傷みだけ……。
髪の傷みをできる限り減らすには、“1年間でのパーマの回数を減らす”ことがとても大切です。2ヵ月に1回かけていた方は、3ヵ月に1回、4ヵ月に1回とかける回数を減らすことにより、髪への負担は大きく変わるはず。
正しい髪の乾かし方
では、実際に正しい髪の乾かし方をみていきましょう。
朝お出かけをするときだけではなく、夜寝る前もこの乾かし方をするとパーマを長持ちさせることができます。
乾かし方としては、根元→中間→毛先の順番です。
(1)根元を乾かす
引っ張って乾かさずに根元を持ち上げて内側に空気を入れるように風を当てます。
頭皮に対してほぼ垂直にドライヤーを当て地肌を乾かすイメージ。ここで全体の8割ほど乾かします。
(2)中間部分はねじって乾かす
人差し指と親指で髪の束を内側にねじってドライヤーを当てて乾かします。
(3)毛先は持ち上げて乾かす
最後に毛先は丸めて持ち上げて乾かします。パーマは重力に逆らってかけているため、下に引っ張って乾かしてしまうとすぐに取れやすくなってしまいます。
寝る前もしっかりと髪をねじりながら乾かすことにより、普段より1〜2ヵ月長くパーマをもたせることができると思いますよ!
パーマを長持ちさせるには、毎日のお手入れがとても大切。ぜひ試してみてくださいね。
【画像】
※antoniodiaz、Basyn /Shutterstock