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【八幡市観光】国宝の石清水八幡宮からほっこりスイーツまで一挙紹介!

2022.04.15

京都府の南西端に位置する八幡市は、歴史と世紀の大発明に縁深いまちです。これまでKYOTO SIDEでご紹介してきた、編集部厳選の八幡市おすすめスポットをまとめてみました!

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八幡市ってどんなまち?

八幡市はお茶の京都エリアに属し、桂川・宇治川・木津川が合流する珍しい地形を有しています。それを見下ろすようにある男山には日本三大八幡宮の一社、石清水八幡宮が鎮座しています。この辺りは昔から良質な竹の産地としても知られ、なんとあの発明王エジソンとも縁があるまちなのです。

エジソンの発明といえば、世紀の大発明といわれた白熱電球。このフィラメント部分には、男山周辺の真竹が使われています。この真竹を使うことによって白熱電球の点灯時間が飛躍的にアップし、実用化に成功したことでも知られています。

 

八幡市の魅力が伝わる動画もチェック!

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八幡市おすすめ観光スポット

日本三大八幡宮の一社! 石清水八幡宮

京都屈指の厄除け神社として知られる石清水八幡宮。本殿を含む10棟が古代に成立した荘厳な社殿形式をでありながら、近世的な装飾を兼備した完成度の高い神社建築として国宝に指定されています。

御本殿・幣殿・舞殿などに施された約150点にも及ぶ極彩色の彫刻は見どころのひとつ。中には、八幡大神の使いとされるハトの姿もあり、よく見ると嘴の形が“阿吽(あうん)”になっています。

ハトの姿は境内や授与品などのいたるところで見ることができ、御朱印をお願いする際に「鳩の御朱印お願いします」とお伝えすれば、双鳩のハトが書かれた珍しい御朱印がいただけます。

また、石清水八幡宮の最寄り駅である京阪石清水八幡宮駅周辺には、ちょっと目を引く巨大モニュメントが! 八幡の竹とエジソンの白熱灯をかたどったものや、国の重要文化財にも指定されている日本最大級の石造りの塔があるので、お立ち寄りの際は是非チェックしてみてくださいね。

お願いごとはらくがきで♪ 単伝庵(らくがき寺)

通称、らくがき寺として知られている単伝庵(たんでんあん)。こちらのお寺、なんと御堂の壁に落書きOKなお寺なのです。らくがきできるのは大黒堂の白壁。もともとは衰退していた単伝庵を復興させる際、協力してくれた人々の願いが大黒さまに届くようにと、白壁に願い事を書いてもらうようになったのが始まりなのだとか。大黒堂の中にはおまいりの手順と注意事項が書かれているので、まずはルールをしっかり確認してから願い事を書き込んでくださいね。

空の安全と発展を願う飛行神社

飛行神社は日本で最初に飛行原理を発明した二宮忠八氏が創建した神社です。飛行機事故で亡くなった人々の御霊を祀り、航空安全と航空事業の安全祈願を願う人々が全国から訪れます。旅行安全、交通安全、合格祈願のパワースポットとしても知られており、併設されている資料館には、航空関係の資料、図書、模型などが多数展示されています。

竹林と季節の花木が美しい八幡市立松花堂庭園

江戸時代初期に書画や茶の湯などで知られた文人僧・松花堂昭乗ゆかりのスポットです。甲子園球場のグラウンド約1.5個分の広い敷地内には、美術館や庭園があり、茶室や国の史跡・名勝に指定されている日本庭園をはじめ、約40種類の竹・笹類や四季折々の多彩な花木を楽しむことができます。また、「松花堂弁当」発祥の地ともいわれており、敷地内にある「吉兆 松花堂店」では、竹林を眺めながら食事をいただくことができます。

あえて崩壊することから“流れ橋”とも呼ばれている上津屋橋

時代劇のロケ地にも使われている上津屋橋。八幡市と久御山町を結ぶ長さ356.5mの日本最長級の木橋は、増水時に橋桁が流され、橋全体の崩壊を防ぐ構造になっていることから流れ橋とも呼ばれています。この流れ橋と両岸上津屋・浜台の茶畑は日本遺産である「日本茶800年の歴史散歩」として認定されています。

季節を彩る四季の花

【春】桜並木の名スポット! 背割堤

(写真提供:さくらであい館)

木津川と宇治川を隔てるように築かれた背割堤。春には全長約1.4㎞に渡りソメイヨシノが作り出す見事な桜のトンネルが名所です。すぐそばにある、さくらであい館の展望塔からは、地上約25メートルの位置から背割堤の桜並木を眺めることができます。

【夏】住宅街に咲く夏の癒しスポット! 内里穴田のひまわり畑

住宅地に広がる見事なひまわり畑。こちらは九条ネギを生産している「とらこ株式会社」が肥料にするために育てたひまわりが綺麗に花を咲かせ、今では夏の人気スポットになっています。

【秋】秋を彩る若宮八幡宮の彼岸花と善法律寺の紅葉

(写真:八幡市役所秘書広報課)

八幡市民体育館の南側にある若宮八幡宮は、彼岸花の群生地としては穴場的スポット。こじんまりとしていますが、見頃をむかえる9月中旬~下旬には境内一面が赤く彩られます。

また、善法律寺では紅葉が境内を美しく染め上げます。室町幕府第3代将軍・足利義満の母が寄進したモミジが約100本植えられており、「もみじ寺」とも呼ばれています。

【冬】約120種の椿が咲き誇る八幡市立松花堂庭園

八幡市立松花堂庭園では庭園全域で約120種類の椿の花を見ることができます。開花の時期は種類によって異なりなすが、早い種は11月頃から咲き始め、4月頃にかけて次々に美しい花を見せてくれます。椿の種類と場所はHPで確認できるのでこちらを参考にしてくださいね。

八幡市サクッとグルメとほっこりスイーツ

コッペパンの進化系! リーブルの「宇治抹茶コッペ」

朝6時からオープンしているリーブルは、地元の常連さんやサイクリストたちに人気のパン屋さん。こちらでいただきたいのは「宇治抹茶コッペ」と名付けられたパン。創業時から変わらぬ製法でつくられたコッペパンに、少し甘めの抹茶のホイップクリームを挟み、宇治抹茶の風味豊かなチョコレートがかかったコッペパンはホイップクリームと宇治抹茶のバランスが抜群です!

3つの食感が楽しめる♡ベーカリーあたかの「宇治抹茶クロワッサンサンド」

「毎日食べてもらえるパン」がコンセプトのベーカリーあたか。約70種類のパンが取り揃えられている中でおすすめしたいのが「宇治抹茶クロワッサンサンド」。サクッ・ふわ~・もっちりとした3食感の大きなオリジナルクロワッサンに、宇治抹茶のクリームがたっぷり挟まれています。クロワッサンの塩味と宇治抹茶のふくよかな香りとコクが絶妙です♡

オレンジ色だけじゃない! 黒い看板の𠮷野家(松井山手店)に注目!

牛丼の大手チェーンの𠮷野家といえばオレンジ色の看板がトレードマークですが、最近黒い看板を掲げた店舗が増えてきているのをご存知ですか? 八幡市にできた黒看板の𠮷野家には、オレンジ看板との違いは内装がオシャレで、他店では提供していないメニューがあるのだとか。松井山手店では店舗限定の唐揚げメニューや大判の豚肩ロース焼き、一度に2つの人気おかずを楽しめる牛皿・唐揚げ定食などがあるので、黒看板の𠮷野家を見つけたら是非メニューに注目してみてください♪

KYOTOSIDE編集部の推し土産〜八幡市編〜

フランス各地の伝統菓子がギュッ♡ナチュールシロモト(欽明台店)の「フランスクッキーの詰め合わせ」

 生ケーキやシフォンケーキ、焼き菓子など80種類以上の洋菓子が並ぶ八幡市の名店、ナチュールシロモト欽明台店。フランス各地の伝統菓子をナチュールシロモト流にアレンジしてギュッと詰め込んだ「フランスクッキーの詰め合わせ」には、船の形をしたオレンジ風味のサブレやクルミがたっぷり入ったクッキー、サクサク食感のマカロンなど8種類入っています。おもたせはもちろん、自分用にも欲しくなる逸品です!

明治40年に創業の伝統の味!亀屋芳邦の「和菓子」

石清水八幡宮の近くにある創業百有余年の京都和菓子屋 亀屋芳邦。赤と白のクルクルとした渦巻きの色合いが可愛い八幡銘菓「源氏巻」は、羊羹と白あんのあっさりとした甘さがくせになる美味しさ。その他にも季節毎の彩りを感じる生菓子や地元・八幡を象徴する名物菓子まで地元で愛される名店です。

編集部おすすめの八幡市のサイクリングコース

木津川沿いでのんびり日本遺産を巡るサイクリング♪

八幡市の日本遺産、「流れ橋と両岸上津屋・浜台の茶畑」をサイクリングで巡るコースをご紹介。木津川沿いのサイクリングロードを通り、心地よい風を感じながら上津屋の浜茶、流れ橋への道を楽しめます。おすすめのグルメスポットもご紹介しているので、休日にのんびりと巡ってみるのはいかがでしょうか?

 

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