台風被害で閉まっている『須磨海づり公園』が、再整備されるみたい。3年以上経ってようやく
©一般財団法人 神戸観光局
現在閉園中の『須磨海づり公園』の再整備に予算があてられ、再整備に向けて動き出すことになりそうです。
神戸市須磨区一ノ谷町5
©一般財団法人 神戸観光局
1974年(昭和49)にオープンした『須磨海づり公園』は、4時間大人1200円、子ども700円と安く楽しめるレジャースポット。
沖合い400mにある釣台は、施設全体が巨大な魚礁となっていてカレイ・アオリイカ・サバ・スズキなど色んな種類の魚が狙えました。
多い時は年間10万人を超す人が訪れてたようなので、子どもの頃に行ったことある人も多いんじゃないでしょうか。
画像:神戸市広報Twitterより
2018年夏の台風で被害を受け、桟橋の金属の網がはがれたり電気系統がやられたりして利用できない状態に。
復旧費の試算は30億円を上回ると予想され、3年以上「休園」が続いてます。特徴的な円柱形の管理棟は「廃虚」のようだとも…。
どれだけ傷んでいるのかドローンで撮影した動画があったので、気になった方はどうぞ。
今年度の当初予算案では、「須磨海づり公園の安全対策」として4億4700万円が充てられ、釣台などの一部を撤去したり、どう活用できるかの調査などを行うとされてます。
市長も「撤去するところは撤去して、使えるところは使うという形での再整備をする」と話してました。写真や映像を見る限りかなりサビていたので、どの程度元の姿が保たれることになるんでしょうか。
当初言われていた額より少ない予算なので、来年度にまた予算をつけて改修工事が行われるのかもしれません。今年度中のオープンは難しそうです。
須磨海岸では、ホテルや水族館などの再整備工事が進んでいて、来年から再来年にかけてオープンしていく予定。
「海づり公園」の整備も同じくらいの時期を目指して進んでいくのかもしれません。
◆関連リンク
・神戸市立須磨・平磯海づり公園 - 公式サイト