「花粉対策」は森の力を利用!症状を緩和させるトドマツの香り成分
約2人に1人が悩まされていると言われる花粉症。スギ花粉は2月から 5 月上旬まで飛び、3月にピークを迎えます。年が明けてから迫りくる花粉の恐怖に、今年はどう立ち向かうかを考える人も多いのでは? そんな人は注目を。「森の力」を使って花粉対策をする方法があるようです。
「トドマツ」の精油で花粉症状が楽に?
今月16日、エステー株式会社が「香り成分が花粉アレルギー性を低下!凶悪花粉にも効くトドマツパワーの秘密」と題したメディア向けセミナーを開催。
日本かおり研究所株式会社の金子俊彦社長が登壇し、北海道の森林に自生する樹木「トドマツ」から抽出した香り成分が、花粉症を引き起こす花粉中の成分・アレルゲンの毒性を低減させると発表しました。
金子氏と花粉研究の第一人者と称される王青躍教授(埼玉大学大学院)の研究チームが、トドマツの葉から抽出した精油を、花粉患者のマスクに塗り、どれくらい症状が緩和されたかを調査。すると、塗布なしと塗布ありでは、症状の重さに差が出るという結果が出たそうです。
トドマツの精油成分には、βフェランドレン等のモノテルペンが含まれ、高い二酸化窒素を除去する浄化能力があることも分かっています。
都市部の花粉は「凶悪化する」って本当!?
また王教授は、都市部の大気汚染により「花粉が凶悪化する」というメカニズムを解説。
「直径30ミクロンほどのスギ花粉は、二酸化窒素などの大気汚染物質と結びつくと爆発を起こします。このとき、花粉の中に入っているアレルゲンが飛散。爆発した花粉は、非常に小さく、体内に取り込まれやすいのです。
大気汚染物質は花粉を爆発させるだけでなく、アレルゲンと結びつくと、さらにアレルギー性を強くします。くしゃみや鼻水などの症状を引き起こす力の強い『凶悪化した花粉』になるのです」と語りました。
こうした都市部特有の凶悪化花粉の対策にも「トドマツ」が効果があると、実験で確認されているそうです。
今年も花粉対策をしっかりしよう
花粉対策に一役買う「トドマツ」の香り成分は、マスクに塗布して使う「MoriLabo 花粉バリアスティック」や、クルマ用の空気浄化剤「クリアフォレスト クルマ」などの、エステー商品にも含まれています。
花粉症の3大症状と言われる「くしゃみ・鼻水・鼻づまり」に加えて、目のかゆみ、倦怠感や頭痛などで、日常生活に支障をきたす花粉症。そういった症状に悩まされないように、トドマツパワーに期待したいですね。
【参考】
※ 香り成分が花粉アレルギー性を低下!凶悪花粉にも効くトドマツパワーの秘密-エステー
「花粉対策」は森の力を利用!症状を緩和させるトドマツの香り成分はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。