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「着る服がない」問題を解決!生活シーン別ワードローブの見直し実践レポート

2019.01.30

環境が変わったことによるライフスタイルの変化や、年齢を重ねることで変わってくるのがワードローブではないでしょうか。

昨年働き方が会社員からフリーランスに変わった、整理収納アドバイザーの七尾亜紀子さんも「今のライフスタイルに合った服が足りていない」と感じるようになったそうです。

そこで今回の記事では七尾さん自身の事例をもとに、ライフスタイルの変化に合わせたワードローブの見直し方について紹介してもらいました。

 

生活シーンを仕分けて判明!現状のワードローブの課題

出典: GATTA(ガッタ)

まず、こちらが今の筆者のクローゼットです。

何度か整理を繰り返したこともあって量が特に多いわけでもなく、基本的に気に入っている服が厳選されたクローゼットでしたが、なんとなくここ最近同じような服ばかり着ているな……と感じるようになりました。

その原因が働き方の変化による“必要な服の変化”にあることはうすうす感じていたので、まずは現状の生活シーンをパターン分けして、今の自分が必要としている服がどんな服なのかを整理してみることにしました。

 

シーン1:日常カジュアル

出典: GATTA(ガッタ)

まず、1つ目のシーンは“日常カジュアル”です。現状は大体1カ月のうち6〜7割はこの生活シーンだと思います。

このパターンの特徴はこんな感じです。

<生活シーン>
・子供とお出かけの日
・ショッピングで歩く日
・保育園送迎+自宅で仕事の日

<服の特徴>
・歩き回るのにラク
・自分の好きなテイストやディテールの服

<このパターンに分類される服>
・シューズ:スニーカー
・ボトムス:スキニーパンツ
・トップス:ニット

 

シーン2:きちんとキレイめ

出典: GATTA(ガッタ)

続いて、2つ目のシーンは“きちんとキレイめ”です。現状は月の1〜2割くらいがこの生活シーンです。

このシーンの特徴はこちら。

<生活シーン>
・お友達とオシャレなお店でランチの日
・セミナーなどの講師の日
・外でお仕事の打ち合わせの日

<服の特徴>
・お仕事っぽくキレイめに見える
・おしゃれ感がそれなりに出せる

<このパターンに分類される服>
・シューズ:パンプス
・ボトムス:タイトスカート、キレイめパンツ
・トップス:ニット、シャツ

 

シーン3:お客様宅での整理収納作業

出典: GATTA(ガッタ)

そして最後は“お客様宅での整理収納作業”のシーン。こちらも月の1〜2割くらいがこの生活シーンです。

このシーンの特徴はこちら。

<生活シーン>
・お客様宅でのお片づけ作業

<服の特徴>
・動きやすく洗える服
・失礼のない程度のカジュアル

<このパターンに分類される服>
・シューズ:スニーカー
・ボトムス:スキニーパンツ(ダメージ加工なし、無地)
・トップス:カットソー

今の自分に必要なのは、以上のような3パターンに分けられました。

ちなみに、会社員時代は以下のような感じでした。

オフィス通勤DAY(週5日、7割程度)

シューズ:パンプス

ボトムス:タイトスカート、クロップトデニム、キレイめパンツ

トップス:ニット、シャツ

週末カジュアルDAY(週2日、3割程度)

シューズ:スニーカー

ボトムス:スキニーパンツ

トップス:ニット、カットソー

ここで注目したのが“シューズ”です。これまでは週5日、つまり月のうち約7割がパンプスだったのですが、今の生活シーンだと、実に8割以上がスニーカー。

これまでの手持ち服も、特にボトムスはパンプスに合わせる前提でそろえていたので、スニーカーに合わせるのがむずかしい服ばかり。

それでは着る服がないと感じるのも無理はない……と思い、シューズと密接に関係してくるボトムス中心に現状を整理して、見直しをすることにしました。

 

まずはボトムスの現状を把握!

出典: GATTA(ガッタ)

まず、こちらが手持ちのパンツ類です。

左から順に、

・スキニーパンツ(ダメージあり):3枚
・スキニーパンツ(ダメージなし):6枚
・クロップトパンツ:6枚
・ワイドパンツ(サロペット含む):4枚

計19枚

というのが現状の自分のパンツ類の状況でした。

出典: GATTA(ガッタ)

続いてはスカート。こちらは自転車登園の男児2人ママなので、もともととても少なめ。

・タイトスカート:4枚
・フレアスカート:2枚

計6枚

パンツと合わせると、計25枚が今の手持ちのボトムスになります。(夏物やワンピースもすこしありますが、今回は割愛しています)

出典: GATTA(ガッタ)

まずはスキニーパンツから。普段一番よく履いているのはダメージなしの右側の3本。

同じダメージなしでも、カラーが春夏らしすぎて今の時期のトップスとあわせにくい真ん中の下2本や、色が重すぎて使いづらいブラックは見直しを検討したいと思います。

ダメージありのほうも、本当に穴がしっかり空いているパンツはしゃがみにくくて使いづらいため、このタイミングで見直すことにしました。

そして、見直しと同時に、よく着ている3本と同じような、秋冬に合わせやすいスキニーを強化しようと思いました。

出典: GATTA(ガッタ)

そしてこちらはクロップドです。

クロップドのパンツはどれもわりと気に入っているのですが、最大の問題はスニーカーと合わせにくいということ。

そのため、こちらは服の見直しではなくスニーカー以外で歩くのにラクなぺたんこパンプスを投入することで解決したいと思います。

出典: GATTA(ガッタ)

そして、こちらはワイドパンツ。

ワイドパンツも身長158cmと決してスタイルが良いワケではない私にはパンプス以外で合わせるのは、なかなかむずかしいアイテム。

とはいえ枚数が多いわけではないので、今の季節に合わないものは仕舞いつつ、残りはパンプスが履けるキレイめDAY用に使いたいと思います。

出典: GATTA(ガッタ)

そして最後はスカート。実際は本当に登板回数が減ってしまっているスカートたち。

タイトスカートは4枚も要らないので、あまり着ていない2枚を手放すことにして、残りのタイト2枚、フレア2枚はキレイめDAY用として残すことにしました。

 

ワードローブ見直しで見えてきた、今後の強化ポイント

出典: GATTA(ガッタ)

このようにもろもろ見直して整理できた、今後の自分のワードローブの強化ポイントはこちら。

・スニーカーに合うボトムスにターゲットをしぼって強化する

特にダメージなしのスキニーデニムは使用頻度が高いので強化したいと考えています。

とはいえスキニー自体、あまり今のトレンドではないので、スキニーパンツ以外でスニーカーに合いそうなボトムスもファッション誌などをチェックして研究する予定です。

・手持ちのクロップドパンツを生かす、ぺたんこパンプスを投入する

こちらはさっそく、ぺたんこでもキレイめに見えるポインテッドトゥのパンプスを投入しました。使用頻度が減ったヒールがあるパンプスと入れ替えて活用したいと思います。

 

今回は、生活シーンの変化に合わせたワードローブの見直しレポをご紹介しました。気に入った服ばかりだと思っていたクローゼットも、環境や年齢の変化によって変わっていくもの。

もしご自身のクローゼットがなんだかしっくりこない……と感じはじめている方は、使用シーンをイメージしながらワードローブを見直してみてはいかがでしょうか。

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