プロ直伝!冬こそ取り入れるべき大人のための「カラーメイク」テク
今のような冬の時期、春夏に比べてダークカラーのファッションに身を包む方が多いのではないでしょうか。ダークカラーは、どうしてもお顔が暗く見えがちです。
そこで今回は、メイクアップアーティストの小笠原彩さんに、お顔を華やかに見せてくれるメイクについて聞きました。
小笠原さんいわく、冬の時期こそお顔には華やかなカラーを取り入れてあげるのがおすすめとのこと。この記事では、大人がカラーメイクをする際のポイントについて説明してもらいましたよ。ぜひ参考にしてくださいね。
カラーメイクの取り入れ方ポイント
まずカラーメイクを取り入れるときの注意点をお伝えします。
カラーを取り入れるとき、1番気をつけたいのはバランス。目元も口元も頬もカラーで明るく……なんてしてしまうと、バランスが取りづらくなります。
ポップな印象をつくりたいときは、さまざまなカラーを組み合わせたメイクもかわいらしいですが、大人の女性は洗練されたカラーメイクがおすすめ。ポイントはカラーで華やかにする部分、カラーを抑える部分を決めてメイクをすること。一点投入のイメージで、上品な華やかさを演出しましょう。
口元で楽しむカラーメイク
ここからは各パーツのカラーメイク投入テクをお伝えします。
最初にフォーカスするのは口元のメイク。口元は派手になりやすいと、無難な色を使う方が多いです。しかし、実はカラーメイクで華やかさを演出するのには非常に適していて、やり方さえ把握すればむずかしいメイクではありません。
口元は年齢とともに、だんだんくすみが出てくるので、そのままだと顔色が悪く見えてしまいます。カラーで明るく華やかにしてあげると、くすみが消えて生き生きとした印象にみせてくれますよ。
今期、マットなものがトレンドの定番の赤リップは持っている方も多いのでは? ほかにも引き続き人気の高いボルドーやバーガンディーなど深みもある色味もおすすめです。華やかな色味のリップに挑戦するときはリップラインを引くと失敗が少ないですよ。
目元で楽しむカラーメイク
次に目元で華やかさを演出するカラーメイクをご紹介します。2018年~2019年の秋冬のトレンドはマットよりな質感。アイシャドウもパールでキラキラ輝くものより、少し深みのあるマットよりなものがおすすめ。
さらに、トレンド色でもあるパープル系のカラーを取り入れるなど、流行を意識した色にぜひトライしてみてください。
目元のカラーメイクを簡単にバランスよく見せるためには、上下にふんわりと同色をのせてあげること。上下にのせてあげることにより、カラーの色味を強調しつつもバランスのとれた目元を演出できます。派手になりすぎるのが嫌な方はピンクよりの色味など、少し抑えたカラーを取り入れるのが◎。
上下に同系色を塗布するときのポイントは、目頭に少し抜け感を残すこと。目頭にハイライトカラーを少しだけのせると抜け感が出るのでおすすめです。
冬はどうしても地味めな装いになりがちなので、上記のようなカラーメイクをバランスよく取り入れてみてくださいね。
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※ Victoria Chudinova、Artem Avetisyan / shutterstock