TOP ローカル 兵庫 長田区の「旧駒ヶ林公会堂」が複合施設『PORT KOMA(ポートコマ)』になるそう。カフェや「クラフトジン」の蒸留所も

長田区の「旧駒ヶ林公会堂」が複合施設『PORT KOMA(ポートコマ)』になるそう。カフェや「クラフトジン」の蒸留所も

長田区にある「旧駒ヶ林公会堂」が、カフェなども入る複合施設として生まれ変わるようです。

神戸市長田区駒ヶ林町5-8-6

旧駒ヶ林公会堂は、国の登録有形文化財で「御影公会堂」などと同じ清水栄二が設計し、大正13年(1924 年)に建設された2階建ての建物です。

当初は公会堂として、その後「保育所」として使用されるも2013年に閉所し、時々「下町芸術祭」など地域のイベントに使われるだけとなっていました。

今回、「建物の保存」や「地域活性化」などを目的に「活用事業者」が募集され、「Happy」という会社が選ばれました。

提案されのは、主に4つの要素を組み合わせた複合施設『PORT KOMA(ポートコマ)』です。

1つは、神戸産の野菜や「駒ヶ林港」の魚介類が味わえる「カフェ&レストラン」。

地域のアートイベントなどを開催できるような「イベントスペース」に、地域のクリエイターなどが集う「シェアオフィス」。

そして、クラフトビールならぬ「クラフトジン」の蒸留所です。

「ジン」は、「ジュニパーベリー」という「ハーブ」を使った度数が高いお酒で、「クラフトジン」はその土地ならではの素材も使って作ったもの。世界でも人気で日本でも広まりつつあるお酒なんだそう。

『ポートコマ』では、近隣の空き地なども利用して地域の人と「ハーブづくり」から行い交流のきっかけにしたり、訪れたの人のお土産物としていきたいと考えているみたい。

今後、より具体的な設計や検討を重ねて開業は「2024年8月」。まだ少し先ですが、できるまでの過程でも地域の交流を生むきっかけとなるかもしれません。

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