海外でのトラブルを防ぐ!「旅行初心者だな?」と思わせないテク3つ
近年では、LCCの就航や格安航空券なども多数販売され、気軽に足を運べるようになった海外。インスタグラムなどのSNSもメジャーになり、海外でフォトジェニックなスポットを目にする機会も増え、ますます海外旅行が身近になりました。
しかし、せっかく身近になった海外旅行で怖い思いをした経験はありませんか?
そこで今回は、トラベルライターの石原有起さんに海外旅行で心がけているポイントを3つ教えてもらいました。
1:街中でむやみに地図を広げない
海外でもスマートフォンで日本と同じように地図検索を行うことが主流になっている現在では少なくなりましたが、今でも無防備にガイドブックや地図を広げている方を見かけることがあります。
この行動は、その土地に慣れていない“いかにも観光客”であるといっているようなものです。また、地図に夢中になっていると、持ち物への注意力も散漫になってしまうので、スリに遭う危険性も高まります。
地図やガイドブックをゆっくり見たい場合は安全なカフェやホテルに入るなど、場所に気を配りましょう。くれぐれも、道端で地図を広げて不慣れな様子を出さないようにしてくださいね。
2:安全なトイレの場所を把握しておく
海外の街を歩く際、トイレ探しで無用なストレスを感じないことも、旅の満足度を左右するでしょう。女性であればとくに、できる限り、清潔で安全なトイレを使いたいですよね?
しかし、旅先ではそのようなトイレが少ない場所もあります。
その場合、高級ホテル、デパート、教会、図書館などのトイレを利用することがおすすめ! 教会などは建物も非常に目立つうえ、入場料などが必要のない場合が多く、地域に開かれています。
ある程度混雑していて、人の目があるのもポイントですね。
また、美術館や映画館など、治安が良く入場料が必要な観光スポットを訪れた場合は、観光終わりにトイレも済ませておくとよいでしょう。
3:服装と態度で「慣れている感じ」を出す
スリや痴漢などの被害に遭う可能性があるので、とりわけ外での服装や行動には気を配る必要があります。しかし、“気を張りすぎたばかりにファッションを楽しめない……”というのは、本末転倒。
旅のポイントは、ある程度現地に合わせた服装で、堂々と過ごすこと。初めて訪れた土地でも、“現地に住んでいる雰囲気”を出しましょう。
筆者は、現地の気候や雰囲気に合わせながらも、場所によっては露出度を控えめにすることなどで微調整しています。足元は歩きやすい靴で、堂々と歩くように心がけましょう。
旅先では、少し意識するだけで自分の身の安全を確保し、ストレスなく過ごすことができます。慣れない場所でも、事前にしっかり準備をしておくだけで安心して旅を楽しめるでしょう。
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※ Christopher Boswell、Andrei Park / shutterstock