疲労の限界という人へ・・・残暑を元気に乗り切る疲労回復法3つ
今年の夏は特に暑かったですね。猛暑疲れをしてしまったという人も多いでしょう。ですが、暑さはまだしばらく続く見込み。疲れが抜けず、朝から元気が出ないというのはツラいですよね。
そこで今回は、長引く疲労を回復して残暑を元気に乗り切る方法をお伝えしていきたいと思います。
1・・・鶏むね肉・マグロを食べる
疲労回復に持ってこいの食材、それは鶏むね肉。鳥類の羽のつけ根のこの部分には、アミノ酸の結合体で抗疲労効果を持つと言われる“イミダゾールジペプチド”が含まれます。
渡り鳥が長い時間羽ばたき続けられるのは、このイミダゾールジペプチドの働きによるものだそうで、マグロ・カツオなどの良く動き回る回遊魚にも含まれる栄養成分です。
その他、疲労の原因と考えられる活性酸素を除去する抗酸化力を持つ食材もオススメ。ワインやベリー類、コーヒー、緑茶、リンゴの皮・果皮に含まれるポリフェノールは高い抗酸化力を持ちます。
2・・・右体側を伸ばすストレッチをする
肝機能の低下も疲労の原因になります。肝臓が疲れていると、解毒されるはずの老廃物が体内に残ったり、エネルギーとして代謝しきれなかった栄養が中性脂肪として蓄積したり……。体には不要なものが残り、エネルギーは不足した状態になってしまい、疲れを感じるように。
肝臓は腹部・右上に位置します。右腕を上げ、上体を左に倒して右体側を伸ばすストレッチをすると、肝臓周辺の筋肉がほぐれて疲れた肝臓にアプローチができると言われているので、ぜひ取り入れてみてください。
3・・・夜に乳製品を摂る
夏は寝苦しさから睡眠不足に陥りやすい季節でもあります。睡眠不足は疲労回復の大敵。寝つきの悪さを感じている人は、睡眠を促すトリプトファンや、イライラをしずめるカルシウムが摂れる乳製品を摂ると良いでしょう。カルシウムの体内への吸収率は夜に高まるので、夜に摂るとより効果に期待できます。
ツラい疲れを回復させて、残暑も元気に乗り切りたいものです。
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