JR摂津本山駅すぐ、老舗ベーカリー「ケルン」が『日々ケルン』をオープンするみたい
神戸の老舗ベーカリー「ケルン」が、JR摂津本山駅すぐに、フードロスなどに注目した新業態「日々ケルン」を9月4日(土)オープンするみたいです。
神戸市東灘区田中町1-13-22
場所は、7月末に閉店したケルンの系列店「Backer Brusch(ベッカーブルシュ)」があったところです。
創業以来、地域社会と密接に繋がっている「ケルン」が、「SDGs」への関心が高まっていることを背景に初出店する「日々ケルン」。
買い物を楽しむことで世の中に好循環を生み出す、というコンセプトだそうです。
食品の輸送距離を意味する「フードマイレージ」の観点から、兵庫県産や滋賀県産の小麦を使用。
さらに南あわじ市の高糖度トマト「プチぷよ」や、神戸市「八百屋のタケシタ」の規格外の野菜など、誰が作ったのかわかる食品を無駄なく使うことに配慮しているそうです。
入荷する野菜に合わせてパン職人がレシピをアレンジするらしいので、その時によって違うパンに出会えるのかもしれませんね。
また、海外のコーヒー豆生産者を支援する自家焙煎店「LANDMADE」と提携して、テイクアウトコーヒーも販売されます。
店内は六甲山の間伐材を一部活用していて、自然を感じる内装になっています。
SDGsを学べるセミナーや、地元農家の野菜でつくる料理教室など、日々の暮らしのなかで社会課題にふれられるイベントが定期的に開催されるんだとか。
ラインナップの一部はこちら。
フォカッチャバリエーション
「八百屋のタケシタ」から仕入れた不選別野菜でつくるフォカッチャのシリーズ。その時々に旬を迎える一番美味しい野菜を活かす5~6種類が並ぶそうです。第1弾となる9~10月は、茄子・レンコン・神戸市西区産じゃがいも・淡路島産玉ねぎなどが予定されています。
揚げたてカレーパン
淡路島産玉ねぎの甘みと牛肉の旨味が溶け込んだオリジナルカレーは、子どもから大人の方まで楽しめるマイルドな味わい。常に揚げたてアツアツが用意されているそうです。
最高級ブリオッシュ
バター、卵、砂糖をたっぷり使ったブリオッシュに、フランス・ヴァローナ社のチョコレートと、ラズベリーやバナナ、瀬戸内レモンなどのフルーツを混ぜ合わせたガナッシュをサンドしたシリーズ。
高糖度トマト「プチぷよ」を使ったクラッシュアイス ※2021年9月限定販売の予定
パン以外にも、不選別野菜の販売もあるそうです。今までにないベーカリーになりそうですね。
◆関連リンク
・神戸のパン|株式会社ケルン – 公式サイト
・八百屋のタケシタ – 公式サイト
・LANDMADE – 公式サイト