頑張らずにできる!美容師に聞いた冬のヘアケア法&使うべきアイテム
本格的に気温が下がり、冬本番がやってきました。冬のヘアケアで大切なのは、“どんなケアが必要なのか”、そして“どんなアイテムが必要なのか”を知ることです。
冬には、乾燥や静電気など、さまざまな悩みが発生しやすいもの。そこで今回は、美容師である野澤琢眞さんに、冬に必要なヘアケアとおすすめアイテムを紹介してもらいました。
乾燥ケア1:シャンプー&トリートメントを変える
冬は、なんといっても“乾燥”に悩まされやすい時期。そこで、冬は“シャンプー”と“トリートメント”を変えるのがおすすめです。
いわゆるモイストタイプのものを使うことで、乾燥やパサつきにアプローチできるでしょう。モイストタイプは通常のシャンプーとトリートメントよりも油分量が多く配合されているので、乾燥が気になる季節にはぴったりなアイテムといえます。
また、集中して乾燥ケアをしたいときは、“洗い流さないタイプのトリートメント”もモイストタイプのものを用意し、しっかりとつけるとなお良いでしょう。
乾燥ケア2:スタイリングの仕上げには「オイル系のスタイリング剤」を使う
この季節に大活躍するアイテムが“オイル系のスタイリング剤”です。
オイルタイプなので、冬の乾燥した髪をケアしながら、ほどよく髪に表情をつけてくれます。
オーガニックのヘアオイルのなかには、髪だけでなく肌にもつけることができるものも。一本で髪も肌も乾燥ケアできるとはうれしいですよね。
「オイルタイプは髪がベトつきそう……」と心配する方も多いですが、最近のオイル系のスタイリング剤は髪の浸透性が良く、ベトつきにくいものも増えています。安心して使えるオイルを探してみてくださいね。
また、コテやアイロンを使う前につけるのもおすすめ。熱による髪へのダメージをケアすることもできますよ。
静電気ケア:「ポリエステル素材」のブラシを使う
髪をとかすとき、ブラシや櫛を使いますよね。そのとき“プラスティック素材”のものを使うと、冬は静電気が起りやすく毛羽立ってしまいがち。
そんなときに活躍するのが、“ポリエステル素材”のブラシです。ポリエステル素材のブラシは静電気が起きにくいため、プロの美容師さんも現場でよく使っています。
また、ブラシや櫛を髪に通すときは、少し髪を湿らせてからドライヤーの熱を当てつつ通すと、より乾燥しにくく静電気も起こりにくいので、乾燥や静電気がひどいときは試してみてくださいね。
日頃使っているアイテムを変えたり、普段のヘアケアに少しプラスしたりするだけで、冬ならではの髪の悩みをケアすることができます。ぜひ試してみてくださいね。
【画像】
※ shutter_o、VGstockstudio、Microgen/Shutterstock