脚を上にあげるだけ!? ほっそり美脚を目指す「お家で5分」エクササイズ
この季節は寒さからくる運動不足や血行不良、それに加えて飲酒、つまみの塩分の摂取によって“むくみ”が出やすいですよね。脚がだるくパンパンになってしまうという人は多いでしょう。
しかし、むくみのツラさを感じていながらも、“むくみケアは面倒で疲れそう”というイメージが先行し何もケアしない人は少なくありません。
そこで今回は、ヨガインストラクターの高木沙織さんにお家で簡単にできるむくみケアの方法を聞きました。むくみを持ち越さず、簡単なケアでその日のうちにスッキリさせてしまいましょう。
むくんだら「持ち上げる」
脚のむくみを感じたらマッサージもいいけれど、それすら面倒……。そんなときは、脚を持ち上げてみてください。ポイントは、脚を心臓よりも高く持ち上げること。こうすることで滞りがちなリンパや血液の流れを促しスッキリ脚を目指せるといわれていますよ。
たとえば床に仰向けになり、壁に脚をもたれさせた姿勢もOK。スマートフォン片手にできるくらい簡単なむくみケアですね。
もう少し本格的にむくみケアをしたいという人は、次のエクササイズにも挑戦してみてください。
むくみケアのエクササイズ
ここでは、3段階にわけてエクササイズを紹介します。その日の体の状態に合わせて無理のない範囲で行いましょう。
【エクササイズ1】
(1)床に仰向けになります。
腕は体の横、手のひらは下に向けてください。
(2)右脚を高く持ち上げたら、つま先を伸ばしたり、かかとを突き出したりして、足首・ふくらはぎを刺激します。20回程度行ってください。
(3)反対側も同様に行います。
【エクササイズ2】
(1)床に仰向けになります。
※ エクササイズ1と同じスタートです。
(2)お尻を床から浮かせ、右脚は床と垂直を目指して持ち上げます。20秒キープしてください。
お尻・腰が落ちてこないように一直線の姿勢を保ちましょう。
(3)反対側も同様に行います。
【エクササイズ3】
(1)エクササイズ2の(2)から、床についている左脚のかかとを浮かせてつま先立ちになり20秒キープします。
(2)反対側も同様に行います。
エクササイズ2と3は、脚を持ち上げることに加えて“第2の心臓”と呼ばれるふくらはぎの筋肉をしっかりと使います。ふくらはぎの筋力低下は血液を心臓に戻す働きを低下させるといわれているため、鍛える習慣をつけてあげることがむくみケアにつながるでしょう。
ちょっと疲れている日やゆったりと過ごしたい日はエクササイズ1を、少し動いた方がスッキリする日は2や3を。もちろん1~3まで連続して行っても◎。ぜひ参考にしてみてくださいね。